競馬徒然・天皇賞の思い出

秋も深まり、食欲だスポーツだと秋にまつわる枕詞は多数ありますが、この秋から冬にかけては、競馬でもいい時期になります。
私が競馬にハマったきっかけは、身近なところに京都競馬場があったから。徒歩で行ける距離ではありませんでしたが、同じ京都にあり、電車に乗ればすぐに行けるというのは、やはり理想的でした。
さて、そんな競馬徒然ですが、今週は天皇賞・秋が開催されることから、天皇賞・秋に関する思い出をば。
1993年10月31日の天皇賞は、その年の春の天皇賞を勝った前年の菊花賞馬ライスシャワーが1番人気で、ミスター善戦のナイスネイチャが2番人気、夏から急成長した逃げ馬のツインターボが3番人気となっていました。それぞれに個性派ぞろいの馬たち。
その中で、5番人気だったのが、当時の私の本命ヤマニンゼファー。その年の春の安田記念を勝ち、マイラーとしての地位を確立していました。お父さんは、名馬ニホンピロウイナーで、こちらも名マイラー。マイラーとしてのイメージからか、東京での天皇賞・秋2000mは少し長いと思われての5番人気でした。
私の感覚としては、東京1600mの安田記念を勝つような馬は、東京の2000mはギリギリ持つというもので、それゆえの本命でした。
結果としては、2着に6番人気のセキテイリュウオーが来て、馬連5800円の中荒れに。安田記念を勝つマイラーは、天皇賞・秋の東京2000mは持つの読みが結果としては当たったわけです。
この頃は馬券も単勝、複勝、枠連、馬連の4種類だけ。今のように様々な馬券があったわけではなかったのです。
さて、今週の天皇賞・秋、安田記念を勝った馬は出場しませんが、善戦した馬は出るようです。安田記念を勝った馬でなくても、勝ち馬に0.1秒や0.2秒差で善戦した馬に、私の昔の感覚が通用するのか、少し楽しみにしています。



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