見出し画像

思い込みや潜在意識を変えるよりも、気づくべきこと

自己啓発本やネットやセミナーなどで、「自分を愛そう」とか「自分に正直に生きよう」とか「自分責めをやめて認めよう」とか色々言われていますが、言っていることはだいたいどれも似たようなものです。



私は、20年以上セミナージプシーで、知識としてそういう概念を大量に浴びてきたので、いつの間にかそれらが新たな思い込みになっていました。



なので、そうじゃない自分(自分を愛せない自分、正直になれない自分など)が出てくると「不正解」だと思って、「ダメダメ、この自分を何とかしなきゃ」と瞬時に自動反応していました。


さらに、思い込みを変えるためのワークやメソッド(手段)が世の中にはありふれているので、「これがあったら幸せになれないから、思い込みを変えなきゃ」「手放さなきゃ、癒さなきゃ」とせっせとワークやメソッドに励んでいました。


「それ(手段)をすれば幸せになれる」と思っていたのです。


でも、一時的に良くなっても、またしばらくすると同じようなパターンや見たくない自分が出てきます🤣🤣


私はますます自己啓発にのめり込み、

「うまくいかない、変われない、手放せない」

  ↓ 
「手放せない(変われない)のは、自分が悪いから」

「教えてくれた人が悪いから」

「手段が合わなかったから」

  ↓
「誰々さんが『この講座で変われた』って言ってたから、これなら変われるかも」

「人気があるこの講師のセミナーなら」

「あの新しいメソッドならうまくいくかも」

  ↓
「うまくいかない、変われない、手放せない」

の無限ループに突入。


「メンタルブロックがなくなれば、いつかきっと幸せになれる」「思い込みが変われば、いつかきっと幸せになれる」と、潜在意識の書き換えやブロック解除に人生の大半の時間をずーーーーっと費やしていました。


幸せになるための手段である潜在意識の書き換えやブロック解除が、いつの間にか人生の目的にすり替わっていたのです。


思い込みを変えたり、潜在意識を書き換えたり、ブロックを解除したり…

それらの手段によって一時的に良くなっても、これらはすべて表面上での話というか、同じ次元での話です。


ワークやメソッドの種類が別なものに変わっても、ただベクトルが変わっただけで、本質=「この思い込みがある今の自分がダメだから」「このブロックがなくなれば幸せになれるのに」という根底の意識は何も変わっていません。


根底の意識が変わってないので、何度も何度も「この思い込みがある今の自分がダメだから」「このブロックがなくなれば幸せになれるのに」の現実が現れます。


(それが良い悪いではなく、構造として見た時の話です^ ^)


私にとって本当に気づくべきは、何かを変えたり、なくしたり、何かをすることではなく、

【自分の根底にある意識=何かが変われば、何かがなくなれば、何かをすれば幸せになれる】

という意識であり、

その自分も含め、ただ、ただ、気づいて受容すること

だったのです。



本当の幸せは条件などではなく、自分を深く知ること。

自分の内側にただ、ただ、気づき、感じること。

なのではないかなと私は思います(⑅•ᴗ•⑅)

今日も読んでくれてありがとうございました♡


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?