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南海電鉄で列車通過前に踏切が上がったらしい。

https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/240206.pdf

↑ 南海電鉄のプレスリリースです。

これによると、フックボルトが振動でレールに触れて電気回路上列車がいない事になってしまったと言う事なので、おそらく終動点付近でこのボルトがレールを短絡してしまったって事なんでしょうね。

踏切で気を遣うのは、列車接近でしっかり鳴動開始してくれることです。
なので踏切が鳴らない事に対しては色々対策(JR西ではATSの機能を併用)が行われています。
また、通過後はむしろちゃんと鳴り終わってくれることに気を遣いがちですから、早めに踏切が上がるって事に注意が行きにくいのはあると思いますね。

にしても、橋梁など短絡が発生しやすい所は、踏切の有無を問わず短絡に気を遣うと思うんですけどねぇ。
ちょっとお粗末と言われても仕方ないかな。

さらに、運転再開まで10時間ほどかかっている点もいけません。
終動点が怪しいって思わなかったんでしょうか?
通信が専門では無い私でも、最初に終動点が何らかの原因で短絡したと考えたのに・・・。

ヘタすると踏切渡ってる人の命に関わる事なので、他の条件もしっかり考えて絶対この様な事にならないようにして欲しいものです。

とは言っても、踏切って鉄道にとっては色々面倒な存在なので、無くしたいのが本音。
線路の上か下に道路を通して、踏切を無くせばこんな問題も起きなくなる。
問題はそれにかかるお金をどこが出すかってお話です。


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