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How are you を聴いて

初めてドス鯉3人についてnoteを書きます。

書かずにはいられなかった。それくらい、わたしはこの曲が好きで、これからもずっと大切にしたいなって、そう思ったから。普段は大夢くんカワイイしか言ってない私が綴る想いなので、解釈違いの点などあるかもしれませんがご容赦下さい。


まずこの曲を聴いて初めて思ったこと。

こんなに心があったかくなるラップって、存在するんだ…  そう思いました。優しいなって。

わたしの中でのドス鯉のラップといえば、プデュのときの畳みかけるような、激しくて熱くて魂が剥き出しのような、エネルギーに満ち溢れた迫り来るものだった。だから、3人がこんなにも優しくて甘い声でラップするって知って、新たな一面を見れた気がしてすごく嬉しかった。

曲の中身について書きますね。まず始まりの理人の声がとっても良い。どこまでも優しくて、甘くて、落ち着く素敵な声。

皆さんによって色々な解釈があるのは知ってます。理人も色々な境遇の人が聴けるように表現した、って言ってたし。

その中で私にとって、「君"は"頑張れって後にした部屋」って歌詞は、理人に夢を託して去っていった仲間のことかなあって。理人はプデュ中にも「夢半ばで去った仲間の想い無駄にはできない」って歌詞を書いていたけど、あの優しくて明るいキャラできっと数えきれない仲間を、絆を作ってきたと思うんですよね…そしてたぶん、理人はそういう繋がりをすごく大切にする人で。繊細なぶん、人の想いにもすごく敏感な気がする。

そして「昨日会ったかのように 覚えているよ君の匂い」っていう歌詞も素敵。匂いっていうすごく曖昧だけど、たしかに自分の胸に、身体に、記憶とともに染みつくものを歌詞に取り入れる理人はやっぱり繊細だなあ、素敵だなって感じました。

「生活の一部のように 君を想うことが Routine routine」ってところも素敵。「想う」ということを生活の一部って書くところ…あとね、ここで気づいたのが一つ一つの動作の丁寧さ。歌詞の言葉を細かく、丁寧に表現する動作もまた理人の繊細さを表してるみたいで好きだなあ…

「いつもの場所で会おうまた yeah」は次のたじへと繋がるバトンのような歌詞ですよね。この「いつもの場所」「君との待ち合わせ場所」「どこにも行かないで」が、3人からの、「僕らはいつもここにいるよ」「君のことを待ってる」ってメッセージに感じてしまうんですよね…だから曲名も「How are you」なのかなって。今後私たちがどこへ行こうとも、帰ってこれる場所を作ってくれているようで。いつ帰ってきたって、変わらぬ声で、優しい表情で、迎えてくれる曲。それがこの曲なのかなって、感じました。

長くなりましたが、次!たじくん!

たじくんの歌詞でぐぐっとくるのはまず

「不安にさせた分以上 I'll fill in the blanks」ってところかな。

わたしはプデュまで、たじくんのことは知らなかったけど。渡韓のために消えてしまった期間、そして韓国での練習生期間。ずっとファンは不安で、そんな想いを持ち続けながらもたじくんの努力が実ることを信じて、待っていて。「待つ」っていうのもすごく、エネルギーを使いますよね…

そんなファンの想いもすくいあげてくれるようなこの歌詞が本当にたじくんらしくて好き。きっとずっと前からのファンも、大切にしているんだろうな。素敵。

あと韓国語の歌詞も、たじくんならではですよね。계속 달려와 바빠도 난 너만 봐 『ずっと走り続けて来て忙しくても僕は君だけを見てるんだ』

駆け抜けてきたデビューまでの期間、ずっと、ずっと、たじが見ていたのは、待っていてくれたファンのことなのかなって、そう感じました。韓国語をここで使うことで、積み上げてきたものは全て今に繋がってるってことが伝わってくるような。改めて色んな地で努力してきた、田島将吾という人間の想いに触れた気分。

そしてこの曲の中でもわたしが好きな歌詞TOP3に入るのが次の「Ring ring ring どこにいんの?俺はもう君との待ち合わせ場所」ってところ。

君との待ち合わせ場所、っていうところが本当に好き。今まで待っていたファンに、ただいまって告げてくれてるみたいで。待ち合わせ場所には、待っていてくれたファンのみんなが待ち望んでいた、カッコよくて、世界に羽ばたく翼をもった、優しさいっぱいのたじがいるんだろうなって。どこに行っていたファンも、おかえりって戻って来れるような。そんな「待ち合わせ場所」がこの曲のような気がして本当に大好きな一節です。

つぎ!西くん。

西くんもまた、繊細な歌詞を書く…🥲ドス鯉って男らしくてワイルドな感じの人たちの集まりかと思えば実は繊細で感性豊かな人たちの集まりですよね。だからこそラップの歌詞がこんなにも素敵なんだろうな…

Did you miss me? I'm sorryってところとか、西くんの優しさが感じられてすごく好き。どこまでも優しく「寂しかったね、待たせたね、ごめんね」って言ってくれる彼の声が聞こえてきそう。

そして「ずっと一緒だよ until we die」って…ヤバくないですか?シンプルに。死ぬまで…いっしょ…( ;  ; ) わたしたちが望むなら、望むだけ一緒にいてくれようとしてるんですよ、彼は…(泣)

このちょっと束縛するような強めな歌詞が、全体的に柔らかい質感の歌詞の中でも胸にぎゅっとくるフレーズですね。西洸人、罪な男…( ;  ; )

そして誰もがあぁ、西くんっっ…!!ってなったであろうこのフレーズ。「Would you be my girl,if you like」…うぅ…

この歌詞って、「俺のオンナになる?」って感じの雰囲気もあれば、「このままの俺を好きになってくれるなら、受け止めてくれるなら一緒にいてくれる?」って雰囲気もあるなって。受け止め方は自由とするなら、西くんが後者の雰囲気でこの歌詞書いてたらすごく可愛くないですか🥲?

でも繊細で寂しがり屋なところもあるって考えると、私は後者の雰囲気で受け止めたいなあ…と。そんなふうに感じました。

そして3人の声で歌われるからこそグッとくるのが「その声が恋しかったよ 君はどうなの How about you?」ってところ。

普段強くてカッコいいイメージの3人が「恋しかった」って…本当にぐぐっとくる。しかも君はどうなのって聞いてくるあたり…なんか3人にぎゅっと手を掴まれて、じっと目を見て聞かれている気がしてドキドキしちゃうフレーズです。

そしてここで1番泣いた。

「今1番君に伝えたい事 いつもありがとう Stay with me with me MINI」

この曲で1番伝えたい事として、私たちへの感謝を、一緒にいてくれてありがとうって、MINIって名前を呼んで、伝えてくれてるんですよ…(大号泣)

曲を出す、作るって、自分の子を産むようなものだと思うんです。それくらい3人にとっても、大変で、たくさん悩んで、それで作られた大切な大切な宝物のようなものだと思う。その中に、私たちの名前を刻んでくれてるんですよ…こんなの、泣けますよね…( ;  ; )ありがとう、ドス鯉( ;  ; )

そして最後は俺のもとにもたれていい、寄りかかっていいよ、もう待たせたりしないよ、って言ってくれてるんですよね…どこまでも優しい3人だ…


総じて優しさが目立つ歌詞で、だからこそ3人に抱きしめられてるような気持ちになって涙が止まりませんでした。この先も、この曲はずっと、MINIが帰ってこれる場所になるような存在であり続けてくれるんだろうな。寂しさを感じた時、苦しさを感じた時、拠り所になってくれるんだろうな。

そこには優しい顔で待ってくれているドス鯉が、INIが、いてくれるんだろうな。そう思える、本当に素敵で、大切にしたい一曲でした。



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3人がラップを選んだ奇跡から始まる物語は、こうして互いの絆を確かなものにして、

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大切な思い出を同じ温度でわかちあって、

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時にはお互いがお互いの拠り所となって、

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互いに想い合う心を頑張る糧として、

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信じ合ってきた末に、今この曲で1つの節目を迎えたのかなって。そう思います。

INIのラップ組としての物語は、始まったばかり。

今度はどんな姿を見せてくれるのかな?

どこまでも強く優しく繊細で温かい3人に、大きな愛を込めて。

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