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販売の悩み、あれこれ

こんにちは。きっかけアクセサリーのお店カナ・ノワール堂、店主の音海奏乃です。

今回はハンドメイド作品を販売するときに悩んだこと・まだ悩み中のことを綴ってみました。

結論から言いますと、真実はいつも一つ「自分がどうしたいと感じるか」なんですが、そこにたどり着くまで、結構大変ですよね。ヤドカリマインドな私にも、まだまだたどり着けない領域がたくさんあります。

悩んでいるあなたも、悩みから抜け出したあなたも、新しいパターンとの出会いをお楽しみください。

海風を感じて

音海奏乃のハンドメイドアクセサリーは、デザインするとき、製作するとき、いつでも海風を意識しています。

もともとは、海辺の町やそこでの暮らしに似合うような、世界に一つのデザインを大切にしたアクセサリーを作っていました。地域の人は個性的なおしゃれを大切にする方が多く、少し違ったデザインはとても喜んでもらえていて、うれしかったことを覚えています。販売する年齢層も、60代以上と実は高く、大き目で目立つアクセサリーが人気

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しかし、ネット販売にしてからは、若い人が購買層となり、働いたり、子育てをしたりと、今まで私の作ったアクセサリーを買ってくれていた方たちとは全く違うライフスタイルでした。

今までのように作るのか、若い人に寄せるのか。まずはそこで悩み始めます。購買層を見れば、若い人に合わせたパーツ選びなどをするほうが買ってもらいやすいかもしれない。でも、今までの経験で身に着けたセンスは通用しない。たくさん悩んだ末に、どちらもできるようにする、という何とも中途半端な答えにたどり着きました

若い人が見て、親やその親まで教えたり、プレゼントで買ったりしてくれるかもしれない。そういうことにしておこうと決めたのですが、それでもいまだにパーツを見ていると、「そんな優柔不断な考えでよかったのかなぁ」なんて思う日も。はっきり決めることが得意な方を尊敬します

で、海が好きなのはいいけど……

皆さんは、「海風を感じるアクセサリー」と聞くと、どのようなものを想像しますか。木でできたリゾートチックなテイストだったり、貝殻やシーグラスを使用したものだったり、はたまたカラーリングに特徴を見出したり、実に様々だと思います。

海、というものをテーマにしたとき、多く見られるのが「青」「パール」「貝殻やシーグラス」です。もちろん、海といえば青、白い砂浜にきれいな貝殻とシーグラス、という光景は簡単に想像できます。パールは人魚の涙とも呼ばれ、ロマンティックな雰囲気がありますよね、では、海辺になるとどうでしょう。先ほどの要素に、開放感やリゾート感が加わって、天然石やウッド、シルバー系が多くなります。海辺の町に行ったり、テレビで見るとこちらも納得ができますよね。

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問題は、ここからです。仮に皆さんがイメージする海がそういう感じだった場合、カナ・ノワール堂で販売しているアクセサリーから海を感じられるでしょうか。

答えは人それぞれでしょう。「海っぽいものがあるから、まぁ感じる」、とか「海とは名ばかりじゃないか」とか……。どうしてそういう印象になるかというと、実はカナ・ノワール堂は「海らしさ」「海辺らしさ」というイメージをうまく作り出せていないから。わかってはいるのですが、どうも私の海と皆さんの海が少し違うようなんですね。どっちがいいとか悪いとかではありません。が、やはりそこはもう少し「一般的な」海の概念を出すべきか悩んでいます。

統一感と個性のはざまで

私が学生だった頃、多くの学生は、決まった校則の中で、自分なりの差を出そうと日々いろいろな研究をしていました。ヘアスタイルやキーホルダー、靴下に文房具……。実にいろいろな角度から「自分らしさ」という個性を出していました。ハンドメイドの世界も、それと似ているんです

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