こんにちは！亀﨑染工新人の橋口です！

亀﨑染工のあれやこれをゆるっとお話していくシリーズをつくろうかと考えているこの頃でございます。

というわけで、今回は亀﨑染工の仕事道具では欠かせない「刷毛」のおはなし！

カラフルな刷毛たちが染場を彩ります。

小さな刷毛は、緑、黄色、青、黒、紫、赤、橙でそれぞれ色分けして竹に収納しています。

竹じゃない入れ物は、カンカンのは蚊取り線香の缶です。

なんだか懐かしい雰囲気です。

染場は床までカラフルです。

染めているときに、ポタポタと染料や顔料が落ちたときのものが床もカラフルに彩ります。落ちたてはきれいです。

この日は黄色と緑がポタポタ。。。何を染めているのでしょうか？？？

大漁旗の龍を染めるのに使っていた黄色と緑でした！

龍かっこいいですね！

刷毛のサイズもさまざまで、細かいところは小さな刷毛、広いところは大きな刷毛で染めます。

写真で染めている龍のうろこは細かいので小さな刷毛で染めていますね！

同じ色でも細かいところと広いところで刷毛を使い分けるので、色数の多い日は、洗うとき量が多くて大変なのです・・・。

ですが、しっかり刷毛を洗わなければ、顔料が固まってガッチガチに刷毛が固まってしまったり、染料が残っていると次に使う時に前の色が出ちゃったりと大変なことになります。

刷毛ひとつ洗うのもとても大事な仕事なのです！

お道具を大切に丁寧に扱うことは仕事のクオリティにつながることだと思います。

そして今日も今日とて刷毛を洗うのでした。