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【日プ女子】清水恵子を絶対デビューさせたい理由

間もなく最終回を迎える日プ女子ことPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS。

ここまで各話の感想を書いてきながら敢えて1pickを明言してこなかった私だが、何としてもデビューさせたい練習生がいるので、今回はその布教をしたい。

その名は清水恵子。日プ女子で最も面白く、最も元気をくれる練習生だ。


清水恵子が分かる動画3選

まずはこちらをご覧いただきたい。

初見の人がいたらきっとこう思ったことだろう。

何だコイツ〜!!!(CV:ジョイマン池谷)

分かる分かる。私もそうだった。正直「まーたクセ強芸人キャラが日プに参加したよ」というのが第一印象で、何ならこの子はNSCに行くべきでは?と思ったほどだ。

しかし恵子が目指しているのは芸人ではなくアイドルだ。その証拠にこれらを見てほしい。

ちゃんみなの「美人」をベースに自作ラップを披露する恵子

番組オリジナル曲「小悪魔 (Baddie)」を披露する恵子

そう、彼女はただの面白い女子じゃない。ダンスも歌もラップもできる面白い女子なのだ。私は他にも好きな練習生がいるが、日プ女子を観ていて一番元気をもらったのが恵子だったので、最後は彼女を応援しようと決めた。

「うーん、ちょっと気になるけど今から日プ女子を見る暇は無いしなぁ…」

そんな人のために、ここからは清水恵子が日プ女子で歩んだ道をざっくり振り返りたいと思う。

衝撃のクセ強パフォーマンス

番組序盤、集められた練習生たちは自己紹介代わりに歌とダンスを披露する。それを元にトレーナーによって実力別のクラスに振り分けられるのがレベル分けテストだ。そこで清水恵子は衝撃的なパフォーマンスを披露した。

何と曲は新しい学校のリーダーズの 「 オトナブルー」。本家に負けないクセの強さで見事会場を沸かして見せた。それが功を奏したのか恵子は一番上のAクラスに振り分けられ、ただのネタ枠では終わらせない予感を漂わせた。

※ポニテに鉢巻が恵子

笑顔の裏の苦悩

続く審査がレベル分け再評価だ。課題の内容は、番組のために書き下ろされた新曲「LEAP HIGH!」を3日間で歌って踊れるようになること。

清水恵子は自らも努力する一方、苦戦気味の練習生にラップを教えてあげる一面も見せた。練習中に泣いてしまった仲間には「焦りが一番禁物だから!急がば回れだよ!」と、持ち前の明るさで鼓舞した。

しかし当の本人も不安な気持ちは隠しきれなかった。レッスンでは「できるって信じてても、できない時もあるし…色々ごちゃごちゃで…」と本音を吐露する。

迎えたテスト本番。その様子を目の当たりにしたトレーナーのKEN THE 390は、恵子の迷いを見逃さなかった。

「(清水恵子は)自分で割とカラー決めてるんすよ、もうすでに。私ってこういうタイプだからこういう曲合いませんよね?とか…。(中略)あの生き生きさが無い」

※ 日プ女子本編 #2 Part6 5:50より

私もKEN THE先生同様、この時の恵子からは「これは自分に合ってない曲だから」という諦めに近い何かを感じた。せっかくのチャンスなのに「清水恵子」というジャンルの幅を自ら狭めているようにも見えた。今振り返るとそれは、Aクラスという肩書が重荷になって、普段の恵子らしさを発揮できなくなったせいだと思うが、実に勿体ない一幕だった。

結果として、清水恵子は一つ下のBクラスに降格してしまう。しかしここで終わらない根性を恵子は持っていた。

「TOKYO GIRL」の覚醒

続く課題はグループバトル。既存の楽曲を2手に分かれて披露し、観客の投票で勝敗を決める審査だ。

清水恵子の所属チームはPerfumeの「TOKYO GIRL」を披露することに。しかしこのチームは本来、他のメンバー曰く「ゴリゴリのメンバーが集まっていますので」というほどパワフルな練習生の集まりだ。その持ち味が活かしにくい曲でどこまでやれるのか、多くの注目が集まったが、結果としては非常にいい出来だった。それこそ本家Perfumeの見せる機械的な世界感とは真逆のパフォーマンスだったが、チームの魅力を殺すことなく、全く新しいTOKYO GIRLを見せたという点では大正解だったに違いない。

恵子個人に焦点を当てると、サビに入る起爆剤を見事に果たしていた。それまで静かに抑えていたエネルギーを、恵子の「AWAKEー!!」というシャウトをきっかけに見事に解放させ、エモーショナルなクライマックスへと持ち込んだ。確かに恵子の良さをフルに出せる曲ではなかったが、それでも再評価テストの時とは違って「こういう曲もできますよ!」という自信がそこにはあった。

全体映像(黒髪ポニテが恵子)

チッケム

「美人」の決意表明

次の課題、ポジションバトルでは、ダンス、ボーカル、ラップの中から好きなジャンルの好きな曲を一つ選択し、観客の前で出来映えを競い合う。清水恵子はここでようやく得意のラップを披露することに。

実は清水恵子が私の中で1pickに昇格したのはこれがきっかけだった。

ラップを選んだ練習生は自分でリリックを書く。そこで恵子がしたためたのは「ネタ枠」という偏見に対する葛藤だ。特にハッとしたのがこの箇所。

誰にも言えなかった"くるしい"

美人 / ウチら ver.

あの笑顔の裏にどれだけの涙があったのか、この1フレーズで気づかされた。「ネタ枠」という、ともすれば過小評価されがちなラベリングに対して恵子は人知れず苦しんでいたのだ。しかしそこでタダじゃ起きないのが清水恵子。それに対する痺れるアンサーがこれだ。

おもろ枠?それで落ちる枠?
ぺちゃくちゃ語ってれば?その美学
私はその時間でスキルを磨く
がんばり続けた私は光る

美人 / ウチら ver.

もう誰にも「ネタ枠」なんて言わせない。そんな決意表明を感じられるフレーズだった。少なくとも私はこれを受けて、これまで彼女のことを奇異の目で見てきたことを反省した。

全体映像(ノースリーブのミニ丈ドレスが恵子)

チッケム

成長を見せた「小悪魔 (Baddie)」

番組も終わりに向かうころ、新曲のパフォーマンスで競い合うコンセプトバトルが行われた。

清水恵子のグループが披露する「小悪魔 (Baddie)」は、夢のために強くなろうとする女子を描いた曲で、ここに辿り着くまでにたくさん努力し涙を流した恵子にピッタリだった。

本番の彼女からはただ曲のコンセプトを消化するだけではなく、そこにちょっとした遊びを入れてくる余裕まで感じた。それでいて大枠をはみ出ることもなく、すっかりこの曲を自分のものにしていた。特にラスサビ冒頭は必見。

練習の様子

全体映像(黒髪ロングに黒スカートとロングブーツが恵子)

チッケム

清水恵子に投票するには

ここまで読んで清水恵子に興味を持ってくれたのなら、ぜひあなたの投票で恵子の夢を後押ししてほしい。方法は下記画像を参照。

※投票に必要なdアカウントはdocomoユーザーではない人でも作成可能。

なお、投票は日付が変われば毎日1回ずつできるので、期間中は何度も投票してほしい。一日につき、Leminoアプリと公式サイトで1票ずつ投票できるので、その両方で清水恵子に投票しよう。

もっと深堀りしたい人に

最後に、もっと清水恵子のことを深堀りしたい人のためにいくつかコンテンツを紹介する。

Lemino動画一覧

まだ本編を視聴していない人のために恵子がクローズアップされるエピソードを厳選した。下記リンクでLeminoにアクセスしてぜひチェックしよう。

エピソードリスト

#2 Part2 「レベル分けテスト⑥」
#2 Part5 「レベル再評価テストに向けトレーナーレッスン」(恵子の出番は22:50から)
#2 Part6 「レベル再評価テスト」(恵子の出番は5:40から)
#4 Part4 「グループバトル⑧ / TOKYO GIRL」
#7 Part1 「ポジションバトル⑥ / 美人」(本編は3:10から)
#9 Part2 「コンセプトバトル① / 小悪魔 (Baddie)」
#10 Part5 「デビュー評価 課題曲発表」
#10 Part6 「プレデビュー合宿」

清水恵子FDサイト

非公式ファンページのリンク

過去記事

拙作ながら、過去に私が書いた日プ女子の感想文で、清水恵子について言及した記事を掲載する。


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