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第二の人生

なんだか吹っ切れてきた。
元夫に子どもと女を天秤にかけられて逃げられたことも、好きな人に相手にされないことにもどうでも良くなってきた。
大事なこと、考えることもっと他にあるだろう、と。マイナスな気持ちに引っ張られている時間が無駄な気がしてきた。

「あなたは強いから平気でしょ」
そんなことないよ。ふざけるな。強くないよ。でもやらないといけないんだよ。だから顔を上げて目をしっかり開けて、笑うんだよ。それが強いということ?みんな好き放題言うよ。
他人の人生だもん。好きなだけ自分の人生論に従わせたがるよ。

生まれて、泣いて、笑って、悩んで、怒って、苦しんで、時々、満ち足りた気分になって、選んだことに多幸感を覚えながら、あれ、もっとおおらかに自由にしてよかったんじゃないかと気付く。なんで拗れちゃうの?なんで難しくしちゃった?あなたのままでよかったんだよ。上手くいかないのは、上手くいこうとばかりするから。失敗するのを悪いって誰が決めた?


SIGMA dp1 Merrill -1ev ISO100


第二の人生が始まるときは、それまでを肯定できたとき。そこから始まる時間が、本当は何をしてもいいんだと気づくとき。
不良になるもよし、一人旅に出るもよし、友達と好きなだけ喋るもよし、少し世界が開けたように感じたときが自分の人生の次の人生のはじまり。


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