すげぇぞ、その発想!(山梨編)

私が今の職責となる前、山梨県山梨市で地方創生に関わり、そこでの取組みとして地域商社の立ち上げのお手伝いをさせてもらってました。初めて訪れた地で、その地域の皆さんは温かく迎えてくださり、農業を軸に、地域の課題に向き合い、その持続可能性を模索する私たちを親身にお手伝いくださった。
スタッフは、当時まだ京都で大学院生をしていた二人。そこから2年半ぐらいかけて、地域の皆さんに認知してもらいながらやってきた。
今年の4月に、地元の京田辺市で市長選に出馬するとなり、その地を離れ、後を彼らに後を託した。その彼らは、同じくこの4月から大学を卒業したり、休学したりした学生たちとともに、さらに地域の農家さんと向き合い、そして農業、特に果樹農業の持続可能性を真摯に考えてくれていたようで、なんと今回、クラウドファンディングすると言うではないですか!

画像1

なるほど、ぶどうは房で買うと言う当たり前のようなことから疑い、粒で勝負するです。確かに、農家さんは摘粒(ぶどうの粒を抜いて、形を整える)が上手くいった場合は綺麗な房になりますが、なかなかそうもいかないぶどうがあります。また、台風なんかが来ると房の真ん中あたりの粒が取れてしまったりと、形が悪くなると当然ぶどうの値段も下がってきます。
そう、そこでぶどうの粒で売ると言う発想!これは素晴らしい!
農家さんと向き合い、その課題解決に向けた一つの回答です。これは応援しなければと言うことです。ぜひ、一度サイトをご覧ください。彼ら、彼女らの頑張りに涙が出ます。

そんな彼らを応援してくれているやまけんさんこと、山本謙治さん(食のジャーナリスト)が熱烈な応援を自らのブログでも書いてくださってます。こちらもぜひご覧ください!

彼らの頑張りから、また一つヒントをもらい、京田辺でも持続可能な農業に向け、しっかりと取り組まねばと思わされました。頑張れよー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?