「死にたい」って言えないこんな世の中だから

周りの人に「あー死にたいっ」って言ってみてください。返ってくる反応は、
「どうしたの?」「大丈夫?」「病んでるの?」「メンヘラかよ」「中二病?(笑)」
といったところではないでしょうか。
試しにごく数人に話したら、だいたいこんな感じでした。
だから私の場合、自虐ネタに翻して、その場はシャンシャンにするのがテッパンでした。

現代日本は「死」が絡むと、気軽に話せる機会はほとんどありません。
精神的に病んでいるのか、頭がおかしい人としてか見てくれないからです。あるいは「こいつ、かまってちゃんか?」と思われるのがオチです。
死にたくてたまらないのに、周りがこんな反応じゃあ言いづらい、否、絶対に言えないですよね。
「気軽に相談してね。」? できるかっつーの。
こうして一人で抱え込んで、抱え込んで、どうしようもなくなって自殺に走ってしまう、その気持ちも、分からないでもありません。

厚生労働省の調査によれば、男性は4人に1人、女性は5人に1人が「本気で自殺を考えた」ことがあるのだそうです。(2016年10月調査)

厚生労働省は21日、自殺に関する成人の意識調査の結果を公表した。「自殺したいと思ったことがある」と答えた人は23.6%に上り、2012年の前回調査より0.2ポイント上昇した。相談ダイヤルなど行政の対策が認知されていない実態も明らかになった。
調査は昨年10月に全国20歳以上の男女3千人を対象に実施。2019人(回収率67.3%)から回答を得た。「本気で自殺したい」と考えたことがある人の割合は女性が25.6%、男性が21.4%だった。ー2017年3月21日 日経新聞より

自殺を真剣に考えた人はこんなにいるのだから、割と普通のことのはずなのに、身の回りではほとんど話題になりませんよね? どうしてなんでしょう?

「今日のランチ、何にする?」くらいに、もっと「死」についてライトに語ることができたら、どれだけ気持ちが楽になることやら。
この辺りを理解してくれる人は、やっぱり周りにいないので、私も、例外なく一人で抱え込んで抱え込んで抱え込んでしまい、死ぬことばっかり考えてるなんて、自分、頭がおかしいんじゃないかと思っていました。


「死にたい」は、必ずしも「自殺したい」じゃない につづく

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ええっ!? 「スキ」してくれたんですか!? 嬉しいっ!
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鴨島 妙実

死ぬことについて100日間本気で考えてみた

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