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山梨県の巨樹のこと

7月23~24日、山梨県北杜市からの帰り道、

一般道路を通って、

気になる巨木や神社に立ち寄りながら帰る

ドライブを楽しんできました。

 

山梨県北杜市から、笛吹市を経由して河口湖へ

そして山中湖を経て太平洋側へ出るコース。

山梨県、静岡県、神奈川県の3県をまたがる

長距離ドライブでした。

 

調べてみて、山梨県は巨木がとても多いことがわかりました。

しかも、北国でみられるような山地性の樹木が多いので

あれもこれもと迷ってしまいます。

1本目は、

気になっていた山梨県指定天然記念物「比志のエゾエノキ」へ。

 

場所を調べて知ったのですが、

昔バッチフラワーエッセンス長期講座の

補講として行ったみずがき山の途中にありました。

エゾエノキは東北ではよくみられる親しみのある樹木です。

象の足のようにどっしりとした幹を持っているけど、

その幹は腐りやすく、そして葉は柔らかい緑色。

とても優しい印象があります。

集落も、比志神社を昔から守り続けている歴史があって

あたたかな雰囲気が流れていました。

次に行ったのは、山高神代桜。

国指定天然記念物だけあって

既に主幹は朽ちていますが、

残っている枝一本一本を大事にしている姿が

圧巻でした。

桜の季節はどうなのだろうか?

古木が花を咲かせる姿には感動します。

観に行けたらいいなあと思っています。


 次にいったのは韮崎市穂坂宮久保のクヌギ。

クヌギは太平洋は岩手県、日本海側は山形県以南に

自生し、関東平野では雑木林を代表する樹木ですが、

青森生まれの私にとっては珍しい樹木。

青森県指定天然記念物だったクヌギは

寒さで育つのが難しいのか幹が細い印象がありました。

(その後、衰退・枯損)

なので、今回これだけ大きな姿をみるのははじめて。

実際目の当たりにすると、

どこかカシワの巨木に似た雰囲気。

どんぐりの帽子のようなもの「殻斗」が

似ているからでしょうか。

先程この樹木のことを調べてみたら、

今年5月、空洞部から火の手があがり

燃焼したという情報をみつけました。

全体的にはまだ元気で樹勢もよい印象がありましたが、

幹の中央の腐朽が進んでいるようです。

今後、この木の枝折れなどがおこらないことを

祈るばかりです。

河口浅間神社にも立ち寄りました。

ここはグーグルマップでみて寄ってみたいと思っての

立ち寄りです。

 とても気のいい神社で、

杉並木が町指定天然記念物になっていました。

どれも立派な杉でしたが、

私が気になったのは夫婦杉。

仲良く並んだ姿は確かに夫婦のよう。

でも男性のほうが小さく樹勢が弱い

というギャップが面白かったです。

神社奥には滝があるのだそう。

次回は行ってみらたいいなあとおもってます。

 今回の巨木めぐり。

書いているうちに

まだ紹介していない樹木がいることに

気がつきました。

 

続きは次の回にしたいと思います。

 


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