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【ニート日記vol.5】「0→1」ができないからこその、「1」集め

こんにちは、ただのニートです。

3/14、ホワイトデーですね!生まれてこのかた、バレンタインデーは盛大にお祝いするのに、ホワイトデーとは一切無縁の人生を歩んできたニートは、本日、突如届いた、3年前に別れた元カレからのお茶のお誘いをバッサリ切り捨て、家でダラダラし続けておりました。

なんやねん。

0からの物語は綴れない私

突然ですが、私は「0→1」がとても苦手です。

前に別のnoteにも書いたのですが、「1→10」はそこそこ得意なのですが、その前段階、何もないところから「1」を作り出すのは本当に苦手。

だから、写真の撮影に関しても、撮影前に「こう撮りたい!」ってイメージを作るのはまったくできないし、しないです。撮影日に、モデルさんと撮影場所に行って、その場とか、モデルさんの様子を見て、それでなんとなく見えたイメージを形にする感じ。究極の、臨機応変型。

さらに、その写真にストーリーを載せる、という作業は、私の場合は撮影から帰ってきて、写真を見返したタイミング。

そこにある写真たちから、ひとつのストーリーが生まれて、それを持っている写真たちを使って形にしていくスタイルです。

撮影場所とモデルさん、って「1」があるから、写真のイメージを作れるし。

写真という「1」があるから、ストーリーを作ることができる。

「1→10」スタイル。


「1」はどこにあるんだろう?

「0→1」が苦手で、「1→10」はそこそこできるのであれば、できるだけ沢山「1」を集めるのことが、私には必要になってきます。

じゃあ、写真という作品を作るための「1」はどこにあるんでしょう?

さっきも言った通り、モデルさんや、モデルさんの衣装、撮影場所、たまたまそこに落ちていたもの、みたいな「直接撮影に関わってくるもの」なんかは「1」になります。

他のフォトグラファーさんが撮った写真を見て、そこからヒントを得ることもあるので、それも「1」になりますよね。

でも、そんな、「写真」に直接関わらないものも、自分の中では大切な「1」になるのです。


物語の種はあちらこちらに落ちている

昨日、駅のお花屋さんを見ていたら、ピンクのラナンキュラスと、スカビオサがとても可愛らしくて、部屋に飾る用にとお迎えしてきました。

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この、ちょっと濃いめのピンク、大好きなんです。

夕方で、窓からすごくいい光が入っていたので、わんこに邪魔をされながらも、無心で写真を撮って。

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何枚か撮った後に、ふと思い立って、花言葉を調べてみたんです。

ラナンキュラスの花言葉
・Radiant charm / 晴れやかな魅力
・I'm dazzled by your charm / あたなの魅力に目を奪われる

スカビオサの花言葉
・Unfortunate love / 不幸な恋
・I have lost all / 私は全てを失った

なんだか、キラキラしたポジティブイメージの花言葉の子と、悲しい花言葉の子たちを組み合わせてしまったなぁ…と思わず苦笑しつつ、ここで、ふと物語が浮かぶわけですよ。

あなたの魅力に目を奪われ、それが故に、全てを失ったのか

はたまた

全てを失ってもなお、私はあなたの魅力にまだとりつかれています、なのか

どちらの物語を形にするか、は私次第なのですが、なんにせよこんな形で、1つの物語が作れちゃうわけです。でもって、そうやって物語が作れれば、それに合わせて、写真を撮ることもできる。

これは、花言葉、という「1」があったからこそ。

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「1」の種って、本当にあちこちに落ちているもの。

私の周りにも、写真とは直接関係のない、音楽からイメージを作るという人もいるし、自分が旅先で見たものからイメージを作るという人もいる。

街中で見かけた女性の洋服や、髪型が印象に残って、そこから「次はあんなスタイルで撮影しよう」と思うこともある。

街中を歩いていて気になったもの、人生で出会うもの・経験することは、全て「1」になる可能性を秘めていると思うのです。

大切なのは、それを「1」として見ることができるかどうか。

ただなんとなくネットを眺めている時は、気にも止まらなかった情報が、自分がそれに関わることになった瞬間に目に入るようになってきた!なんてことありますよね。それと同じで、どれだけ、意識的に世界を見ることができるか。

あと、自分の感性に触れてきたものに、どれだけ敏感であれるかどうか。「面白いな」「素敵だな」と思っても、その感覚に対して、敏感じゃないと、なんとなく気になったな~で終わってしまうこと、多いので。

そうやって、意識していろんな世界を見て、いろんな経験を積むことで、本当にたくさんの「1」を集めることができると思うのです。

自分の引き出しを増やすこと
大切ですよね。

さ、そんなわけで、写真撮って、編集して、文章を書いたら頭が疲れてきたので、母親が買ってきてくれた、馬鹿みたいに美味しいチョコレートクッキーでも食べてきます。

ホワイトデー全然関係のない、クッキーね!

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