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【制作】石焼き芋屋さん【移動販売】

こんにちは!

今回は、制作した石焼き芋屋さんについて書いていこうと思います。

まず、石焼き芋屋さんを作ろうと思ったきっかけですが、以前購入していたマルカの「ハイゼットトラック」を見て作ってみたくなったのがきっかけです。

マルカのハイゼットトラック
おもちゃだけど荷台に色々乗せられるし、
シルバニアにもちょうどいいサイズ感

こちらのトラックを使って作っていこうと思います〜!

これからお前は焼き芋屋に変身だ!

制作期間:2023/09/23〜2024/04/06

◾️土台作り

トラックは別の用途でも使いたいので、まずは取り外し可能な土台を作りました。

土台はバルサ材で作っています

土台をすっぽりと荷台に乗せられるように作りました。
画像が省略されていますが、後ほどニスで塗装しています。

提灯

続いて、一番重要な焼き芋屋の看板でもある提灯を作ります。

提灯ですが、手軽な材料で作りたいので厚紙や紙ストロー、マスキングテープなどを使っていきます。

まず、このような形の厚紙を8枚作ります
厚紙より少し長めに切った紙ストローに、
先程の厚紙を等間隔に貼り付けます
こんな感じ!
光を通すために紙ストローの隙間に
沢山穴を開けます
細く切った紙をこんな感じで
ぐるぐる巻きに貼り付けます
赤いマスキングテープと
上下に黒いマスキングテープを
貼り付けたら完成です!

ストローの部分にライトを入れるとほんのり光って良い感じです〜!
こちらの提灯に「焼いも」の表記を後ほど追加します。

焼き芋焼き機

続いて、焼き芋を焼くための機械を作っていきます。
(薪を使うタイプの焼き芋焼き機を作っていくよ)

ネットで焼き芋焼き機の写真を漁りまくって、形を考えて…(この作業が一番時間掛かるよね…)
スチレンペーパーで作っていきます。

こんな感じです

紙で蝶番を作って、開閉できるようにしました。

下地にジェッソを塗って、アクリル絵の具で着色。

黒く汚したりもしてみました

後ろの煙突部分はストローを使っています。

焼き芋焼き機の下に置くコンクリート?的な物も、同じくスチレンペーパーで作りました。

この上に焼き芋焼き機を置きます

焼き芋焼き機に入れる薪は、以前ジオラマ作りで紹介した「雑木小枝セット」に入っていた枝を切って使用しました。

「雑木小枝セット」に入っていた枝
枝を切ってこんな感じにしましたー!
薪っぽくなったかな…?

焼き芋焼き機に薪を入れて、黄色のセロファンと赤いミライトを入れてみると燃えている感じになります。

ちょっと赤みが強いけど…

さつまいものダンボール

次に、さつまいものダンボールを作りました。

さつまいものダンボール

こちらのダンボールは、装飾のためでもありますが、ライトの根本部分を隠す用途としても使用します。

ダンボールにライトの根本部分を入れて、
焼き芋屋の土台の棚にセット
これでライトの根本が目立たなくなります

ライトを点けるとこんな感じです。

いい感じ!

ワイヤーの部分が何箇所か光るタイプのライトなので、バランスよく天井にテープで止めて、先端のライトは提灯に入れています。
(説明が下手…!笑)

ついでに提灯に「焼いも」の表記を付けました。

作ったシールを貼り付けただけです

ミニチュアのはかり

次に、小物を充実させるために「はかり」を作りました。
既製品が良かったのですが、家に良さそうなはかりのミニチュアがなかったので、スチレンペーパーや厚紙、プラ板などで作りました。

塗る前

はかりの皿の部分は、「コアラクリーニング」の時にご紹介した「ねじ頭隠し」がちょうど良かったので使いました。

ねじ頭隠し

こんな風に余ったパーツを別のところで活用できると嬉しくなりますね…!

はかりを塗るとこんな感じです。

飾りだしこんな感じのクオリティでも十分だよね…!

はかりの下に置いてある台は、スチレンボードに木目調のマスキングテープを貼ったやつです。

暖簾やトラックシート

石焼き芋の暖簾も付けました。

矢印のとこ、幅が広かったので
切ってちょっと狭くしました

続いて、土台にトラックシートを付けていきます。
石焼き芋屋は、私の中で緑色のシートが設置してあるイメージなので、こちらのビニールテープを使います。

ビニールテープ

ビニールテープだと、質感もシートっぽいし、柔らかくて剥がすのも(貼り直しも)簡単で使いやすいです。
扱いやすいので、使い方によっては他にも色々使えそうだと感じました。
ただ、緑色は他に何に使えるか今のところ思い付きません…笑

焼き芋焼き機の煙突は通せるように、
土台とシートに穴を開けています
シートを止めてある黒い紐のようなものは、
黒いマスキングテープを細く切ったやつです
いい感じ!

シートはくるくると巻いてあるんですが、時間が経つと広がってくるので接着剤で付けました。
(今後シートを閉じることもないので)

ここまで作業して、ほぼほぼ完成しているんですが、何故か急にやる気を見失い…
気付けば半年経ってました…笑(おい

気を取り直して続き書いていきます!

◾️焼き芋作り

いよいよ、メインの芋に取り掛かります。

この中に芋を入れてくよ!

今回作っているのは、“石”焼き芋なので、石をまずは入れていきます。

ネットでいい感じの石買ってみたよ!

石を入れるとこんな感じ。(ボンドで接着しました)

石のサイズ感ちょうどいい!

次に、さつまいも作りです。
まずは、ダンボールに入れる生のさつまいもを作りました。

生のさつまいも

若干色を明るくし過ぎた感があります。
でも面倒なのでこのままいきます…

ダンボールに入れるとこんな感じ

先ほどの石の上に並べてみるとこんな感じです。

焼かれる前の芋たち

石は少し黒っぽく塗りました。

続いて、焼いた後の芋を作っていきます。
焼いた後は、皮が身から浮いてるイメージなので、身と皮は別に作ります。

これは焼き芋の皮です

焼き芋の皮は、お弁当に使うアルミカップの間に挟まってる紙を使いました。

アルミカップ
これを皮に使いました

アルミの部分もミニチュアでは色々使えます!(そのままアルミホイルっぽい感じで使ったり、ミニチュアフードの質感付けるのにくしゃくしゃにして使ったりします)

身の部分は樹脂粘土です。
作り途中の画像がないのですが簡単に説明すると、樹脂粘土で芋の身を作って、その上から皮を貼り付けるイメージです。
(伝わらない説明…)

焼き芋完成!
ほくほく系よりねっとり系芋意識してます

焼き機に並べるとこんな感じです。

芋焼けた〜!!

◾️新聞紙作り

芋は完成したので、次に芋を包む物を作ります。
焼き芋屋で焼き芋を買うと新聞紙で包んでくれるイメージがありますが、調べてみると最近は新聞紙で包むのはあんまりやっていないみたいですね。

普通の紙や袋でも良いのですが、せっかくならテンプレ感ある焼き芋屋がいいので、芋を包む新聞紙を作ってみました。

森林新聞

自分が撮影した写真などを色々使って作ってみました。
(記事の文章はAI生成のものを適当に貼り付けています)

めちゃくちゃ大変だった…笑
でもなかなか良いものができて嬉しい!

こちらの新聞を、「まっさら新聞紙」という紙に印刷。

ミニチュア化して文字は潰れてしまいましたが、新聞紙っぽくなって満足です!

新聞紙完成〜!

焼き芋を包むとこんな感じです。

新聞紙で包んだ焼き芋。
小さくてもはや何か分からない…笑

せっかく作った新聞紙、もしよければ皆さんも人形遊びやオモ写などにご活用ください。
※自作発言・二次配布・商用利用はおやめください。(常識の範囲内でのご利用をお願いします)

ちなみに、私と同じく「まっさら新聞紙」に印刷する場合は自己責任でお願いいたします。
(印刷用の紙とは書いていないみたいなので…)

Amazonのリンクの貼り付けが失敗してしまうので画像で失礼します。

まっさら新聞紙

普通の白い印刷用紙に印刷する場合は、画像の色味を新聞紙っぽく加工するといいかもしれません。
下記はiPhoneの画像編集フィルタで元画像の色味を編集した画像です。

フィルタ「ドラマチック」
フィルタ「ビビッド(冷たい)」
フィルタ「ビビッド(暖かい)」
フィルタ「モノ」

印刷時の色味や大きさ変更はご自由に行ってください。
(それ以外の改変はおやめください)

作った新聞紙をTwitter(X)やInstagramに載せていただく場合は、私のアカウント(@kanafett)をメンションしていただけるととても喜びます!

お芋を包むのもいいですが、ポストにぶっ刺したり、喫茶店で読んだり、すき焼きや焼肉する時に下に敷いたり…色々使ってみてください♫

話が逸れましたが、制作に戻ります!

◾️焼き芋屋さんの服作り

続いて、焼き芋屋さんの服を作っていきます。今回、焼き芋屋さんをお願いするのは、シバイヌのお父さん!

“和”が似合うシバイヌさんにぜひお願いしたい…

ありがてぇ!!

ということで、お父さんに服を作ってみました。

なんか一気におじさん化した

本当はポケット多めのベストとか作ってみたかったんですが、私の技術ではなかなか難しく…
シンプルにシャツとパンツ、ニット帽になりました。

シャツとパンツは、布プリ使ってます。
(シャツのチェック柄、描いたんだけど柄の大きさミスりました)

布プリは自由に柄とか描いて印刷できるのでおすすめです。
(Amazonのリンクがどうしても貼れない…)

布プリ

ニット帽は、100均の靴下の親指部分を切って帽子にしました。
(本当は手袋を買おうと思ったんですが、季節的に売ってなかったです笑)

耳が若干気になるネ…

首に巻いている手拭いは、100均で購入したテーピングテープを使って作ってます。

また、焼き芋屋といえば軍手…

軍手

白い布をシルバニアの手の大きさに縫って作りました。
手首の方の色が付いているところは、太めの糸を貼り付けています。
(家に太めの糸がなかったので、刺繍糸を3本くらい取ってボンドで1本にしてくっ付けてます)

軍手と言われれば軍手と見えるクオリティ

この世でいちばん可愛い軍手だよね…笑

靴下に見えなくもない

正直、この服装に納得はいってないのでいつか変えるかも…
思い切って芋色の服とか着せても良かったかな?←

◾️スピーカー作り

最後に、スピーカー(拡声器)を取り付けます。
「いしや〜きいも〜おいも〜」が流れているスピーカーです。

難しいことはできないので、簡単に厚紙と紙ストローを使って作ってみました。

塗るとこんな感じになりました。

あんまり綺麗に塗れなかった…笑
設置してみた

微妙なクオリティではありますが、このままいきます。

◾️完成

時間が掛かってしまいましたが、無事に完成しました〜!
冬に完成させるつもりが、気が付けば春…笑

遅くなってごめんね

でもなんとか無事に完成できて良かったです!

さつまいものダンボールに隠したライトのスイッチを一応表に出してあるので、ここからONとOFFを切り替えられます。

ライトのスイッチ

ライトを点けると雰囲気が出て良い感じです〜!

作った新聞紙も活用
お芋が沢山焼けてます〜!

作ったダンボールや新聞紙でごちゃっと感も出せて満足です。

雑な感じが良い

全体的にはこんな感じです。

芋焼き機にミライトを仕込んで燃えてる風に…

お部屋を真っ暗にして撮ってみました。

シバイヌのお父さんがおいしいお芋を焼いて待っています!

「ぜひ買いに来てね」
焼きたてほかほか

以上、石焼き芋屋さんでした。

ほぼ理想通り完成はしましたが、ひとつ残念な部分を上げるとするなら、リアゲートの開閉ができない点です。

そのため、後ろから焼き芋焼き機が見えにくくなっています。
(薪も入れにくそう)

仕方ないけどちょっと残念

おもちゃのトラックを他にも調べてみると、ヘッドライトが光ったり、リアゲートも開閉できるラジコン仕様のものがあるみたいです。

マルカのより小さめのようですが、こちらを使うのも良かったかもしれません。

なんだかんだサボったりしてて、完成まで半年以上かかってしまいましたが、実質作業時間だけだと2週間くらいで完成できたと思います…(サボりすぎ

◾️おまけ

余談ですが、マルカの乗り物のおもちゃはゴミ収集車もおすすめです。

マルカ フリクション清掃車
サイズ感が良い
前から見ても可愛い
このテールゲートが、
開閉します!
(上の表示も「作業中」に切り替わる)
ゴミも入れられる!
※ゴミ袋は自分で作りました
毎度ごみ収集してくださる方には感謝です

素晴らしいおもちゃなので、皆さんもぜひ!
(お子さんにもおすすめ)

最後まで読んでくださりありがとうございました♫

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