移住するきっかけのきっかけ前

初めての就職へ

私は2度の転職経験があります。
初めての就職が少し変わっているのでそこから移住までに至る経緯を少しずつ見てもらいます。
そして全体を通して今日は文字のみです。あしからず。

23歳で野球メインの生活からちゃんと就職をする決意をして早々に一社申し込み。きっかけは新聞の折り込みに入っていた求人広告(笑)会社は経営の神様が創り上げたあの大企業の孫会社。就活も面接ももちろんしたことがない。しかも中途採用のみの募集。なかなか厳しいかも。とりあえず内容が非常に薄い履歴書送付。そして数日後返信が。

あれ?なんで書類審査に受かったの?次は適正試験と面接。

そして当日。適正試験って何かわからないまま回答。次はいよいよ面接か。まぁ、面接も高校受験の時に1回ある。この親会社は好きだからなんとなる。会社に入ってしたいこと?そんなの知らない。そもそもどんな事業をしてか全容を把握できないくらい規模大きい。とりあえずいい所で働きながら誇りある社会人生活を送りたい。そんなことを考えながら役員面接。役員さんは7~10人くらいいたかな。そしてこちら受験者は5人での同時面接。私は初めての面接。そこで気づいた。まじな面接のやつ。これはやばい。他4人はもちろん現社会人。私の人生の節目はだいたいマイナススタート。

人生初の役員面接

まずは自己紹介から。高卒後、野球しかしてなかったのもあり、いや単に何を話していいのかわからない。面接対策の本でも読んでいけばよかった。そんなことを思いながら早々に発言終了。

面接官「寺田さんは社会人経験がないんだね。うちは即戦力が欲しいとかんがえている」早速、試合早々綺麗にアッパーが入りました。

寺田「社会人経験はありませんが、社会人野球生活を5年やってきた。(クラブチームの為、普段はバイト程度だけど…)この野球歴を社会人経験と見てほしい」 早々にアッパーを喰らっているのでふらふらになりながら相手にクリンチでなんとか立てている状況。自分の経歴なんかもみんな私の5倍くらい時間を使って鬼PRしてる。ほんまにそんな成果出したんかと思いながらも、その時間がどんどんダメージとして積み重なってくる。
ふらふらになりながらなんとか面接も終盤に…

そして面接官「最後に一言ずつどうぞ」
最後の力を振り絞り、「野球で培った体力は数倍長けている。僕とお酒を飲んだら楽しいです!」それを言いきって、お昼間のオフィス街のランチ時間にビールを飲んで帰路につきました。

その2カ月後、経営の神様が作った会社の一員になり社章をつけて通勤していました。

社会人生活がスタート

始業前の事務所内でのラジオ体操、社歌斉唱、社訓などの朝礼から始まる。あー会社に勤めるってこんな所からなんだ。私の社会人生活はやや遅めの24歳からスタート。
最初の業務は派遣会社の方100名以上の勤務管理や倉庫内の改善作業などの業務。名前と業務全体の流れを覚えるのに必死。そして入社後すぐの歓迎会では取締り役員を「○○さん」と呼び、翌日先輩からひどく注意される。

そう、私の節目のスタートはだいたいマイナススタート。その分伸びしろが増えるのだろう…

次回は2回目の面接のお話です。

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