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やってよかったDIY 棚に望遠レンズの置き場を設置する

目標1,000円以下

一眼レフ用望遠レンズのスタンドを作りました。

背景
・コロナ渦でカメラを使わなかった事もあって、気付いたら、望遠レンズの内部にカビまたはくもりが見えた。
・メーカーのサービスにオーバーホールを依頼、レンズ及びISユニットの交換、5万円出費。痛かったー。

そこで
再発しない様にメンテナンスを出した際にもらう報告書に従う事にしました。

実施内容
メンテナンスを出すと完了受け渡し時に報告書が付いてきます。
その最終面に「HOW TO メンテ」とあり、メンテ内容に関した記事が載ってます。
鉄則① 湿度の高い場所で使った後は、しっかり乾燥させてから保管する。
鉄則② 引き出しや押し入れなど、湿った空気がたまりやすい場所に保管しない。
鉄則③ 定期的にズームリングなどを動かし滞留した内部の空気を入れ替える。
鉄則①③は実施するのみです。
鉄則②は自分が生活している環境で風通しが良い場所に置いておけばいい、との事。さらに直射日光を避け、安定して置ける事が必要です。

置き場の確保 ここからが本題
これまでは、カメラバッグの内装を取り出し、レンズを縦置き。
これだと風通しがちょっと悪いし、倒れたりして危険。

これまではこんな感じ。かなり雑。

カメラ店の様にマウント側を下に縦置きできるスタンドを自作する事にしました。
コンセプトは「風通し良好」「倒れない」「1,000円以下」です。

用意するもの 
 ※
CANON300mmF4Lと70‐200mmF4Lを1本ずつの場合。
・木の板 無垢材 1枚(集成材や合板でもいいです)
 サイズ:15㎝×20㎝×1.5㎝ 
 ホームセンターの端材売り場で150円位のものを選びました。
・ダイソーで売ってる「鉢スタンド ニ段 サークル 内寸約9㎝」2個
 100円/個(税抜き)
・コルクのシート 厚さ2㎜ 100円(税抜き)
 これらを使ってこんな感じの物を作ります。

完成イメージ

製作開始です。
1.板に穴を開ける場所を鉛筆などで印をつける。

2.ドリルで穴を開ける。

近所のホームセンターでボール盤を借りました

  ドリル直径:4.2㎜。
  穴の深さ:8㎜(板の半分)位。すべての穴の深さは同じにする。
◇ポイント1:鉢スタンドの足部の直径は4㎜ですが、穴の位置が微妙にずれたりすること、接着剤が入り込む代を残す、などの意味でちょっと大きめに穴Φ4.2㎜を開けます。
◇ポイント2
穴を1個開けたら、その穴に鉢スタンドを合わせて(細い方)、残りの足の位置の目印が合っているか確認。ずれてたら目印を修正。

3.高さチェック:鉢スタンドを穴に入れる。
  押し込んでガタつく場合は、浅い穴をちょっと深く追加工。

鉢スタンドを入れて、高さ、ガタつきをチェック

4.鉢スタンドを一度外して、開けた穴に接着剤を塗る。
  接着剤を鉢スタンドの足側に塗るとはみ出しちゃうのでご注意。
  接着材は「セメダイン スーパーXクリア 超多用途」を使用。

5.鉢スタンドを再度挿入、接着剤が乾くまでまつ。

6.コルクシートを円形に切る。
  キャノンEFマウントのカバーは直径約55mmなので直径60mmくらい。
  オルファ社の「コンパスカッター」が便利。

コンパスカッターで切る
2個製作

7.板に両面テープで固定する。

センターに合わせて貼る

完成
レンズを置いて完成。

完成

おまけ:カメラ置き場も追加で製作

おまけのカメラ置き(左側)と合体。

棚に設置

収まりました。
レンズ上部は取り出すためのスペースが必要です。
左側は空間があるのでレンズ等の置き場にしてみました。
上に伸びる棒:ここに布などをかけて日よけ対策。

棚に収まりました

結果
材料費:450円+接着剤(工具代は別)
倒れない、風通しも良好、出し入れも容易で、そこそこ使えてます。
今回は風通しの良い所に置く事が目的でしたので、埃が対策は別途検討が必要です。今回はこれでおしまいです。


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