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アドバンスド・オープンウォーター・ダイバー(AOW)のライセンス取った

自己紹介の記事にほんの1行だけ書いた記憶ですが、去年からダイビングを始めました。🤿

で、やっと今月でアドバンストオープンウォーターのライセンスまで取ることができたので、その過程とか書こうと思います。

そういやダイビングの日記とかブログって、ダイビングショップなら必ず書いてるようなんですが、個人で書いてる人ってあんまいないですね。

確かに毎回ログ付けするから、改めて同じことを記事として書く意味がないというか、普通に手間だからですかね。私が書かない理由はそれなんですが。

今回は今までのダイビングログを少しまとめた感じ + ダイビングにおける目標とか思いとかをつらつら書きます。後者が中心かも。

●なぜスキューバダイビングを始めたのか

理由は単純。水が好きだからです。

水なので海に限りません。海も川も湖も、水に関わることであれば基本的に大好きです。中でも海が一番好きです。🌊

小さい時から海行ったり川行ったり湖で泳いだりとか、とにかく水に関するアウトドアを継続していて、基本的にウォータースポーツ関連はやったことあるものが多いです。

もっと言うと、水に接していることが好きです。なので、夏のビーチでパラソルの下でのんびり。。とかにはあまり興味が。。ない。。

私には大学生の時に継続していたマリンスポーツがあったのですが、いろんな都合で社会人になってから続けることが難しくなりました。季節を問わず、週1は海に出かけていました。

それ以降、海に行くのは、普通に夏に2,3回程度に減ってしまい、大変物足りない思いをしていました。

他にも年中できるマリンスポーツがないか考えた結果、思い浮かんだのはスキューバダイビングでした。

元々興味あったのですが、やっていなかった理由があります。

それは、本能的に危なそうと思ったことはしたくなかった、です。
これだけ見ると当然のようですが。

私は慎重な性格です。臆病、悲観的と捉えてもいいです。
基本的に日常生活で窓を開け閉めする際も、かなり周りに最新の注意を払っており、ナイフが飛んでくるかもくらいの想定はしています。

私のところを訪ねてくる場合は事前の知らせなしには、絶対にドアは開けません。応答ですら基本しません。

人間いつ空の星になるかわからんと思って毎日生きてます。ほんとに。

地上ですらこんな感じなので、環境が違う水中で何か起きたら間違いなくやばいと思っていました。

マリンスポーツが好きなのに変なの、と思うかもですが、
スキューバダイビングほど長いこと水中にいるスポーツは経験がありませんでした。

スキンダイビングや水泳はしてましたが、せいぜい数分しか潜らなかったし苦しくなったら上がれば良いです。

スキューバは苦しくなったら上がれば良い、の法則1つでは通じないことがなんとなくわかっていました。つまりスキューバの場合、何か起きたら一人ではどうしようもないという場合もあるのです。

そこが今までやってきたスポーツとは大きく異なる点でした。

注記しておくとスキューバは基本、2人でバディを組んで潜るという大原則があり、安全面の対策はかなりされているスポーツではあるんですが、

それってつまり、バディに自分の生命がかかっているというケースにも遭遇するってことなんですよね。いや本当に。。

私はそれが気になりなかなか手を出せませんでした。

そんな本能的に許可できないスポーツだったのですが、
海にいたいという欲求に負けた
自分ででき得るあらゆる安全対策を可能な限り行う、
という方針を立てた結果、始めることに。

結果、月1で海に行っています。
月1なのは、単純にお金と時間の問題ですね。これらは残念ながら有限なのだ。。

●アドバンスド・オープンウォーター・ダイバー(AOW)

あまりライセンスについて詳しく説明するつもりはないのですが、話をスムーズにするため、簡単に。

ダイビングにはライセンスのランク的なのがあります。

最初にライセンス取ったぞーで取れるのは、オープンウォーターライセンスというやつです。

アドバンストオープンウォーターライセンスというのは、その2つ上くらいのランクのやつです。(PADIの基準でいうと)

スペシャルティ、というのがあるんですがこれを最低3つ取っている場合にアドバンストオープンウォーターライセンス(以下AOW)が取れるんですね。

それを取りましたよ。という話です。

ちなみにこれを取ること自体は簡単です。普通にダイビングを趣味でやっていればこのレベルの人はざらにいます。その理由はこの後書きます。

●AOWを取って何したいのか

ではこのランクをとって何が良いのかというと、より安全面の知識が増えるという利点が個人的には大きいのですが、一般的に言うと潜れる場所が増えます。

よくみんなが潜りたいと思ったりするところは、AOW以上を持っていないとダメ、ということがあります。(日本も海外も。)
なのでそれなりにダイビング経験がある方々はAOW以上のライセンスを持っていることがざらなのです。

そして、私にももちろん潜ってみたい場所があります。

それが中国の千島湖。

見てお分かりのとおり、遺跡が湖に沈んでいるのです。

ダイビングを始めたもう1つの理由でもありますが、海と同じくらい遺跡が好きです。中学生くらいに将来の夢を初めて真面目に考えたとき、なりたいものは考古学者でした。

今は違うけど。笑。好きだからと言ってそれを仕事にしたいかというとそうではなかったのです。。笑

地上にある遺跡もまだまだ見たいものは多いですが、ダイビングを始めたことで海中にある遺跡というのも視野に入るようになりました。

ここのガイドをしているショップがあり、その条件に

・アドバンストオープンウォーターライセンス(AOW)以上であること
・ダイビング経験50本以上であること

この2つが入っていました。

そのショップでいくかどうかはわかりませんが、1つの基準にはなります。

私はまだダイビング経験は20本くらいなので、まだ全部の条件を満たしてないです(てかCovid19のせいで海外に行けるのも数年後になりそうだが)。
でもとりあえず1つは条件を満たしたぞって感じですね。

他にも行きたいところがありそれらはやはり上級者向けで、AOWを取っていないと予約すらできないので、とってよかったです。

ちなみに別に上級者向けじゃないと綺麗な景色が見れないとかでは全くないです。

私の好みが、魚たくさん!鮫!ホエールウォッチング!イルカと泳ぐ!とかよりも

沈船!洞窟!遺跡!とかの方が興味があるだけで、

そういうのは比較的上級者向けになっていることが多い(気がする。多分。)だけです。

理由はよくわからないですが、遺跡の保存状態が良い条件ってのは、水が冷たいとか、水深が深くて劣化の原因となる太陽の光が当たらないとか、いろいろあるんでしょうね。(千島湖の遺跡の保存状態が良い理由はそれでした。)

特殊な地形ってのは、特殊になる要因があるわけで。

きっとそういう環境は人間が生きる環境とは大きく違うんだろな、と思われます。なのでそれなりに経験が必要なのかな。憶測だけど。

●AOWを取るまでにしたこと

AOWをとるまでにしたことをサマリすると、

・アドベンチャーダイバーライセンス(ADV)を取る
・3つのスペシャリティを取る
・ダイビング経験を20本以上積む

の大きく3つです。

ちなみにこれは、AOWを取るための条件とイコールではないです。
AOWを取りたいだけなら、3つのスペシャリティを取るだけでOKです。

ただ継続していると勝手にここら辺は既にやってた、というのは普通にあることのようですね。

・アドベンチャー・ダイバーのライセンス(ADV)を取る

これは簡単でした。ナビゲーションとディープの講習を受ければ済みます。

スペシャリティを取るまではいかなくて、スペシャリティをとるのに必要なダイブ数の半分くらいをやれば、このライセンスが取れるらしいです。

詳しくは担当のインストラクターさんに聞いて欲しいですが、とにかくAOWを取るよりは断然楽ちんです。

ちなみにディープが入っているので、この当時のダイビング経験としては一番深くまで潜った気がしますね。(レックスペシャリティではそれを超えてきたわけだが。。)

確か25メートル前後。

・3つのスペシャリティを取る

興味があるスペシャリティはかなりあったし、今もあるんですが、とりあえず真っ先にとったのは以下の3つ。

・ボート
・ドライスーツ
・レック

ボートはそのままですが、ボートからダイビングする時の知識と実践です。

ドライスーツもそのまま。ドライスーツを着て潜った時の知識と実践です。

やったことない人は想像つかないかもですが、ドライスーツは普通のウェットスーツとはだいぶ違うので、潜り方のコツっぽいのがあるのです。

真冬でもウェットスーツで海中ダイブしていた私には、ドライスーツ用の講習がある意味が最初はさっぱり理解できなかったのですが、

ドライスーツを着て何回目かの時に、ドライスーツ特有のトラブルに当たって、その時に講習時に習ったことを思い出してリカバリーできたときは、あ、受けといてよかったわ。。と思いました。

あとはやはり30分以上海中にいるので、冬は寒いです。寒いと思ってもすぐに陸に戻れないことがほとんどですので。。

最後はレック。これはWreckですね。沈船ダイビング。

講習は熱海の旭十六号でやりました。見渡す限り、魚とサンゴでしたね。

ペネトレーション(ここでは船内に入ること)をした時が一番深くて、推進28メートルとかでした。ここ最近で最も印象的な経験でした。

ただ、他のダイビングスポットと比べてかなり深いため、普通のボンベでは海中にいられるのは30分が限界です。(ボンベの空気が足りないのではないです。窒素的に限界なのです。詳しいことはライセンスをとるときに勉強を。)

・ダイビング経験を20本以上積む

これに関しては頑張って20本潜ろう!って思ってなくても気づいたら20本行っていたという結果です。

月1ペースで行ってたら、このくらいはいきますね。

人によってはインストラクターでもないのに、1年で100本を達成したとかいう訳わからん人もいたけど(けなしてるんじゃないです。口が悪いだけ。。笑。すごいなと思ってます。)

私の場合、講習系の方がまだ圧倒的に多くて、ファンダイビング(講習以外の遊びのダイビングのこと)は少ないです。

ちなみに行って良かったと思ったのは、かの有名な「伊豆海洋公園」でした。海も綺麗なのですが施設も綺麗で、海中ポストという面白いサービスをやっているところでした。

ただ一番はどこかと言われたら、熱海の旭十六号でしたね。
今のところ、これに勝るスポットには行けてないです。

●最後に

いつも書いてる技術ネタとは全く関係ないことを書きました。

海は私の人生の重要な位置を占めるなので、書かねばとなぜか奮い立ったのでした。

マリンスポーツはお金がかかることが唯一にして最大の欠点だといつも思いますね。(※個人の意見です)

中でもスキューバは、他のマリンスポーツに比べ、比較的財布の厚さに上達速度が左右される気がします。実はそれも手を出してなかった理由の1つだったり。

でも海は精神安定剤なので繋がりはなんらか保っていきたいです。

終わり。

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