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あの扉の向こうに『綴る先に何を求めて』

あの扉の向こうには


不意に落ちた心の溝に

なかなか這い上がれない時期があり

ひとりで呻き踠いていた。

出口の見えないトンネルで

ひたすらに戻り進む毎日を

灯もなくただ歩いていた。

やがて、闇に捕まり

三途のほとりに佇み

渡ろうとしていたボクがいた。

心でもリアルでも止まらない

流れ落ちる涙とその感情を

吐き出すために

ボクは綴ることを始めた。

自分勝手な想いも

身勝手な妄想も

叶う叶わないも関係ない

ボクの中にある言葉

それらをただ綴る毎日

それらを考えた現実

その記録を晒すあてもなく残している。

楽しい事も辛いことも

散りばめられた自己満。

その先に何か求めているのではなく

綴ることを求め続けている

その時間のボクを振り返るために



そんな『綴り続けるために、今日も綴り』、その時間に生きた証を残し続ける物語。。

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