全ての芸術家は、
自然から学べることが、
もっとあるのではないか。

でもその自然は、
自然だと思っているその自然は、
本当に自然なのだろうか。

自然とは、
人の手が加わる前の
ありのままの状態のことを言う。

その自然から学べること、
それは、

常に変化し続けているその中で、
垣間見えるその瞬間に、
芸術は存在し、

同じ瞬間は二度ないからこそ、
輝くものがあるということ。

人の手が加わることによって、
初めて輝く素材。

人の手が加わることによって、
本来の輝きが失われる素材。

どこまで手を加えて、
どこまで手を加えないか。

それを見極める感覚がセンス。

国花である桜は、
人間が蒸留することによって初めて、
その真の姿を魅せてくれる。

私は自然が結晶化した精油を、
それまで以上に輝かせることが
出来ているのだろうか。

アロマセラピーは、
療法であるのに対して、
香水はアート、
芸術の世界に属します。

探究は続いていきます。

❏Schedule
5/04 無料オンライン〚直感を磨く身体作り〛
5/18,6/8-9 東京〚八卦龍形〛少人数制クラス
8/24-25 東京 〚調香講座〛少人数制クラス