今日の独り言。No1.

今日は思ったのは、自分のことなのに自分のことをあまり言語化して深く語れないんだと気付いた。

人間というのは所詮、自分の描いた枠組みの中でおさまってしまう。良くも悪くも。だからこそ最初の段階から自分の可能性や生き幅を狭めてしまうことはあまりに論外な話です。

自分についてもっと深く言語化していくことをやってみよう。これはSHOWROOMの前田さんの言うところの『抽象化』の練習になる。

自分をトップレベルに持って行きたいなら、トップレベルの人たちと同じ『ものさし』で生きることが大事になってくる。

何かモノを作る人間が、大多数の人と同じ思考でいいわけがない。その為にまず自分という人間を知ろう。もっと自分という人間を深掘りしよう。自分のことすらよく知らない人間が、他人を思いやれるはずがない。クリエイターってどこか探検隊みたいなところがあって、それってつまり実際にあるかも分からないお宝を探し求めて、困難な崖や山道をわたっていくような要素がある。

だからまずは各々が自分の心の中に秘めてる『こうあったらいいな〜』みたいな理想とか『これからこうしていきたい!』っていうような想いでもなんでもいい。まず一つでいいから何か1つ自分が軸足をぶっ込めるところを見つけよう。

あとこの前キングコングの西野さんがおもしろいことを言ってた。

例えばワンピースの中でルフィが海賊王になった後のお話だと、なる前を応援してたファンの熱量は圧倒的に落ちる。これはご自身もお笑いをやってく中で経験されたらしい。要はデビュー1年目から驚異的なスピードで売れていくキングコングに、ファンは自分たちの思い描く期待感をそのまんま彼らコンビに投影していたと。

けれど不思議なことに、「はねるのトびら」で視聴率20%を取って大ブレイクすると、なんとファンの数が減り始めたというのだ。テレビではこんなに売れてるのに。なんて状態に陥ってしまう。

つまりワンピースでいうところの、ルフィなら絶対海賊王になってくれるだろうという期待をファンはそのまんま物語のストーリーに投影している。だからファンはルフィを応援したくなるし、一度始めたら途中でやめるのは罪悪感があったりして、そのまま応援し続けるける。そこに熱が生まれる。

けれど、それはあくまでストーリーの達成まで身近に併走し続けてくれているのであって、達成すると、応援する意味合いがなくなってしまう。

つまりストーリーは、

達成するまでの過程にファンは熱狂する

過程が1番ファンを惹き付けるんだと。だからこそ西野さんはいつも積極的なファンの人たちを『共犯者』と評して、自分の作品作りに一緒に参加してもらっている。これがミソです。ファンが過程を最高に楽しめるように設定している。ストーリーが完成するまでただ傍観させるのではなくて、一緒に共犯者として制作に加わってもらう。これってある意味ファンビジネスの究極の形だと思う。

だからこそ西野さんは、あえてなかなか達成できないようなストーリーを掲げる。理由は明白。

ファンが過程を楽しめる時間が
圧倒的に増えるから。

もっとこれからも僕らを
ワクワクさせてほしいな〜〜。


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