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【フォーラム】神奈川区多文化共生ラウンジさんと友ゆうスペースさんに訪問しました!!

外国人の子どもたちの学習支援やお悩み相談を行っている神奈川区多文化共生ラウンジさんと友ゆうスペ-スさんに訪問しました。

【目的】
① どのような子どもたちがいるのか実態を調査する。
② 子どもたちと親睦を深める。

【日時】
2024年4月2日 16時から18時:神奈川区多文化共生ラウンジ
2024年4月6日10時から11時半:友ゆうスペース
2024年4月13日10時から11時半:友ゆうスペース

【場所】
神奈川区多文化共生ラウンジ(神奈川区西神奈川1グレース竹和弐番館202)
友ゆうスペース(神奈川区反町1丁目8-4はーと友)

【施設紹介】
神奈川区多文化共生ラウンジ
今年3年月にオープンしたばかりの、神奈川区における多文化共生の拠点です。
・多言語での外国人住民への生活情報提供・相談
・日本語教室の開催
・通訳ボランティアの派遣
・交流イベントの企画・運営
・外国人につながる子ども・若者人材育成
など、外国人住民と地域をつなぐ活動をされています
HP→神奈川区多文化共生ラウンジ (kanagawa-lounge.com)

友ゆうスペース
神奈川区内の外国につながる子どもたちを対象とするボランティアグループです。
学習支援の実施によって、子どもたちが安心して学校生活を送れること、
そして地域に多文化共生が進むことを目指しています。
今回伺ったはーと友教室に加え、神大寺教室と小学校教室の3拠点で活動しています。
HP→友ゆうスペース - 友ゆうスペースについて (google.com)

【活動に参加してみて感じたこと】
神奈川区多文化共生ラウンジでは、外国の子どもたちが学習している様子を見たり、実際に活動に参加したりしました。学習支援といってもカルタを使った勉強法などを取り入れて、子どもたちが飽きないように遊び感覚で学習を進めていました。
子どもたちと言葉は通じませんでしたが、中国人の五歳の男の子とは風船を膨らませたり、積み木をしたりしました。一緒に遊ぶことで親睦を深めることもでき、私自身とても楽しかったです。
友ゆうスペースではゲーム大会をしている日に訪問させていただきました。教室内には、室内ゲームが多数用意されていました。例えば、サッカーのボードゲームやジェンガなどがありました。
特にサッカーのボードゲームには子どもたちが多く集まっており、とても楽しそうに遊んでいる様子が見られました。

子どもとボードゲームをして遊んでいる様子

また、印象的だったのは折り紙が得意な中国人の中学一年生の男の子です。その子は一度見たものを覚えるのが得意だそうで、日本ではなじみ深い折り紙の折り方も、一度見ただけでなんとなく折ることができるそうです。私たちはその子と一緒に折り紙を使った大きな手裏剣と実際に回せるコマを作りました。

子どもが作ったコマと手裏剣

作り方がとても難しかったので、苦戦しましたがその子が先生となり教えてくれたのでなんとか完成させることができました。子どもたちが楽しそうに遊んでいる様子も見られたし、私たち自身も楽しめたので非常に有意義な時間となりました。

【まとめ】
今回訪問させていただいた2つの施設は外国の子どもたちにとって第3の居場所になっていると感じました。子どもたち同士で楽しそうに遊んでいたり、自分の得意なことをみんなで共有し合ったりする様子が見られました。

この2つの施設は子どもたちにとって居場所になっているのと同時に、様々な人たちと交流できる場としても成り立っているのだと感じました。
また、外国の子どもたちと関わるうえではどうしても言語の壁が問題視されますが実際に関わってみると、そこまで言語が通じないことで困ることは無かったです。言語が通じなくても、子どもたちと一緒になって遊ぶことで分かり合えることも多いと感じました。

このように、子どもたちと親睦を深めながら、外国人の子どもたちの実態も知ることができたので訪問で感じたことを活かして次の活動を考えていきたいと思います!

【ライター:人間科学部3年 塩澤凌生】

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