こんにちは。

今日は、自分が正しい   と無意識に思ってしまう悲しい生き物について のお話しです。

人間て    思考を手に入れて

自分の正当性を証明しようと  必死な生き物じゃないですか？

なぜ、そこまで正当化するんでしょうか。

人間の脳には生きる為に必要な部分＝大脳辺縁系

と

理論や思考、判断をする、いわば社会的言動をする部分＝大脳新皮質

という脳の構造を

長い年月をかけて獲得しました。

文明や文化の発展と共に

私たちの大脳新皮質は進化しています。

その結果

人間は 不安 に苛まれるようになったという見方もできます。

文明が進めば進むほど、やたらと リスク を助長して 不安 になりやすいような雰囲気になっている感じですよね。

この不安を払拭する為に私たち人間は思考を最大限働かせ

何を考えついたのか？

それが

自分の正しさ

です。

自分が正しい と思う事で  不安  から逃れようとする。

そういう経験 ありませんか？

人間は、本能的にいらない感情(不安)を排除しようとする生き物です。

思考を働かせる事で 自分を正当化する。

それは、悪い事ではありませんが

結局、自己保身から 自分の正しさを押し通すのは賢明とは言えませんし

大きな存在になればなるほど

正当化した自分  から逃れられなくなり

つかなくても良いウソをつく様になってしまいます。

もう、修正ができなくなってしまうんですね。

私たち人間には 自分を守ろうという性がありますから

油断をしていると 自分の間違い を認められない生き物になってしまい

最終的に、自分で自分の首を締める事になりかねません。

自分は、常に間違っているかもしれない。

そのくらいの認識でいられると

案外 その方が 人生 楽ちん

かもしれませんね( ¨̮ )