こんにちは、かもです！
今回のテーマは「代々木公園の海外フェス」についてです。
大きな声では言っていませんが、大学生の頃は1人で毎週のように通っていたことも。マニア歴は10年以上になります。今年は続々と海外フェスが開催されているのでワクワクしています！2週間前のナマステインディアに続き、ベトナムフォーフェスティバル2023に行ってきたので、その様子をお伝えします！

ベトナムフォーフェスティバルとは

2023年10月7（土）〜8（日）に代々木公園で開催されるベトナムの食文化を体験できるイベントです。「ベトナムの食文化フォーを味わう２日間」と打ち出している通り、とにかくフォーを出す店舗がとっても多いです。他にもベトナム料理や雑貨の販売も含めて、32店舗が一堂に会しています！

場所はNHKホールのあるケヤキ並木。イベントスペースでは九州観光・物産フェアを同時開催していました。原宿駅・明治神宮前駅側から来ると「あれ？ベトナムフェスやってない……？」と不安になりますが、イベントスペース入り口に向かって左の方に進むとあります。

当日の様子と購入方法

ケヤキ並木が「ベトナムストリート」になっていて、両端に美味しそうなベトナム料理店がひしめいています！道の真ん中に机と椅子が用意されているので、購入したら机のあるエリアか植木のあたりで料理を楽しみます。

会場に着いてから知ったのですが、チケット制の店舗と現金払いの店舗がありました。フォーチケットは1枚700円で、対象店舗は一律価格でした。対象店舗は密集していて、看板のデザインが緑色で共通していました。どうやら現金払いができるお店は、日本のレストランが多そうです。

とにかく会場はフォーばかりなので、まずは一周ぐるりとチェック。せっかくなので実店舗がなさそうなフォーチケット対象店舗を狙うことにしました。あとは店頭にあるイラストや写真、お店の雰囲気で目星をつけていきます。

早速、念願のフォー！

こちらのお店で牛肉フォーを選びました！！初めての海外旅行先がベトナムで、現地で惚れ込んだのが牛肉のフォーでした（某有名店）。鶏肉も美味しいのですが、どうしても思い出深い味を選びがちです。

たくさんの中から選んだ一杯をいざ実食！スープを一口すすると、透き通った優し〜い牛ダシが染みます。ちゅるんとした米麺は、たまに日本で出会う冷麺のような弾力のある麺ではなくて、まさに本場のスッと切れる麺です。ベトナム料理は素材を生かした穏やかな味が多いので、同じアジアなんだな〜という共通点を感じます。

牛肉は、分厚いお肉を薄く切ったような形状で想像以上にたっぷりです。噛めば噛むほど旨みが出てきて、コンビーフのような牛肉の香りや旨みがしっかりします。かなり噛み応えがあって歯に挟まるので、歯が弱い方は注意です（親知らずの手術から1ヶ月の私は注意してました）。

ここはパクチーが入っていなかったので、パクチー嫌いの私は安心して食べられました。青ネギと生の玉ねぎのシャキシャキ感と辛みがアクセントになっていて、物足りなさは全くなかったです！

想像と違った？本格派バインミー

フォーに続いて有名なバインミーもいただきました！バインミーがメインのお店に並ぶと、メニューには「ベトナムハムバインミー」や「焼豚バインミー」など具材違いのバリエーションが…… 全部食べたい！そんなわがままな私の欲求を叶えてくれる、こちらのお店の「スペシャルバインミー」を注文。

袋を開けてびっくり。え、こんなにザックザクなの！？バケットのような細長くて固いパンがしっかり焼かれていて、かじってみるとお麩にも似た食感です。ボロボロこぼれやすい生地ですが、そんなことは後回しでどんどん食べ進めます。

具材に辿り着くと、そこにはベトナムハム、焼豚、きゅうりやにんじんなどのたっぷり野菜。これは「スペシャルバインミー」を選んで正解！！ジューシーなハムと焼豚が交互に出てきて一口ごとに味が変わって楽しい〜！特に焼豚は甘くて日本人好み。食べる場所によってはスイートチリや八角の香りがほんのり顔を出します。味の濃いお肉と野菜のみずみずしさを順番に味わっていると、あっという間に最後の一口でした。

サブウェイくらいの大きさはあるので、一人でフォーとバインミーを両方食べるとお腹いっぱいになると思います。現地でバインミーを食べる機会がなかったので、次にベトナムを訪問する際は絶対にチェックしたいです。

海外フェスって楽しい！

民族衣装や着ぐるみで会場を盛り上げるフェス参加者やお客さんの活気。レストランに行くのとは違う雰囲気やさまざまなお店の料理から選んで買えるのも楽しいポイントです。
コロナ禍に続いて円安と、海外旅行に気軽には行けない日々が続きますが、みなさんもこんな日本でできる海外体験はいかがでしょうか？代々木公園ではいつもたくさんの海外フェスが行われています。好きな国のフェスを探すもよし、全くの新しい出会いを求めに行くもよし。誰もがきっと普通に過ごしていたら出会えない何かと出会える場所です。みなさんも時間が合う時にはぜひ参加してみてください！

最後までありがとうございました！