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「情報工場」の会員になった

「情報工場」の会員になりました。
以前、「情報の価値に値段がついて市場が出来る」という記事の中でも紹介しましたが、流行りの新刊、海外書籍などを含めた書籍の要約文を配信してもらえて、さらにこれまでの書籍要約にもアクセスできるサービスです。

忙しい企業経営者などが、読むべき本を読む時間がなくて、それを要約としてまずは内容を把握することが出来る、というような解釈をしていました。
なので、限られた時間でたくさんの情報を身につけることができるサービスという理解でした。

結論からいうと、とても素晴らしいサービスです。(回しものではありません。)
これだけ簡潔(だいたい3,000字くらい)に、本の要約をまとめ、さらに、これだけの量の書籍に対応しているというのは驚きでした。
話題の新作だけでなく、なんとビジネス雑誌なども範疇に入っています。

会員になる前は、コンセプトはわかるけど、他人に認められる内容(コンテンツ)として要約文にするのは誰でもできる芸当ではなく、それなりの能力がある人しかできないサービスで、そんなにたくさんの量はこなせないと思っていましたが、これまでに蓄積されたものを読みこなすのもかなり時間がかかりそうで、それほど豊富な量がそろっています。

また、実は会員になる前の期待としては、要約文を読むことで多くの書籍の概要を素早く把握できて、なので実際の書籍を読まなくても知識を蓄え続けられる、なので書籍代もセーブできるのではないかというものでした。

でも実際は、いい書籍や面白い雑誌であるほど、本物が読みたくなるのです。
ここはちょっと期待と違っていました。下手をすると書籍代は以前よりも多くなってしまうかもしれません。
そういう意味では、このサービスと出版業界とは相反することなく、共存できるビジネスと言えるかもしれません。

ただ、期待されたタイトルでも、読む必要ないかなというものも出てくるのは確かで、新聞や電車の中吊り広告からかなり踏み込んだ広告、と言うこともできるし、期待外れの本買いを回避できるものとも言えるかもしれません。

価格に見合うサービスかどうかは、その人によると思いますが、私は今のところいいものだと思っています。
実際の書籍を読む時間、このサービスで概要をインプットする時間のバランスはもう少し使ってみないと自分にとってのいい形が見えてこないかもしれません。

ひとつ実例を挙げておきます。
中吊り広告で、週間ダイヤモンドの「疲労の正体」という記事を読みたいと思っていました。なんと「情報工場」でこの記事の概要が紹介されていて、それを読んだらますます本物が読みたくなって、実際にこの雑誌を購入しました。

この流れ、皆さんは良しとするか、なんか変と考えるか?


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