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(追記あり)24’J2第10節 長崎vs徳島 +ルヴァンカップ長崎vs磐田 私的感想文


大勝の徳島戦




まず試合開始前のお話。選手たちは入場の際に大怪我を負った飯尾竜太郎へのメッセージを込めて【2 with RYUTARO】のシャツを着用。粋な計らいであるし、応援する僕らとしても彼の復帰をJ1の舞台で祝おうという気持ちを新たに強く持たされた。

復帰を待ってるから、焦ることなく完治させて戻ってきてな!ゴール裏からの竜太郎へのメッセージ段幕の写真探してるんだけど出てこない

無事に復帰して、また魂のこもったプレーを見せてくれることを楽しみにしてるよ!


必然の驚愕


2024 4/13 明治安田J2リーグ 第10節
〇V・ファーレン長崎 6vs1 徳島ヴォルティス●

長崎サポーター目線としては嬉しい限りな大勝であるし、こんなスコアになるとは思いもしなかった。が、いちサッカー好きとしては「まぁそりゃこうなるか…」とも思えた徳島戦。

徳島の守備の未整理ぶりを長崎が徹底的に突いていった試合だったのかと思う。なので、この試合だけを取り上げて「長崎強え!!!」とか急に持ち上げだすのは少し違うなと思うけども、
でもやはり長崎サポーターなので6ゴールは嬉しい限りである。

徳島の守備については他所のことなので詳しくは触れないこととする。

1失点について苦言を出す人のコメントも散見されたが、そんなことは選手たち自身が一番解っていてここからまた反省し改善していくのだと、試合後の選手たちの表情と秋野のプレー解説動画を見れば…いや、今年の長崎の選手たちのここまでの様子を見ていれば解るはずだ。

そして、ビルドアップミスからカウンターをもらうシーンが実はそこそこ多かったことへの対策もきっちりこなすはずである。

大丈夫だ。今まで試合ごとに成長してきた今季の長崎なのだから。


スーパー



さて、6ゴールどれもが素晴らしいゴールだったが、まず触れたいのはエジガルのハットトリック。後半開始早々での達成は凄い。隙を見逃さない男であり人が良さそうな顔をして容赦がない男、エジガルジュニオ。契約更新してくれて本当によかった。

2021シーズン以来のハットトリックではなかっただろうか。


スーパーゴールと呼びたいのは4点目の笠柳翼のゴールと5点目のフアンマのゴールだ。

今年の広報は「超絶」って言葉が好きである。

さて、同じ名前を持つスーパー主人公が活躍するどこぞのマンガでも言われていたことだが、後ろから来たパスにダイレクトでボレーシュートをキメるのはとても難易度が高く、今までのチャンスをなかなか決められずにいた笠柳の今季初得点がコレというのはなんか不思議な気分だ。

そして得点後の松澤海斗が一緒になって喜んでる姿はとても素敵な場面だ。同じポジションをあらそうライバルでもありながら良き仲間でもあることを感じさせられた。


多分一番喜んでいたのは海斗だった。いい関係である。


ちなみに現地で見ていた僕の反応は

パスが出た時→「おお!!」
ゴールが決まった時→「うおおおおお!?!?」

てな感じである。


精悍になった顔付きを見せたかと思えばこの笑顔である。


そして我らがフアンマ将軍の5ゴール目だ。


もう笑うしかないような驚愕のゴールだった。なんなんですかそのターンは。なんなんですかその落ち着きは。

マルコスからのパスを受けてのターンは元オランダ代表でイングリッシュプレミアリーグの雄 アーセナルの伝説的選手ベルカンプのターンのようだと絶賛されたらしいが、下の画像のコメントを残している。おちゃめさんめ。


V・ファーレン長崎公式Xより

ちなみにベルカンプのターンはこちらである。

戦う舞台のレベルの違いはあれど、ターンの後にさらに2人かわしてる分フアンマの方がすごいかもしれないと僕は思ってるよ。

カッコよすぎるんすよ。そしてこの出で立ちの男がホーホーホーだの言うからサポーターはたまんないわけですよ。



なお、右ウイングの役目を持ちながらなぜかあの位置に切れ込んで鋭い縦パスを刺したマルコスにはアシストがついた。推し選手なので嬉しい限りだ。

兄弟仁義


進化する広報


さて、広報チョイスのプレー集なるものも出してくれている。

このサムネのジャンプ力よ…

去年から長崎運営のこういう「サッカーそのものにフォーカスした発信」や「選手をピックアップした発信」というのは本当にありがたい限りで、他のどのチームよりも色んなことをサポーターに届けてくれてると思っている。

僕個人は今のV・ファーレン長崎の広報や運営には彼ら自身に起因する不満は何も持っていない。むしろ「こんなことまでいいんですか!?」と言いたくなることばかりだ。

ありがとう運営。ありがとう大賀さん。


Leverkusen Allez


V・ファーレン長崎と業務提携?しているドイツ ブンデスリーガのレバークーゼンがなんと無敗での優勝を達成!

我々のvs徳島戦は、彼らの優勝が決定する試合直前に行われたことからレバークーゼンのチャント、Leverkusen Allezの斉唱と同時に横断幕が掲げられた。

チャントの公式動画はなかったはずなのでここには載せません。よかったら検索かけてみてください。

リーグ戦もまだ試合が残っていることから「シーズン無敗」が確定したわけではないが、優勝へ至るまでの道では無敗だったという恐るべき快挙を成し遂げたらしい。(なんと現段階で公式戦43戦無敗記録継続中。39勝5分)

ちらっと目にしたが長崎のLeverkusen Allez のアレンジチャント、V-varen Allezを使用している今シーズンの清水戦から無敗記録継続中らしい。(厳密には直前のルヴァン愛媛戦から無敗記録継続中だが細かいことは気にすんな)

レバークーゼン側からなんらかのリアクションがあったかどうかはわからないが、我々としては、友?先輩?の偉業達成にすこし誇らしい気持ちになれてしまう。


データ的なもの


最後にこの試合のデータサイトを載せておく。何らかの参照にもらえれば。

結構下の方まで面白いデータが載ってるので興味がある方はスクロールしながらじっくり見ていってほしい。




ルヴァン 磐田戦


公式LINEより


守り勝ち


J2徳島戦とはうってかわって守り勝った試合となった。

2024 4/17 YBC ルヴァンカップ 第2回戦

〇V・ファーレン長崎 1vs0 ジュビロ磐田●


謎の編集になってるのは長崎のせいではないので気になさらないように(笑)

勝ちゃいいのだ!って意見もあるが、そもそもこの勝ち方ができるのはすごいと思う。試合が終わってピッチに倒れ込む長崎の選手たちがとても印象的だ。本当によく頑張った…!!!

磐田のシュート本数は恐ろしい数になっているが、それに対して枠内シュートが極端に少なかったのは長崎の粘り強い守備があってのものというのも大きかったはずで。また枠内に収めるべき場面も外してしまったのはその守備があった故のプレッシャーに気圧されてのことだったのかもしれないし。

こういうギリギリの試合をなんとか制す姿はついつい感動してしまう。

試合感想


そもそもが去年うちより上位であって、今年はカテゴリー自体が上にいる格上である。サブメンバーとはいえクオリティが高い選手が揃っていることは言うまでもない。こちらもサブメンバー主体ではあるが。というわけで、散々攻められた試合にはなってしまった。

長崎の選手たちに目を向けると、防戦一方となったのはそのクオリティの差に加えて、やや自分たちのミスから招いた状況というのも大きかった。
個々の出来は全員がそう悪くなかったと感じたが、ちょっとしたズレが随所に出てたのは試合勘の無さ故か連携の未成熟故かと感じた。
ここはスタメンどころか交代メンバーまでほぼ固定化していた弊害もあるのだろう。もちろん強みもあってのことだが。下平監督のマネジメントによる改善に期待したい。

それでもワンチャンスをモノにして勝ってしまえるのは強いと思う。

守りに守って勝ちを奪えたことは素直に誇っていいし、元から苦手としてる…しかも別にチーム状態が悪いわけではない彼ら相手にこうなることはある程度予想もできてたはずだ。

次J1でやる時は堂々と五分以上の試合をみせてやればいい。

ごく個人的見解なので別の考えを持ってもらっても全く問題ないのだけども…

ジャイアントキリングとか下克上と呼ばれて気分を害する人も多少いたみたいなのでちょっと書かせてもらうと、僕はそう呼ばれても構わないと思ってる。だって同じカテゴリーで戦ってたのは去年であって、今年は磐田さんカテゴリー上だし。=事実として上にいかれたんだし。

今年の長崎が強いというのは長崎サポならわかってる事だと思うけども、
「下克上じゃなくて普通に勝ったんだよ」「ジャイアントキリングとかいうとウチが小物みたいじゃん」みたいな意見もわからんでもないけど、
今は「現時点でJ2上位にいるチーム」という評価は受け入れなきゃなと思ってる。まだ何ひとつ成し遂げてないのだから。


普段試合に出れていないメンバーの連携の向上だなんて難しいかもしれないけど、それでもここから先は長いのだから色々試すのも全然アリだと思ったりしてます、はい。120kgはすごいっす。



Re:DFW


2023年の長崎最大のサプライズ、DFWの帰還である。

ゴールチャンスがあったのはこの後半開始からしばらくの間だけだったように思う。(これ以降はこの得点があったから無理をしなくなったのもあるが)

そして後半途中から出てきたこの男が得意のセットプレーからの得点を見事に決めるのである。持っている、としか言い様がない。

値千金のゴールなのに思わず笑いが出てしまうのはなんでなのか。

解説の方にも得点感覚を褒められていて、まさしくDFW!!


マサルさんとDFWの表情の対比がジワる

ヒーローインタビューでは、インタビュアーさんの質問に食い気味に「優勝します!」との返答。かっこいいはずなのになぜこうも笑いが出てしまうのか。


さて、レンタル組の2人がとても輝いて見えたのでここに記しておこうと思う。


この写真を撮ったカメラマンさんは天才だと思う。
ちなみに長崎のスタッフは皆一流だと思ってる、溺愛サポーターですが何か。


若原智哉


この日見事なシュートストップを連発していた若原。京都の生え抜きGKはこの日大活躍だった。

2021年のJ2で見た凄腕ゴールキーパーがそこにいた


リーグ戦ではサブ入りしてたもののなかなか出場機会には恵まれなかった中で、しかも前回出場したルヴァン愛媛戦は3失点(若原の責任とは言えない失点だけども)している中での出場は気合いが入っていたことだろう。

本来GKが活躍しなければならないシーンはそもそも訪れない方がいいにしてもだ、この試合での守護神ぶりは本人も嬉しかったと思う。もちろんほかの守備陣が献身的に相手へ詰めていくのもあってのことで、彼らも賞賛されるべきであるが。

そして、シュートストップだけではなく様々な良さを彼は見せてくれた。足元の技術も高く、ビルドアップ時のボールの逃げ道及びパス回しの一角として貢献していた。

後半あまりキーパー経由で回さなくなったのはチーム全体のバランスとかを考えてのことかなと。彼本人が悪いわけでは決してないはず。


またチームメイトの活躍を労う姿も多く見られた。中でも、この試合どうしても対面にやられることが多かったSB五月田のシュートブロックの後に笑顔で彼を讃える若原の姿は、見ていて感動すら覚えた。

ポジション柄仕方ないとはいえ、より実戦経験を求めてレンタル移籍してきた中で、なかなか試合に出れない中で期するものはあったに違いなくて、
そんな中でも腐らずにトレーニングを積み続け、チームの中で立ち位置を確保した上での今回の活躍はきっと彼自身、そして長崎のキーパーたちにとっていい影響をもたらしてくれるはずだ。

そして、やはり若原智哉がリーグ戦で活躍する姿も見てみたいと思った。



成瀬峻平


もう1人是非とも触れておきたいのは初登場となった成瀬だ。

彼もマッスル


的確な守備をしながらも勇敢な選手だという印象。絶えず右サイドを疾走し、身体を張り、パスを受けては出し、相手を食い止めようとする金髪は一際目を引いた。

なんというかモヨを剛のサイドバックとするのなら、成瀬は柔のサイドバックといったイメージだ。モヨが「俺はこうだ!!」と自分を出していくタイプだとすれば、成瀬は場や周りに合わせて的確な答えを出せるタイプというか。

今回が初出場ということもあり、またチーム加入から日が浅いこともあり、これからもっと周りを知って連携を取れるようになることでパフォーマンスが上がっていきそうな感じがする。

ヤンチャそうな見た目(主に襟足)をしているが、とても誠実な人柄の選手でそれはインタビューなどでも伝わってくる。ちょっと推したくなる選手でもあるなと思った。名前似てるし。うちの選手である以上そりゃ推すのは当然だけど、それにしてもなんかこう自然と応援したくなる選手である。

懸命さとレベルの高さを伺わせるデビューだったと思う


難しいとは思うが、2人とも正式加入してくれてもいいのですよ。


あれこれ


・サポーターの支えあってのあの守りだと思う。平日ナイター本当にお疲れ様でした!!胸アツでした!!

長崎最強!


・名倉はまだ怪我なのかしら。

・澤田崇をもっと使え。彼はやる男だ。

澤田崇が走るとスタジアムが沸く。久々の出場とはいえ安定の活躍ぶりはもはや安心すら覚える。やはり皆が澤田崇を待っているのだ


・ヴァウドはロングフィード得意なのだからもっと使ってよかったのかなという印象。1本ものすごくいいロングパスがあったのはしっかり覚えてる。【追記】よく考えたら大怪我からの復帰明けで試合勘とか鈍ってるかもしれない中での出来としては悪くなかったのか。おめでたいことなのにそれを忘れてしまってたのは反省の極み。すいませんでした…。
五月田は未だ慣れないポジションに苦しんでる感はあったし、相手の強みとぶつかって狙われる形になったし、1個際どいとこでの勝負に負けて大ピンチを招いちゃったけど、それを帳消しにするような魂のシュートブロックがあったし彼の1番の長所だと思っている並外れたガッツは健在であるのを見れて安心。

久々に見れてよかった!持ち前のパワフルさは発揮できていたはずだ。
Xのタイムラインには頑張れさっちゃんの声が多くあがってた。皆さっちゃんの活躍を楽しみに待ってる。

・マルコス、自分の得意なプレーと下平監督=チームに求められてるプレーとの違いや考え方の理解に苦しんでる?あんな軽率なパスミスを連発する選手ではないはず。というかインテリオール起用(&澤田崇をウイング起用)もありじゃないかしら…
前半での交代後少し元気がなかったらしい。そりゃそうだとは思うけど、下平マジックでマテウス同様にバリバリの活躍をさせてやってほしい。絶対いい選手なので。本当に頼むよシモさん。

パスミスを取り返すべく全力疾走してた姿は印象的だった。頑張れマルコス!!本来、チームの中心になっててもおかしくない実力があるんだから。


・山田陸、あんなにもうめちゃくちゃ頑張ってるのにいちいちチャラく見えるのはなんでだろう。

めちゃくちゃ頑張ってたし、攻守に効いていたと思うけども…なぜチャラく見えるのだろう。大好きな選手だけどね

・岡野の怪我が心配。いい活躍してただけにちょっとショック。白井は相変わらず安定感あって頼もしい。

頼りになるメンバーがいるとはいえ、やはり怪我は避けてほしい。悔しいよなぁ…


・この試合に限らずだが、松澤に対する警戒度が半端じゃなく高い。ここを超えてこその世界だぞ!今が頑張り時だぞ海斗!

写真から伝わる警戒度の高さ。ここを乗り越えてこそだぞ。


・フアンマは得点を取らなくても多くの仕事をこなしてくれる。フアンマがゴール前の守備に入った時の鉄壁感、フアンマにボールが渡った時の安心感はもはや異常。ホーホーホー。

キャプテンマーク似合ってるぜ!


・ホントに広報好き。


これで公式戦10戦負けなし。あまり意識しすぎることなく1試合1試合を大事に戦えるよう応援していこう。負けなしを継続するために試合をしているのではなく、優勝するために頑張ってる結果としての負け無しなのだから。

次は中3日で横浜FC戦だ。リーグ屈指の強敵だけど、うちなら絶対勝てるはず。

Vamos 長崎 infinity!


おまけ


YouTube Live


ついにやりました。YouTubeライブ!来てくださった皆様ありがとうございました\(^o^)/

改めて見ると俺の声がこもりまくって聞こえにくい(笑)

けども記念すべき第1歩ということで、反省点はありながら感慨深い。

ホーム戦の後はできる限りやりますのでまたよろしくお願いしますー!


徳島戦現地レポ


さて、行ってきました4/13トラスタ 徳島戦。


崇駅長に敬礼


おヴィヴィたち。ボードを持った少年のようなフォルムのヴィヴィくん、角がめちゃくちゃ長いのね。
E・T



今回は正面から突入。お花が綺麗。


このトラスタ前に着いた時の開放感はすごく好き。


じゃがちゃん。ホクホク美味い。
ライスコロッケ。フォロワーさんと食べるつもりが気付いたら1人で食べてた。お店の名前見るの忘れてた!美味しかったです!!

いつものようにワントゥーバーガーさんのハンバーガーも頂きました!さっさ食べちゃって写真撮ってなかった(笑)めちゃくちゃ美味いので我慢できなかったらしいよ。
お店のV・ファーレン長崎応援YouTubeチャンネルはめちゃくちゃ面白いので皆様視聴の上でチャンネル登録よろしくお願いしますー。前節熊本戦の動画はホント笑います。


そしてヤツらがいた。


ゆめずきんとこいずきんという名前らしいです。ポテポテ歩くのかわいい


グリーティングにも登場。飛べ飛べチャントに合わせて…飛べてなかった(笑)


そしてヤツもいた。ヴィヴィくん本人はともかく、周りの方々のヴィヴィくんのジェスチャーを汲み取る力は半端ないと思う。


推し選手総選挙。いつもの人気者たちが票を伸ばすであろう中でマテウスがどこまで食い込んでくるのか注目。


僕は彼一択。


だいたいゴール裏の隅っこにいます。


初のご挨拶させていただいた某T氏、またまた一緒に観戦していただいた某S氏、ありがとうございました!


今回はここまで!ご覧頂きありがとうございました!

誤字脱字等随時修正致します。

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