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2000年頃の安いネガフィルムをチェーン店で現像した写真をLightroomで再現(プリセット配布とおまけあり)

以前から自分が写真を撮り始めた時によく使っていた2000年頃の安いネガフィルムをチェーン店で現像した写真をデジタルで再現できないかと思っていました。そんな時に玄光社から「デジタルでフィルムを再現したい(著:嵐田大志)」が発売され早速購入。

フィルムっぽさをデジタルで再現するノウハウは色んな所で公開されていますが、「そもそもそのフィルムっぽさのリファレンスどこよ?」まで書いてあるものは今までほとんど無かったと思います。この本ではフィルムルックを具体的に銘柄から提示しており大変参考になる内容でした。

再現したいフィルム表現の方向性

2000年当時のチェーン店現像はフラットな印象でちょっと飛び気味のマゼンダ転び、青が印象的だった様な気がします。青味をよく覚えているのは当時使っていたGR10のせいかも。使用していたネガフィルムの銘柄も憶えておらず、もはや記憶の中の色なのですがあの感じが今でもたまに欲しくなるのです。そこで前述の本を参考にプリセットを作り込んでみました。なおプリセットを作るにあたり使用したアプリはLigtroom Classic 2019、機材はα7Ⅱ、ディスプレイ環境はiMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)です。

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プリセットを作りながら、昔フィルムカメラで撮っていた頃は本当に取るに足りないスナップばかりでそれが現像のチープさと上手いこと合っていたんだと気づきましたね。それと当時多くの人の写真を現像したであろうチェーン店現像の汎用性の高さも改めて感じました。

【おまけ】エモ散らかしプリセット

前述のプリセットを作っていて偶然ハイキー側のセッティングが決まり妙にエモさのあるプリセットが爆誕してしまいました。

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光が強い時はもちろん、朝焼け夕焼けでも絶妙なエモさを感じるプリセットに(たまたま)なったと思います。


今回作成したプリセットはこちら。よろしければ両方試してみてくださいね!

※noteのコメント機能には基本対応しませんのでご了承下さい。
※本プリセット配布はlightroom経験者を想定しています。導入方法はご自身で調べて下さい。
※本プリセットの無断再配布を禁じます。

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