見出し画像

立ち止まり思うこと


*前回アップした記事が
なぜか見つからず削除されていたので💧
コピーしてとりあえずアップしました💦




大切な朗読仲間が3月31日に
旅立ってしまいました。

もうすでに10日以上経っていて
色んなことを想い出し
祈りました。


私は、40代の時に友人を亡くしてから
エンディングノートをつけ始めた。


彼女は、病気がわかってわずか2ヶ月程で
亡くなってしまった。
もちろん周りの友達はそんなこと知らず
ただ1人だけに伝えていたようで
亡くなった後に知らせてくれた。

「誰にも言わないで…」と言われたから
みんなにお伝えできなかったの、ごめんねと
葬儀の席でいわれた。

葬儀の帰り道、仲の良かった友人と

「こんなに若く亡くなってしまうなんて…」
「スポーツクラブに週4回通っていて
あんなに元気だったのに」
「病気がわかって2ヶ月なんて早過ぎる」
「もし、自分がそうなったらどうする?知らせる?」
「言えないよ…」
「えーでも何も知らないのは寂しいなぁ」
「じゃあ、手紙が書いておくよ」
「うん、じゃあ私も手紙書いておくね」

そんな会話を交わした友人と
コロナ禍の直前に久しぶりにランチに行った。


紆余曲折ありながらも
東大生になった子供の話を聞かせてもらい
ひとしきり話をすると

「わんこの散歩に行かなきゃいけないから
私は帰るわ!せっかく鎌倉に来たんだから
あなたはゆっくりして行って、じゃあまたね!」

と帰って行く彼女の姿を見送ったのが
最後になってしまった。

あれから4年。
コロナ禍は会わなかった。


そして知らない間に昨年の夏
彼女は亡くなっていた。


友達から連絡があったのは、もう葬儀も終わった後。
人づてに確認してもらったら、5月に病気がわかって、8月に亡くなったらしいとのこと。

手紙は…来なかった。

年賀状は出し続けていたが
彼女から年賀状を辞めるからと言われ
私も最近出すのをやめてしまった。


私は若い時から、身近な人を亡くす経験が
度々あり、年を重ねていくにつれて
自分の想いを残しておいた方が良いのではないか?と思うようになった。



今回、グループの仲間を亡くした。
私はあまり話したことはなく
いつも朗読会を聞きにきて下さるので
感謝の気持ちでご挨拶をしていた。


亡くなられて、携帯にロックがかかっているので
なかなか周りの方に連絡することが出来ず
やっと解除できたので、溜まったメールを見ながらご家族が連絡を入れて下さるうちに、私達のところにも訃報が届いた。

1月に朗読会でお見かけしたのに…

昨年体調を崩されて、入退院の話しは耳にしていたが、今回もしばらくしたら退院されて
また元気な姿を見せて下さるとばかり思っていた。


身近な人を亡くした時に
やっと気がつくことがある。


私がいくら終活の話をしても、ピンと来ないと
自分事としては捉えてもらえない。

そうだよね、大切なことだとはわかっているけどね、またいつか考えよう。


70歳になったら考えるのか?
80歳になったら考えるのか?

人は皆、長生きすると考えがち。
だって、いま元気だから…


人生はいつ終わるかわかりません。
亡くならなくても、事故に遭ったり
倒れて介護が必要になるかも知れません。

いま、立ち止まって
少し考えてみませんか?


考えるか、考えないかは選択の自由。
関係ない…というのもひとつなので。

立ち止まり考えて

携帯のロックナンバーどこかに書いておこうかな?誰かに伝えておこうか?
これを見れば、パスワードわかるように書き留めておくとか。

そして

あんなこと、こんなことありがとう。
あんなこと、こんなことごめんね。


エンディングノートを作るも
メモに書いておくのも良いと思います。
残された人が少しだけ困らないように。

今、立ち止まって考えて欲しいのは
これからの生き方。

家族のため、誰かのために過ごして来たなら
これからは自分のことも大切にする。


何がしたかった?
どこに行きたかった?
心地よく過ごせるのはどんな時?
いつかやろうと思ってたこと
書き出してみるのも楽しいです。

叶えたいこと何個?
私は100個書き出しています。

あの人どうしてるのかなー?
連絡してみたい人リストも良いですね。

ありがとうって伝えておきたかった。
大切だよって伝えたかった。

言わなくてもわかってると思って
恥ずかしくて言えなかったけど
大好きだよってもっと言えば良かった。

頑張ってね、気をつけてね。

思いやりの言葉、大切な言葉、楽しくさせてくれる言葉、背中を押してくれる言葉、やる気になれる言葉。

いろんな言葉があっても
口に出して言わなければ伝わりません。


この先の人生を
より楽しく過ごすために
いま、自分の人生を振り返って
子供の頃に好きだったこと
やってみたかったことを少し叶えてみる。

行ってみたい場所、会いたい人に会いに行ってみる。

行かない理由、やらない理由

お金?時間?環境?


出来ない理由を考えるのではなく
じゃあ、どうしたら出来るのか?
どんな形なら叶えられるのか?
方法を探してみるのも面白そうです。


時間は作りましょう。


お金を掛けなくても出来ることはあるはず。

私はアナウンサーになりたくて上京しました。
夢は叶えていませんが
自分で配信をしたり出来るようになりました。
やり方、方法はまだあるかもしれません。


そして、自分だけでは見つけられないけれど、
人に話すことで「それならこんな方法があるよ!」とアドバイスがもらえることも。


あんなに無理!と思っていたことが
あっけなく叶うかも知れないのです。


仲間を失ったけれど
彼女が今回考える機会を
みんなに与えてくれたと思ってます。


絵を書いたり、お話しを作っていた感性豊かな
彼女を明るく偲ぶ。
私の時も、明るく楽しく偲んで欲しいです。
いま思うこと人によって様々だと思います。


一緒に今日の空に向かって
ありがとうって言いたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?