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お金がこわい「私」のQUICPayデビュー

8ページ目はお金のお話……というか「数字」が大嫌いな「私」のお話をしようと思います。そして、数字が嫌いがゆえに、なんとかペイとか、そういう目に見えない「数字」は余計に怖くて、ずっと避けていました――が、夫・のりんこくんの協力もあり、なんとか登録をして本日……QUICPayを使ってみました!

▼「のりんこくん」についてはこちら

さてさて、どうなったでしょうか?

数字は敵である

まずは冒頭にお話ししたように……そう!「私」は数字が大っ嫌いです。これは、むかーし昔、小学生をやらされていた頃からずっとです。勉強すればできるようになる!と教科書を読みながら帰宅(今思うと、ながら歩き、しかも子どもだったわけなので、とても危険ですね)しながらも、もう何も分からない。なーーんにもです。今と比べると、それはもうかなり短気な気質をしていた「私」は、分からない自分に腹が立って、路上に教科書を叩きつけたこともあります。

小学生でこれですから、中学生になり「さんすう」が「すうがく」になった時は、もう絶望でした。国語はそれなりに優秀、英語は平均かその少し下くらい。しかし、理数があまりにもひどすぎて、担任の先生に「松本……理数、もうちょっと頑張れないか?」となんだか悲しそうに言われたことが今でも記憶に残っています。

というわけで「数字」は「私」の敵です。

今回はお金のことをお話ししますが「私」は何センチとか、何リットルとか、とにかく「数字」そのものが分かりません。

結婚式の準備として工作をしていた時、のりんこくんに「3センチくらいにこれ切って」と紙を渡されました。「このくらい?」と指で測って見せると「いや全然違う」と言われ、結局のりんこくんに任せることに……。

このように「私」は、数字に勝てた試しが一度だってありません。担任の先生に言われて、テストのために、毎日毎日職員室に通い、数学の先生に何度も何度も質問をして準備をしても、その努力が実ることはありませんでした。そして「私」は「もういい!!!!専門的なことをするわけじゃないなら、電卓あれば解決!!!!」と、なんとも潔く敗北宣言をして生きてきました。

けれども「私」は昨年のりんこくんと入籍し、家計を預かる「妻」になりました。のりんこくんが一生懸命働いてくれて、家計が成り立っています。だというのに「数字は敵!知らん!」などと言っている場合ではありません。

そこで「家計簿をつけよう!」と結婚してすぐ、初心者にも優しいという家計簿を検索しまくり、評価の高かったものを購入。

お金という名の恐ろしい「数字」と、再び戦うことになったのです。

家計簿をつけたところで……

家計簿をつける。これそのものはできました。けれど、変にこだわる……というか神経質な「私」は、レシートの数字を家計簿に書き写すにしても「これは何費に入れる?」「食材って書いても曖昧で分からないから、牛乳って品名を書いた方がいい?」とあれこれ考えることに労力を使って、肝心の「計算」ができなかったのです。

さらに「一気につけるの大変だから、毎日帰ってきたらここにレシート入れておいてね」と頼んでおいたのりんこくんも、始めはササッとやってくれていたものの、気づけば月末になってドバーッ!と「忘れてた!」とお財布から大量のレシートが……。さらに、家計簿を時々は確認するのりんこくんに「何がどうなってるのか分からん」と言われ「こんなに一生懸命書いたのに!?あっ、でも、私も書き写すことはできても理解できてないから、他の人が見たら余計に分からないんだ……」と絶望。「松本……理数、もうちょっと頑張れないか?」という担任の先生の言葉を思い出しました。

そして、ダメ押しとばかりに始まった軽減税率……!

「だから数字はダメなの!分かんないの!!」と、ドシドシ床を踏みつける私に、のりんこくんは「そんなの全部10%って思ってりゃいいよ」と言いましたが、その「10%」も「私」にはむずかしすぎる……というか、分からないのです。

そしてQUICPayデビュー

月の終わりが近づいてくると、のりんこくんは私に言います。

「いくら残ってる?」と。

のりんこくんも銀行のWebサービスを使えばチェックできるのですが、私の口座管理アプリから見た方が楽だからと、毎度言われて毎度見せていました。そして「何にいくら使ったかな?」と家計簿を開くわけですが、前述の通り意味が分からん状態。私は私でレシートを取っておいて管理していた(つもり)だったのですが、こまめにレシートを出さないのりんこくんが、いくら使ったのか?その内訳を、私は家計簿をつけているはずなのに分からないですし、のりんこくんも私のレシートをチェックなんてしませんから、夫婦二人で暮らしているというのに、お互いがお互いの使ったお金の内訳なんて知らなかったのです。

そして、キャッシュレスの大波。

現金払いでモタモタしていると(気のせいかもしれませんが)感じる「さっさとしろよ」という後ろからの圧。軽減税率。口座アプリを開いては「何に使ったっけ?」「家計簿がどうなってるのか分からん」と言われ――結果、何を思ったのか……というか、恐らくはトロピカルハイテンションな躁状態だったのでしょう。「数字」は怖い。見えない「数字」なんかもっと怖い。それゆえの現金派だった「私」なのに「そうだ、キャッシュレスにしよう。即時引き落としのやつ。えーと……なんとかペイだ!」と思いついたのです。そして、レシートを写メるだけで自動的に何もかもを記録してくれるアプリ・Dr.Walletを見つけた私は「これだ〜〜!!!!」と、さらにハイに……。

Dr.Walletは口座の管理もしてくれます。「私」のように神経質に記録しなくても、分かりやすく内訳を登録してくれますし、口座の情報をすぐに反映してくれるわけなので、一日に何に、いくら使ったのかもすぐに分かる。「私」が自分でも読み解けない家計簿より、ずっと分かりやすい!

けれど「チャージ式だったりすると、余計に内訳が分からなくなる……?そもそも、調べれば調べるほど、なんとかペイって色々ありすぎて分からない……」と悩んでいたところ、我が家の家計はみずほ銀行で管理していて、デビットカードの電子版としてQUICPayが使えるらしいと知った私は「よーし、これやろ!!!!」とすぐに、もろもろの登録作業を始めました。

これなら、お会計中に「さっさとしろよ」という圧を感じずに済む!それにDr.Walletがあれば「私」のつける「これが家計簿……?」と首を傾げられる問題も解決するし、のりんこくんに「口座の残り見せて」と言われても、パッと出せる上に「何に使ったんだ?」というのも言葉で説明せず、画面さえ見せれば即解決じゃないか!!!!

こんな風に、我が家にQUICPay(と、Dr.Wallet)が導入されました。

QUICPay「QUICPay!」

しかし「初めて」がつくものは、何もかも苦手な「私」です。それに、お金という「数字」に対する恐怖も加わったわけですから、まず最初の一歩が踏み出せない。だからといって、ドドーンと力強いキャッシュレス決済の波に押し流されては「この先どうなるんだ?」という不安も生まれます。

そこで本日、出先でのお会計時、私は恐る恐る言いました。「QUICPay使えますか?」と。すると、店員さんが「少々お待ちください」と言って戻ってきた時、その手には機械。機械類も苦手な「私」は、澄ました顔して大混乱でした。「えっ、どうするの!?」と。まぁ画面に「かざせ!」と分かりやすく表示されたので、なんとかなったのですが……カードリーダー(バーコードリーダー?)にスマホをかざして数秒後、機械が「QUICPay!」と声を上げました。正直これが一番ビクッとしましたね。Suicaみたいな「ピッ!」じゃないんだQUICPayって……なんか分かんないけど……すごい……。

この後も、私は澄ました顔してお店を出ましたが、心の中では「ワーッ!」だとか「キャー!」だとか、とにかく歓喜、歓喜。自分自身に拍手喝采。なんたって3歳なのにできたから!!!!

初QUICPayの感想

QUICPayを使った時の「QUICPay!」という声にもビックリしましたが、みずほ銀行のアプリで引き落としをすぐに確認できたこと、それに加えてDr.Walletではレシート撮影(手入力もOK)により、内訳も記録できたことに感動!あんなに神経質になっていて「正直こんなことは私には荷が重すぎる……」と、毎月末おっきな溜め息に苦しんだり、情けなさで潰されてしまいそうな気持ちから解放されそうだ!というのが今の「私」の感想です。

今日初めて、しかも「誰か」と一緒ではなく「私」一人で!使ったわけなので、ちょっとワクワクしすぎなのかもしれませんが、長年「数字は敵である」と避け続けていた「私」には、大きな改革となりました。まぁ「私」が数字に勝てたわけではないですし「私」が頑張ったのは登録作業だけですが。

けれど、こうして勇気を出してQUICPayを使ってみた結果、少しはお金という名の「数字」とうまく付き合うことができるようになる…………かも?


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それでは、8ページ目はこれでおーわり!

私という「個」を応援してくださると嬉しいです。このnoteで行っていきたいあなたの「進化」のお手伝いにて、恩返しできればと思います。