あの扉の向こうには
「

飛び立つこと

そこから彼の地に降り立つ

何かを求めて。

辿り着いた安息の地

そこでめぐり逢えた人々

ただ全て叶うわけでもなく

やがて歪み、行方を見失う。

乾くことのない欲望と

愛することへの渇望が

自身を疲弊させ失望させる。

このままではいけないと

飛び立つ事を決意する

少し休憩したら

また羽ばたくよ。

新しい彼の地を見つけるため

『羽ばたく翼』を手入れして

次こそは安息の地で在らんことを

ボクはひとりでは

生きていけないから

次のアナタが待つ場所へ

」

そんな『降り立つ彼方へ』最後の恋を渇望する物語。。