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婦人科受診のタイミングがわからない?

株式会社エムティーアイの『ルナルナ』が月経や婦人科受診について調べた調査の結果が興味深かった。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000374.000002943.html

ルナルナは、女性をサポートする健康情報サービスのひとつ。そもそもルナルナを使ってる時点で、健康や体に興味のある女性が回答しているという偏りはあるかもしれないけれど。

そんな基本意識の高い女性を対象にしていても、
生理痛への年齢別の対処法1位は「鎮痛剤を飲む」で、10代20代は「我慢する(なにもしない)」が41.8%、「婦人科を受診する」と回答したのは全体で2.7%だったそう。
50人にひとり(⚪︎.⚪︎)
月経関連の症状で、婦人科に行く、ということはあまり定着しているとは言えないと思う。

いちばん印象に残った結果は、婦人科受診へのイメージについて。
10代20代・30代それぞれ1位は「どのような時に行くべきかわからない」で、これはすごく正直な結果だと思う。

わからないよね、私もわからなかった。月経や産科婦人科、助産師の勉強してても、自分のこととなったら全然わからなかったもの。

ただ10代20代では「病気になったり、妊娠を希望するようになったら行けば良い」がランクインする一方、30代になると「自分の体を知り、ケアするために必要である」が多くなるのは興味深い。
まわりに妊娠出産する人が増えたり、自分に何か症状が出てきたときに、だんだんと意識が芽生えてくるのだろうか。

婦人科・産婦人科のイメージはどうしても、妊娠出産が大きいのだろう。

「どのような時に行くべきかわからない=受診のタイミングがわからない」という正直な想いには、どんな理由があるのか、考えてみると

✿︎ そもそも婦人科を受診する選択肢を知らない

✿︎ 自分の症状が受診が必要なものか判断できない

✿︎ 月経周期のなかで、症状があるときと、ないときがあるので、症状があるときを過ぎてしまうと、解決されたように感じてしまう

✿︎ 友達や周りと話さず、自己完結してしまう

✿︎ 先延ばしして良いと思っている

といったことがあるのではないか、と思う。

それでも、婦人科を受診してみた感想を見ると、「行ってみてよかった」という回答が多い。やってみたら案外良かった、というのは、食べてみたら案外美味しかった、に近い感覚な気がする(ちがうかな)。

行ってみる、に一歩踏み出せるようにするには、どうしたらいいのだろう。

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