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「遅刻 死にたい」でググったことはありますか

「遅刻魔」というレッテルを貼られた、または、遅刻魔であると自覚している人はこのタイトルをクリックしてくれたのではないでしょうか。

私は、昔からとてつもなく朝が苦手で、なんなら通勤がめちゃくちゃ苦手。

同じ経路を辿っているはずなのに、1時間の通勤は戦場で、5回に1回は、どんなに気をつけていても、乗り換えをミスしたり降りる駅を忘れてしまったりします。

ここまでつらつらと言い訳を書いてきましたが、そんな朝が苦手な私は、できるだけ通勤を減らしたいと思って、月の数回はリモートで働けることを条件に仕事をしていました。

しかしながら、やはり何回かは通勤しなければいけないわけです。

これは私が完璧に悪いんですが、生理痛で午前中だけリモートにしてもらった翌日、1時間大遅刻。

もう起きた瞬間、ほぼ始業時間でした。

2日重なったので、さすがにやばいと思い、もう頭はパニック。

山手線の渋谷駅に着く頃には、「遅刻 死にたい」と検索していました。

「ああここで死ねたら楽なんだろうなあ。」

何年も何年も、朝が苦手すぎて、本当に苦痛でしかありませんでした。

「はあ、死んでしまいたい。」

と、馬鹿げて聞こえるかもしれませんが、本当に朝が弱いって苦痛なんです。

時間を守ること、朝集中できること、それが評価につながることも重々承知しているからこそ、辛いんです。

「毎日、特別な日だと思えばいいんじゃない?」

「それは相手に対する思いやりがないからだよ。」

「早く寝ればいいんじゃない?」

いろんな方法試したけど無理なんじゃーーーーいっ!

って叫びたくなります。

でも、よく考えたら、「絶対運転しない仕事がいい」とか「できれば時短勤務がいい」と同じように「昼に出勤したい」って悪くないことなんじゃないかなって思ったんです。

8時間働くとして、9時から5時の人もいれば、12時から8時の人もいてもいいと思いました。

もちろん生産ラインが止まってしまう、電車が動かない、など職種によっては不可能なものもあると思います。

ですが、朝弱い人、でも夜ならめちゃくちゃ成果をあげられる人にも優しい世界があってもいいんじゃないかなと思いました。

私は、絶対に朝起きられないので、できるだけ起きなくていいように、自分で稼ぐ手立てをコツコツ作っています。

「ただ怠惰な人」とか「根性が足りない」ではなく、自律神経失調症ADHDなどの疑いもあります。

この手の話題は、本人が一番辛くて、でも、自分には根性が足りない、気合いが足りないと思っていることが多いです。

朝が苦手なのは遺伝と関係があることも証明されています。

夜型傾向の人は成人の約30%以上存在しているとも言われています。

だから、明確に朝必ず起きなければいけない理由がないのであれば、職場の環境や、働き方、業種を整えてみる、睡眠外来に行ってみる、などの対処をしてみるのがいいのかなと思います。

私は、固定されがちな飲食店のバイトをやめて、IT系のことを仕事にしたら随分楽になりました。

そして、それだけで仕事が楽しいと思えるようにもなり、生産性も給与も上がりました。

だから、朝が苦手なことは心の持ちようではなく、環境ややり方、仕組みを変えれば、障害ではなくなる可能性は大いにあると思っています。

「遅刻 死にたい」でググった人に届きますように。

友人とシーシャに行きます。そして、また、noteを書きます。