雨の日のコインランドリーでこれからの生き方を考える
雨の日のコインランドリーが好き。
洗濯物を乾燥機に入れて、はじっこの方にある
雑誌コーナーで雑誌を読むのが好き。
ここで、よくいるコインランドリーを
掃除しているおばちゃん。
多分、パートかな?
行くたびに元気にそこらじゅうを
ぴかぴか綺麗にしている。
このおばちゃん、いつも楽しそうなのだ。
来る人、来る人に
「おはようございま〜す!!!」と
元気に挨拶をし、
乾燥機をかけている間、
どこかに行っていた人が帰ってくると
「おかえりなさぁ〜い!!!」と言う。
帰って行く人には
「ありがとうございました〜!!!」
「お気をつけて〜!!!」と元気に言う。
来る時は挨拶しなかった人も
帰る時には自分から
「ありがとうございました。またお願いします」
なんて言いながら帰っていくから面白い。
おばちゃんは挨拶の見返りなんて求めていないし、べつに返事が返ってきても、返ってこなくても気にしていない。
ただただ、そこらじゅうをピカピカ綺麗に
そして、人が来たら元気に挨拶をする。
人と人との繋がりや、関わりなんて
なさそうな、たかがコインランドリーが
このおばちゃんによって
なんだかほっこりする温かい居場所になっている。
コインランドリーのパートのおばちゃんに
「またお願いします」「また来ます」なんて
いう人がいるだろうか?
このおばちゃんに世間話をしにくる
おっちゃんもいた。
これが、このおばちゃんの人間力なのだ。
このおばちゃんは、自分が楽しく輝ける場所を
知っている。
30分の乾燥待ち時間、、
本当にこのおばちゃんの人間力に関心する。
会話もすごい心地いい。
本当に人に興味を持った質問って
あたたかみがある。
ちゃんと、褒めるし
深入りはしすぎない。
こんなおばちゃん、憧れるなぁ。
働くって、何するかというより
自分がどう在りたいか。
どう生きたいか。だよな。
雨の日のコインランドリー大好きだ。
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