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何をしてもらうかではなく、何をしてあげられるか考えよう!

私は仕事ができません。仕事の能力が低いです。

もちろん一生懸命しているのですが、物忘れや勘違いが多く、仕事を覚える学習能力が低くて、仕事のスピードが他の同僚よりかなり遅いです。

ですから、人事評価も最悪です。人事評価が悪いと、異動ができません。

上司がおっしゃるには、私は他の部署では評価が低く、仮に私が異動を希望したとしても断られるのだそうです。

私の職場では3年おきに部署を異動する人たちがほとんどなのですが、私の場合は(辞めない限り)たぶんずっと今の部署のままだと思います。

それでも。

私は家族を守り続けるために、社会に貢献する一環として、今の会社で働き続けるつもりです。

そして、どんなに仕事ができない人が私のいる部署に異動して来たとしても、本人が頑張る意思がある限り、絶対に見捨てないつもりです。仕事ができない人の気持ちは嫌というほど分かります。

異動して去っていった過去の同僚からは、はっきり言って必要ないとか、病休でいない方が出勤されるよりマシだとか、何度言えば分かるんだとか、なんで分からないんだとか、よく言われたものです。

そんなひどい言葉、私は絶対に他人には使ったことないし、今後も言わないつもりです。

誰か職場で困っていたり肩身の狭い思いをしている人がいたら、絶対に助けてあげたいと思います。

職場や同僚への恨みから、職場への貢献へ。私はこの数年で劇的な変化を遂げることができました。

もしあなたの職場や家庭がひどい状況だとしても、心に強い芯を持っていれば、それはあなたに乗り越える力を与えてくれると信じています。

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