“作品”を創るのは誰?
“作品撮り”
という時、その写真はカメラマンだけでなくモデルさん・ヘアメイクさん・スタイリストさん、その撮影に関わる全員で作りあげているものだと思っている
カメラマンである私の
『こういうものを撮りたい!』
『こんな世界観を表現したい!』
ってビジョンは勿論大切なもので
そのビジョンを形にするために、イメージに合うモデルさんを探すし(撮れれば誰でもいい、って訳ではないのだ)
モデルさんありきの作品撮りならその人に合う世界観を考えて、作品のビジョンを固めていく
そして、そのビジョンを実際に形にするためには、写真に写ってくれるモデルさんや、髪型やメイクでその世界観を表現してくれるヘアメイクさんの力が欠かせない
そういう作品作りに協力してくれる人たちからのアイディアや提案は、時に、カメラマンである自分だけでは思いつかないものを与えてくれ、そこから新しいインスピレーションを得ることも多くある
私はその
みんなで一つの作品を作る感覚が好き
今日は、次に『撮影しましょー!』と話をしている方と打ち合わせ&衣装選びへ
ランチをしながら撮影について話して
(撮影以外の世間話も沢山した。そういう話も、このモデルさんにどんなものが似合うかな…ってイメージを固めるのに大切なもの)
私の持っているイメージに合う服を探しに、洋服屋さんをブラブラ
(私も試着しまくって、女子同士キャーキャー楽しい時間だったw)
実際に目の前で色んな服を着てみてもらうと、また写真のイメージが固まって
さよならした後、カフェで色んな写真を見ながらまたイメージを深めていって、それをモデルさんに共有する
モデルさんからは、こんな髪型はどうか、洋服はこんな感じがいいと思う、なんてメッセージがくる
うーーーん、楽しい!
楽しいし、ありがたい!!!
言葉にすると思考が整理される
そんな傾向が自分にはあるのだけど、それは何かを作る際にも当てはまるようで、自分の頭の中だけで考えるよりも言葉にしたり、実際に衣装やヘアメイクを目にすることで、より撮影へのビジョンが深まる
それをさせてくれる誰かがいることはとてもありがたいし
一つの作品を撮るために、私とのメッセージや、打ち合わせ、衣装選び、イメージングに時間を割いてくれる人がいることもありがたい
せっかく、お互いに時間を割いて撮影をするならば、その時間を最高に楽しい良いものにしたいし、そこからできる作品もいいものにしたいと私は常々思っていて
だからこそ、今回のモデルさんみたいに積極的に動いて意見をくれる方とか、「こんな衣装はどあですか?」って写真を送ってやりとりしてくれるモデルさん、撮影中に「こうしたらどう?」って提案してくれるモデルさんの存在は本当にありがたいし、そういう姿勢は素敵だなぁ…と思う
そういう姿を見ていると、こちらもワクワクするし、より一層やる気が出てくるもの
一人で撮ってても楽しいんだけど
せっかくだったら一緒に一つのものを作り上げていけたがもっと楽しい
次の撮影までに、私ももっと撮りたいイメージの深掘りをしよーっと!!
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