つまらないか、おもしろいか?
あなたが物事を判断し選択するとき、何を基準にしているでしょうか?
例えば、受験における志望校を決めるとき、あなたはどうやって決めましたか?
家に近い学校?
今の偏差値でいける学校?
親の希望の学校?
例えば、仕事を決めるときはどうだろうか?
自分がやりたい分野?
給料がいい場所?
インターンした場所?
みんな大体こういう類の理由で、決めていませんか?
そういう理由で決断した結果、どういう現実が今ありますか?
『思ったのと違う…』
こんな感じじゃないですかね。
香川県の小豆島という島をご存知でしょうか。
名作映画『二十四の瞳』で有名になった場所である。
僕と同世代(20代後半)の人は、この名作のことをリアルタイムで観たことがないから分からないかもしれないが、女優の松下奈緒さんがスペシャルドラマでやっていたので、YouTubeなんかで観るといいと思います。
先生という職業の素晴らしさと、子供たちへの愛というものがこの作品を観るだけで実感できるでしょう。
さて、少し話は脱線しましたが、この小豆島、高校まではありますが、ほとんどの子供が進学とともに島を離れてしまうそうです。
もちろん、島には大学もありませんし、それほど就職先もないわけです、人の流出は必然の自体でもあります。
ただ、この島のすごいところは、ここ最近移住者や都内の学校に引けを取らないような先進的な高校教育で県外からの子供たちを逆輸入することで人口の流出を防いでいるところです。
なぜ小豆島には、人が戻ってきたり、新たに人が移住してきたりするのでしょうか?
ここを考えることが、一番大切なポイントです。
先ほども述べたように、先進的な学校教育があります。
島の中にあるオリーブ園には、東京で修業したシェフが小豆島の食材を使ったイタリアン料理をもてなしてくれます。(僕も今年のGWに家族でここに行って、オリーブを使用したジェノベーゼを食べました。窓から見る瀬戸内の海の景色は最高です。)
瀬戸内国際芸術祭という、数々のアーティストの作品が一同にみれたりします。(直島という島でテントウムシの作品の写真を観たことがある人は多いのではないでしょうか)
つまり、小豆島は『おもしろい』場所なのである。
だから住みたくもなるし、行きたくもなるし、教育を受けさせたくもなるのです。
だって、『つまらない』場所だと思ったら行かないでしょ、そんな場所。
そう僕らは、『つまらない』なら選ばない、『おもしろい』から選ぶのです。
サービスを提供するのも、ビジネスを展開するのも、人付き合いをするのも、生きていくのもすべて『おもしろい』から選ぶのです。
もし、『つまらない』ことを選ぶのなら、それはそれでまた面白い選択だけども、多分最終的には必ず『おもしろい』ことに向かっていくのではないでしょうかね。
レクチャ―
1.物事を判断するときの基準はなに?
2.人は『おもしろい』を選ぶ。
3.つまらないことを選んでも『おもしろく』なる。結局すべてが『おもしろく』なる。
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