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「きのうの春で、君を待つ」の紹介!(powered by ぐみ)

久しぶりにこちらでレビューを……。

【夏へのトンネル、さよならへの出口】の作家の八目迷先生の新作。

不思議な祠を触ってしまったことがきっかけで、『一日進んで二日前に戻る』タイムリープ現象に巻き込まれることになった主人公。
死んでしまった幼馴染の兄を救うために、時間を遡っていく物語。

設定が非常に面白い。そして、このややこしい設定がしっかり生かされる物語の造りをしていて、さすがあの夏トンの作者さんだな。と関心いたしました。
キャラクターも個性的で面白く、また、ヒロインあかりの感情描写にも胸を打たれました。
読み終わったあと、このときのあかりはこんな気持ちだったのか……と考察するのもおもしろいです。

すっきりとする終わりでありながら、もう一度読みたくなる物語でした。

次回作は秋か、冬か、、、もし次の作品が出たら間違いなく買います。

(イチオシの作家さんについて語る日だと知らないでレビュー書いたけど、結果的にイチオシの作家さんなのでよかった)

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