みなさん、こんにちは。神尾です！

こちらのラジオは神尾あるみと七木香枝のふたりが、お酒を飲みながら（最近飲んでないですが）ゆる～く好きな本や映画についておしゃべりするラジオです。

なんと8回目！　そして三ヶ月ぶり！　お久しぶりです！

なぜこんなに間が空いたかといえば、ふたりとも〆切が大変まずかったからです。
久しぶりすぎて、ツイキャスのアプリの仕様が少々変わっており、神尾の操作がもたついています。すみません。
さらになぜか神尾と七木の音量に差があります。次回までに改善できるようがんばります。

【2020.10.11.】前編　七木のオススメ
キーラ・キャス『セレクション』シリーズ（ポプラ文庫）

前編では、七木がキーラ・キャスの『セレクション』シリーズ（全3巻）を紹介しています。

翻訳されるのがちょっと早かったかもしれない、ディストピア・ロマンス。
主人公のアメリカが、王子様の妃を選ぶ「セレクション」の候補者に選ばれるところから物語は始まります。
表紙のイラストどおり、三角関係のロマンスはもちろんのこと、舞台となる世界のディストピア具合にも注目。
今出せば、もっと売れるのではないでしょうか。
というわけで、少女小説好きのひとはぜひ、お手に取っていただきたい作品とのこと。

近々Netflixで映画化もされるようです。こちらは予告編。

電子書籍も出ているので、今からでも楽しめます！

【2020.10.11.】後編　神尾のオススメ
スティーブン・キング『ダークタワー』シリーズ（角川文庫）

後編では神尾が、スティーヴン・キング『ダークタワー』シリーズを紹介しています。

我々が、「死ぬ前に『十二国記』の続きが読みたい」と切望していたように、キングファンは「死ぬ前に『ダークタワー』の続きが読みたい」と切望していた時があったんです。
でもご安心を。全14巻（Ⅶ部構成）めでたく完結しております。安心してこの冒険に乗り出せる幸せを味わってください。

これは、キング版の「指輪物語」。
『ライラの冒険』みたいなパラレルワールドが好きな人にもおすすめ。

前書きの「あのとき俺も19歳だった！」というキングの呟きもいいです。

こちらは角川の特設サイト。

ちょっと宣伝をさせてください。

11月に、自分たちそれぞれ本が出ます。ご興味ある方はそちらもぜひ。
3ヶ月も間が空いたのは、だいたいこれらの作業ゆえです。

七木さんからは『大人だって読みたい！少女小説ガイド』を。
「懐かしいあの頃の本」から「いま刊行されている本」までの少女小説179作品をレビューしたガイドブックです。

装丁も出て参りました。かわいい！！

神尾からはこちら、『ようこそ紅葉坂萬年堂』を。
万年筆がテーマの物語です。日々に疲れ果てた主人公、綾瀬葵が万年筆と出逢い、めくるめく万年筆ワールドに足を踏み入れます。紅葉坂萬年堂店主の宗方志貴との関係にもご注目。

それでは、次回は11月を予定しています！
秋の夜長、お付き合いいただけると幸いです。