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「気持ちいい!最高!」なのに「めんどい。入りたくない。」お風呂について


とある人たちと、「入浴」についての話をした。


入浴はそんなに興味のある行為ではない。
だから、できれば好きなことだけに時間を割きたい私にとって、「入浴は作業。できれば短縮、効率化したいもの。」でしかない。

いつも洗濯機みたいに自動洗体機みたいなものを切望している。

3分くらいで。

そうは言っても実際には毎日一応入るわけだし、眠い目をこすりながらも一応湯船に浸かる。

湯船に浸かるとその瞬間から「気持ちいい!最高!」とも思う。

手のひらを返したように。


「気持ちいい!最高!」なのに、「めんどい。入りたくない。」

この矛盾は何なのか。

「やり出せばやる気になる」という脳科学的な事実がある。


掃除をしよう!頑張るぞ!とやる前にやる気を起こそうとしてもなかなか手をつけられないけれど、実際にテーブルの上のマグカップをシンクに入れる、というちょっとした行動さえしてみたら続けてお皿もお箸も片付け出すことができ、そのまま食器を洗って、ついでにコンロも掃除しちゃおうかな・・・ってことに発展することもある。

やる前はどうもやる気が出ないけど、やり出すと止まらなくなるのは「作業興奮」といい、脳の構造として「体を動かし始めるとドーパミン(=やる気のもと)が出る」というものらしい。


前々からの約束は気が重いけど当日になって実際に出かけると楽しいとか、お風呂はめんどくさいけどいざ入ったら気持ちいいとか、それも似たようなものかもしれない。

(脳はすごいけど、やる気出すぞ!と思ったらやる気が出るように少し早い段階でドーパミン出して欲しい。)


夜は眠いから、特に惰性のルーティンにやる気が出ないのだ。

何だったら、「服を着ているからお風呂が億劫なのだ。はじめから服を着ていなければハードルが下がるのに。」という謎な方向で達観したこともある私。

危険思想はさておき、うだうだ言いつつも今日も無事入浴を終えることができた。


今日はとても贅沢なハーブの入浴剤が手元にある。

浴室全体に香りが広がり、芯から温まるやつだ。

前に使ったことがあるから、その気持ち良さは実感している。


このちょっとした気分の盛り上がりが、どうにか私の眠い頭を揺り動かし、足を一歩前に進めることに成功した。

お風呂に入ったら目も冴えて、気分が乗って、最終的にはお風呂上がりに顔パックまでしっかりしてしまった。ツルツル。お風呂、いいじゃん。←


そんな平和な毎日の繰り返し。

皆さんは、お風呂入るのは好きですか?


自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!