産婦人科の_理学療法士って

【産婦人科のリハビリ日記】#3. 妊娠中の痛み迷子さんにケアが行き届く世の中に

産婦人科でリハビリをしている理学療法士が、妊産婦さんとの関わりの中で思うことを綴っている

\産婦人科のリハビリ日記/

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お世話になってる産婦人科でのリハビリには
妊婦さんもママさんも
きてくださっているんですが、

最近はどちらかというと妊婦さんが多い。
...気がする。



妊娠中の痛みとかって、
産後まで持ち越しちゃうこともある
んですよね。

確か、そんなデータもありました。

妊娠中に腰痛があった37%は、産後18ヶ月(1年半)でも腰痛があった
(Larsen EC他,  Pregnancy associated pelvic pain. I: Prevalence and risk factorsより)


だから、できれば妊娠中にトラブルがある方は
妊娠中になんとかしてあげた方が、
その後も楽だよな〜って思うんですけど、

よく考えると、
妊婦さんのケアができる場所って結構限られます



で、聞かれますよね...

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やっぱりこれかーーーーーーー!

ってなります。


が、

実際「妊娠中の痛み迷子」さんって
たぶん多いですよね。
痛いけどどこ行ったらいいかわからない方。



私でさえこれだけ聞かれるんだから、


世の中の産婦人科の先生や助産師さんって
ものすごいこの質問を
たくさん受けてるんじゃないだろうか...

ともふと思ったりしてます。



多いですよね????
多くありませんか????


すごい聞きたい笑



ただ実際、産婦人科にリハビリない所がほとんどだし
だからって、先生も助産師さんも
全く知らない整体院や接骨院をすすめることは
やっぱりできないだろうなとも思うんですよね。

それでも痛みのある方を
放っておく事もたぶん心苦しい
だろうな...
ってひとり先生方や助産師さんたちの気持ちを
想像したりして。



助産師さんの中には、
体のこともすごく勉強されてる方が
たくさんいらっしゃるから
すごいなーって思っているんですけど、

きっと、その背景には
こういう痛みを抱えた妊産婦さんが
たくさん増えてきて
勉強する必要性が出てきているからなのかなって
ちょっと思ったんですよね。


産前産後のことに詳しい理学療法士さんが
もっともっと増えて
全国各地で困ってる妊婦さんに
安心で安全なケアが行き届くようになったらいいな
って今すごく感じる。


そして、今、SNS通じて
全国の作業療法士さんからも
意見がたくさん聞けたんですよ。

産前産後の分野って
もしかしたら作業療法士さんの力って
すごく必要なんじゃないか
ってちょっと思ったので
また次回まとめてみようと思ってます。

OTさんとも一緒に働いてみたいなぁ...

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