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春休み

春休みです。
新学期の準備を少しずつ進めてます。
お道具箱のチェックをして、足りないクレヨンや糊があれば買い足して。
図工用のスモッグ、鍵盤ハーモニカの吸い口を洗ったり。
防災頭巾に入れるハンカチとマスクの交換をしたり。
上履きや制服が小さくなっていないかとか……小さなことがちょこちょこと山積みです。

そういえば、「名もなき家事」という言葉があったなあ〜と、ふと思い出した。
その言葉が自分の感覚では、あんまり定着したイメージがない。私にとっては、いい感じに忘れて消えていく気がする。それでいいんだろうなと思う。
名前がついてないから、それでいい。
フワッと消えていく日常の些事。
それを例えるなら、お茶の湯気みたいなものじゃないか。
熱いお茶をいれたら、湯気がほわっと立って。時間が経ったら湯気は消えている。ゆるゆると消えてしまうものみたいな。
良くも悪くもない。そこにあるだけの事象。

「名もなき家事」に、悪いイメージが付くことがなかった。だから私の中では、名前が定着しなかったのではないかと思う。そういう言葉もあったなあ、で終わっている。
あとは「名もなき家事」で、ひとくくりにしたものの内容が雑多すぎて、面倒くさくなったという気持ちもある。
名前のついてない家事は、人それぞれ何か言い方を考えてるかもしれない。冷蔵庫の氷作るために水を補充は、なんて言えばいいのか? 短い言葉にできない、面倒くささ。
そういう雑務の積み重ねが日常であり、そこに私が居るなあと思う今日この頃。

さて、春休みです。
気持ちよく新学期を迎えるために準備をします。
近所の桜はまだ咲いてませんが、もうすぐ春ですね。

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