北海道の謎製作者事情

※この記事は「謎製作者&謎クラスタの謎解きについてのアドベントカレンダー」( https://adventar.org/calendars/2700 )のひとつとして書かれたものです。

はじめまして。こんにちは。
北海道・札幌にて「親子で楽しむ謎とき&ボードゲーム」を掲げて活動している「常盤倶楽部(ときわくらぶ)」という団体のかみやパパと申します。
全国的にはまだまだ知名度が低いと思いますが、北海道の謎フェス「北の謎から(北謎)」に出展者&中の人だったり、九州、名古屋、大阪などのフェスに出たことがあるので知ってる人は知ってるかも?

さて、なんか楽しそうなアドベントカレンダーがあったので、北のほうから参加してみようかなーと思い、書き込ませていただきます。

タイトルを「北海道の謎製作者事情」としておりますが、私自身、自分の団体及び北謎スタッフとしての視点しかないので、かなり一面的であることをご容赦ください。北海道で活躍している団体の皆様も「うちが紹介されていない(怒)」ということがあるかと思いますが、広い大地と同じくらい広い心でお読みいただければと思います。

北海道の謎製作者を大まかに分類すると「(1)トムソーヤ&REALGOKKOの二大地元製作社」「(2)北謎中心に活動している小規模団体」「(3)大学等の新規団体の台頭」があるかなと思ってます。

まずは(1)について。北海道・札幌はのアジト札幌があります。ただ、なぞともカフェさんはまだ進出してません。基本、商業レベルの謎解きはスクラップさん頼み。しかし、その道民の謎欲を満たしてくれているのが「トムソーヤ」さんと「REALGOKKO」さんです。両社ともイベントや自治体とコラボしての謎解きが多いです。二社とも良質な謎を製作してくれているので本当にありがたいです。トムソーヤさんは離れ小島2島を舞台としたアドベンチャー的な謎解きを行ったり、REALGOKKOさんは名前の通り「大人のゴッコ遊び」をできる場を提供してくれたりしています。

次に(2)について。ここに私の「常盤倶楽部」や無給の人の「脱出狂想曲」さん、帯広の「謎トキ小屋タレイヤ」さん、チャンさんの「チャンズファクトリー」さん、かるくさんの「わならいずる」さんなどなどが入ってくるかな。北謎だけに出展している団体さんもあるのですが、上記団体は他の場所でも公演経験があります。
他の地域と比べて、代表一人でやってる「ひとり団体」が多いのが北海道の特徴かもしれません。理由としては、北謎の存在が大きいと思います。1年に一度定期的に開催されるフェスは一人でも計画的に準備できますし、他の団体が一人で出展している姿をみることもできる。なので、「一度作って出してみたい」という気持ちが湧くのかもしれません。一方で、出展の環境があるがために、自ら場所を借りて、自らイベントを打つという文化が他地域と比べて低いかもしれません。
ということで、北謎は北海道の謎解きのお祭り的な位置付けになってきたのかなと思っています。

最後に(3)について。この部分は、現在、北海道で徐々に出始めてきたという感じでしょうか。他地域では、学生さんが公演を打ったり、謎を提供したりしていますが、まだ継続的な活動というところまでではない感じです。でも確実に動きはあるのでこれから楽しい謎がいっぱい出てくると思います。

北海道は遠いイメージがありますが、LCCなどの就航も相次ぎ、早めに日程だけ決めてしまえば、かなり安く来ることができます(新幹線並み?)。北海道で公演を打ってみようという団体様、うわさにだけは聞いている北謎に行ってみようかと思っている謎好きの皆様、ぜひ北海道に遊びに来てください!!


常盤倶楽部 かみやパパ


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