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『赤い白球』の見本到着!

『赤い白球』の見本が届きました!

 実物の書籍を見ると、ああ本当に刊行されるのだなと感慨深いです。


 物語を綴っていると全ての登場人物が愛しくなりますが、彼らは誰かが本を開いたときに、生き生きとその命が躍動し、泣き笑い、光り輝きます。
 多くの人に届くことを願わずにはいられません……!

 
 1939年の夏から物語は始まり、朝鮮の平壌一中野球部の朴龍雅と吉永龍弘は夏の甲子園を目指します。
 その後、二人は別々に空への道を歩みますが戦争の狂気の中、再び運命は交錯し、1945年の夏へ……。

 
 各章の始まりには、手紙と2018年の夏の甲子園が挟まります。
 ミステリーとしても工夫を凝らしました!

 
 
 高校野球 × 特攻隊
 
 戦前外地の夏の甲子園 × 朝鮮人特攻隊
 
 特攻を命ずる側と命じられる側
 支配民族と被支配民族
 
 男の友情と幼なじみと妹
 隼×スピットファイア
 
 多くの要素がてんこ盛りですが、血湧き肉躍る渾身の直球エンターテインメント作品になったと自負しております。
 
 皆様よろしくお願い申し上げます!


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第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!