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kami/ (かみひとえ)と読みます。手仕事の紙を残すため、「紙いちまいでできること」を探っています。303日の「世界の紙を巡る旅」を終え、本を出版して、愛媛県内子町に実験室を構えました。意味はなくても、わくわくすることを大切に。

マガジン

  • はじめに。

    kami / (紙一重)についての記事一覧。

  • そしてこれから 和紙の旅

    • 5本

    愛媛県内子町の伝統工芸・大洲和紙づくりを体験し、この地域でユニークな活動をしている人々に出会う旅の企画メンバーで運営するマガジン。 古民家ゲストハウスのオーナー、和紙職人、世界の紙のつくり手を訪ね、その魅力を伝えている人、和紙とデザインの可能性を試せる活版印刷工房をオープンした人、里山で人をつなぐ人など、多彩なメンバーで運営しています。 このマガジンでは、旅の告知や開催情報をお知らせしていきます。 この旅に参加した方や興味がある方はもちろん、紙、手仕事、旅、地域づくり、関係人口づくりなどに興味がある方もぜひ、ご覧ください。

  • 連載「足元」みそぎの暮らしごと

    里山で紡がれる日常の中で、 この地の人々の足元にあるもの。 ーーー 「足元」では、みそぎ地区の人たちへの取材を通して土壌にある文化や歴史、自然の移ろいを記録します。 このメディアが、自分の足元を見つめるきっかけになれば。この土地の言葉から、確かに立つための何かが見つかれば。 そう願います。

ストア

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    【ストックセール】サンプル・B品セット

    kami/の商品を作る過程でできた、サンプルやB品のセットです。 そのため、一部商品には破れや皺、ヨレ、欠け等があることをご理解の上ご購入くださいませ。 10〜20種類の紙や紙小物が入っています。 また、写真はセット内容の一例です。写真とは異なる内容のものが含まれている場合もございます。
    2,500円
    kami/(かみひとえ)
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    【ストックセール】端紙・B品セット

    kami/の商品を作る過程で出た紙の端切れや、B品の紙です。 手漉き紙、メモサイズの和紙、厚紙、クラフト紙、シール、封筒など10〜15種類の紙が入ったセットです。 B品商品のため、一部の紙には破れやヨレ、皺、シミなどがあることをご了承の上ご購入くださいませ。 また、写真はセット内容の一例です。異なる紙が入ったものが届く場合もございます。
    1,500円
    kami/(かみひとえ)
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    【ストックセール】サンプル・B品セット

    kami/の商品を作る過程でできた、サンプルやB品のセットです。 そのため、一部商品には破れや皺、ヨレ、欠け等があることをご理解の上ご購入くださいませ。 10〜20種類の紙や紙小物が入っています。 また、写真はセット内容の一例です。写真とは異なる内容のものが含まれている場合もございます。
    2,500円
    kami/(かみひとえ)
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    【ストックセール】端紙・B品セット

    kami/の商品を作る過程で出た紙の端切れや、B品の紙です。 手漉き紙、メモサイズの和紙、厚紙、クラフト紙、シール、封筒など10〜15種類の紙が入ったセットです。 B品商品のため、一部の紙には破れやヨレ、皺、シミなどがあることをご了承の上ご購入くださいませ。 また、写真はセット内容の一例です。異なる紙が入ったものが届く場合もございます。
    1,500円
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    ロクタ紙のミニ財布

    ネパールの手漉き紙 Lokta paper で作った小さなお財布です。 制作してくださったのは、岡山県笠岡市のSIRUHAさん。普段は布や皮で財布や鞄を作られているので、紙での制作にあたって縫製方法や加工などに配慮して制作してくださいました。 ⚫︎素材について 手漉き紙の中でも繊維が長く丈夫な Lokta paper を使用しています。 紙の両面にこんにゃく糊をたっぷりと塗布し、水や摩擦への耐久性を高めています。また、裏面に薄い布を貼り合わせることで紙が擦れても簡単に破れてしまわないようになっています。 長くお使いいただけるように工夫はしていますが、紙なので洗濯や汗、激しい摩擦にお気をつけて使っていただけますと幸いです。 ⚫︎財布の構造について たったひとつのファスナーを開けるだけで、お札、小銭、カード、レシート、すべてを取り出せます。内ポケットの小銭用の部分は、取り出しやすいように浅めに作られています。 ※構造の詳細は、SIRUHAさんのページでご確認ください。 https://siruha.jp/item0008/ |商品詳細| サイズ:9×12.5cm ポケットの数:2(外側1/内側1) 紙:ロクタペーパー(ネパール)手漉き、こんにゃく糊塗布 ※手漉き・手染めの製品のため、紙の厚さや色味にムラがある場合がございます。ご了承くださいませ。
    3,300円
    kami/(かみひとえ)
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最近の記事

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紙いちまいで、できること。|kami/(かみひとえ)

01 Home「紙一重」 それは、紙いちまいの厚さほどの僅かな違いのこと。 紙いちまいでできることの可能性に、わくわくし続ける。 紙いちまいの厚さほどの僅かな違いを、大切にする。 その先に、手仕事の残る未来がありますように。 そんな思いを込めて、2018年10月「kami/」という屋号を作りました。 02 Aboutkami/は、手仕事の紙を未来に残すため、紙の工房を訪ね歩き、紙を探究し、紙の魅力を言葉や写真、製品の形で伝えるブランドです。 大切にしているのは、「

    • kami/ のワークショップ・講座の一覧

      紙を作ること、紙で作ること。 kami/ は、紙 × ものづくりの楽しさをたくさんの方に気軽に体験していただけるように、ワークショップや講座を行っています。 会場は基本的には愛媛県内子町にある kami/ のアトリエですが、内容によっては出張やオンラインでの対応も可能です。 A. 紙を作る紙漉き体験〈30分コース〉¥1500/人 大洲和紙の端紙を使って、手漉きのリサイクルペーパーを作ります。 旅の思い出作りや、夏休みの自由研究としても人気のプランです。 紙に漉き込みたい

      • 手仕事に向き合う人たちに出会う『そしてこれから〜和紙の旅〜』in 愛媛県内子町

        現在の町や村の景色そして文化を作ってきた、これまでの“人の暮らし”の続きにいま私たちは暮らし生きています。 この町が築かれてきた“これまで”と、私たちがつくっていく“これから”に触れてもらいたい。この滞在をきっかけに、今後の暮らしのヒントや新たな気付きに出会ってもらえたら。そして、私たちの“これから”を一緒に築いていっていただけたら。 そんな思いで、『そしてこれから〜和紙の旅〜』という旅の時間を企画しています。 お申し込みはこちらから 旅の舞台旅の舞台となるのは、愛媛県の

        • saa paper|タイの柔らかな手漉き紙

          saa paper とはsaa paper(サーペーパー)は、saa という植物を原料に作られた紙の総称です。 saa はタイでの楮(コウゾ)の呼び名。楮は和紙の原料としても使われている植物ですが、日本とタイでは気候が異なるため同じ「楮」という植物でも成長速度が異なり、繊維の特性が違います。 また、日本とは異なる紙の漉き方や乾燥方法のため、完成した紙の風合いも和紙とは異なります。 この記事では、kami/ の紙を制作してくれているチェンマイの近くの工房での作り方や紙を元に、

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        紙いちまいで、できること。|kami/(かみひとえ)

        マガジン

        • はじめに。
          15本
        • そしてこれから 和紙の旅
          5本
        • 連載「足元」みそぎの暮らしごと
          4本

        記事

          植物に触れ、紙作りに向き合うために

          とてつもなく手間がかかる。 その割にお金にならない。 それでも、本当に大切な芯はそこにこそ存在している気がして、わたしはそれを残したいと思う。 木の皮から紙を作ること。 初めて紙に心惹かれた時から、何度も体験したり自分が体験を企画する側に回ったりした。よく聞く「紙漉き体験」ーー漉き桁で紙の原料を掬いとり、1枚の紙を作る体験ーーのあの漉き枠の中には掬いとれない何かが、木を紙の原料にするまでの工程に潜んでいる気がする。 「楮の収穫と紙を作る日」を開催します現在、kami/のお

          植物に触れ、紙作りに向き合うために

          kami/ 一部事業の長期休業のお知らせ

          はじめにいつも kami/ の活動をご覧くださりありがとうございます。 わたくしごとで恐縮ですが、第一子を授かり1月に出産を控えているため、12月よりkami/の事業の一部を長期休業いたします。お客さま・お取引先さまにはご迷惑をおかけいたします。 事業ごとの休業期間につきましては、下記にまとめて掲載しております。おいそがしいところ恐縮ですが、今後のお仕事に関わるご連絡をいただく前にはご確認いただけますと幸いです。 「紙に関わって生きていく」「手漉き紙を残すための活動をする」

          kami/ 一部事業の長期休業のお知らせ

          内子町の紙と紙の人を巡る旅「そしてこれからー和紙の旅ー」 今月の参加者の方が体験レポートを書いてくださいました!ありがとうございます🌿 https://note.com/kibacosaya/n/n6678dcaf3e39

          内子町の紙と紙の人を巡る旅「そしてこれからー和紙の旅ー」 今月の参加者の方が体験レポートを書いてくださいました!ありがとうございます🌿 https://note.com/kibacosaya/n/n6678dcaf3e39

          そこらのものに宿る 記憶と希望|連載「足元」vol.1 季羽敏江さん

          「銭にならんことぎりよ。でも、なんとか生きとるけんな。」 里山で暮らす知恵や生い立ちをたっぷりと聞かせてもらった後、敏江さんが朗らかに言う。 「ちっとも金持ちにはならなんだが、食うては行けた。難儀なことでも自分がやろう思ってやるんじゃけんの。誰ちゃやれとも言わん、やるなとも言わん。」 御祓(みそぎ)地区の人たちへのインタビューを行う連載「足元」の編集部が最初に訪ねたのは、カボチャ農家の敏江さん。80歳になっても「敏江さんは回遊魚」と地域のみんなから言われるほど、止まらずに動

          そこらのものに宿る 記憶と希望|連載「足元」vol.1 季羽敏江さん

          この土地での春を、初めて迎える|みそぎの春 2022

          みそぎ地区の人たちへのインタビューや、季節の写真を掲載しています。

          この土地での春を、初めて迎える|みそぎの春 2022

          愛媛移住1年。未だにわたしはこの町と人がだいすきである

          愛媛県内子町に移住してきて、もうすぐで1年になる。今日も今日とて、紙に触れ紙の話をした帰り道、しみじみと「ここに引っ越してきてよかったなぁ」と思う。 以前noteにも書いた通り(こちらの記事)、わたしは大学進学も含めると5回移住をしている。どれも自分の意志で住む場所を選びながらなんとなく満ち足りていないものがあって、大学以外の場所は1年ほど経つと別の場所に移っていた。だけど今回は、別の場所に行きたいという気持ちが全く生まれない。 それは内子に移住する前にある程度覚悟を決めて

          愛媛移住1年。未だにわたしはこの町と人がだいすきである

          連載「足元」|里山の土壌を作ってきた人たちの暮らしごとを記録する

          最後に暮らす場所は、ここがいい。 移住先を探す中で この土地と出会いました。 愛媛県内子町の街なかから山道を車で走ること10分。「御祓(みそぎ)地区」は人口230名、高齢化率50%を越える集落です。 なんてことない、と地域の人が言うこの里山には棚田があり、閉校になった後も大切に守られてきた小学校があり、かつて紙の原料を収穫していた歴史があり、今の生きた風景が続いていくことを願う人たちがいます。 田畑を耕し、思いを継ぎながら日常を続けていくこと。 この場所に住む中で大切に

          連載「足元」|里山の土壌を作ってきた人たちの暮らしごとを記録する

          「世界の紙を巡る旅」のアーカイブ

          はじめに2022年2月20日をもちまして、「世界の紙を巡る旅」にまつわる全ての展示やトークイベントが終了しました!旅に出ると決めた2018年から旅の303日間と帰国後の2年間に渡り、たくさんの方に応援していただき、いろんな場所に赴くことができました。 この期間に出会ってくださったみなさまへ、ありがとうございました。 #世界の紙を巡る旅 を掲げ続けた3年間、長く濃く楽しい時間でした。 旅の完結のしるしとして、旅の概要と帰国後の展示、アーカイブで視聴できるトークをまとめました。

          「世界の紙を巡る旅」のアーカイブ

          きっと今もあるはずの生活

          世界一周中、メキシコシティからオアハカに向かうバスの車窓には、カッサカサの大地が映っていた。 見渡す限り砂の地面にサボテンが生えていて、乾いた景色の中に不意に小さな集落が見える瞬間があって、「こんな場所でも人は生きていけるのか」と思ったことを覚えている。 旅を始めて1ヶ月と少し、25歳の誕生日を迎える前日のことだった。 今日、久しぶりに日が昇る前に家を出て電車移動をしていて、メキシコとは全然違う形の木と家々を眺めながら、2年半前のその景色を思い出した。 今、目の前を流れてい

          きっと今もあるはずの生活

          『世界の紙を巡る旅』の再販について 仕様と内容を変更して、新たに「普及版」を冬に出版予定です。 販売時にメールが届くフォームも設置してますので、よろしければご登録ください。 詳細は↓ https://note.com/shigotojis8888/n/na5bc37ac4336

          『世界の紙を巡る旅』の再販について 仕様と内容を変更して、新たに「普及版」を冬に出版予定です。 販売時にメールが届くフォームも設置してますので、よろしければご登録ください。 詳細は↓ https://note.com/shigotojis8888/n/na5bc37ac4336

          “辿り着いた場所”で始まっていく、そしてこれから

          自由に生きていく。 世界を旅する。 新しいことに挑戦する。 知らない場所に行く。 「はじめて」のことはいつだって、わたしをわくわくさせてくれる。 その傍らで、ふわふわしていてどこにも居場所がないような不安を抱えている。 どこへでも行ける代わりに、何かがすっぽりと自分の中から抜け落ちている気がした。 高校を卒業してから、三重・岡山・倉敷・世界一周・西粟倉と住む場所を転々とした。 ここでどんな日々が始まっていくだろうと胸を弾ませながら、でもきっとずっとここにいるわけではないの

          “辿り着いた場所”で始まっていく、そしてこれから

          【メディア掲載】 世界の紙を巡る旅が、雑誌とテレビで紹介されました! どちらもリンクから記事や動画をご覧いただけます。 ▪︎BRUTUS(934号3/1発売) https://brutus.jp/article/934/37172 ▪︎KSB(3/3放送) https://news.ksb.co.jp/article/14236491

          【メディア掲載】 世界の紙を巡る旅が、雑誌とテレビで紹介されました! どちらもリンクから記事や動画をご覧いただけます。 ▪︎BRUTUS(934号3/1発売) https://brutus.jp/article/934/37172 ▪︎KSB(3/3放送) https://news.ksb.co.jp/article/14236491