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私、爬虫類が好きかもしれない/ナゴレプ2019

(写真は閲覧注意でないものをなるべく選んでいます、ご安心を)


ヘビって可愛い!

つぶらな真ん丸の瞳、ちょろちょろした二枚舌、カラフルな色合い・・・

カリフォルニアキングスネークのハイホワイト、モノトーンでモードっぽくてクールだな・・・。

コーンスネークのスノーもかわいいな。

ボールバイソンのアルビノもきになる!手乗りにしたい!

そんな風に思ってる人は、このnoteを読んでいる中で一体何人いるだろう。


わかっている、私がまあまあマイノリティなことは。。。

いやいや、興味の範囲が幅広すぎるだけだ。別にヘビやトカゲに興味があるセレクトショップオーナーがいたっておかしくないだろう。

ただ、少ないだけで。


私は生き物全般が好きだけど、最近は爬虫類に大変興味がある。


最近は、というか、思い返すと小さい頃からトカゲは大好きだった。

カナヘビの首に紐をつけて散歩したり、卵を集めていたのは良い思い出だ。

(近所のおばちゃんにまで「トカゲの卵が見つかったらご一報ください」と伝えてあって、連携して集めていた。)


周りになかなか分かち合える人がいないし、爬虫類が気になると言っても実際の姿はあまりきちんとみたことなかった私。

満を辞して一人で爬虫類展に行ってみた。


ナゴヤレプタイルズワールド2019

いわゆるナゴレプという、爬虫類の展示即売会だ。


ファミリーマートで1200円の入場券をあらかじめ買っておくと、会場で並ばなくて済むので安心。

名古屋市の吹上ホールへ。




動画は、苦手な人は要注意。

(普通にヘビとか出てくるので。)


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会場は大混雑。

わかっていたけど、子連れの家族がすごく多くてアミューズメントパーク的なノリだ。

アラフォー女が一人カフェするみたいなノリで来るところではないな?と瞬時に発覚し、ちょっと気後れしたのもつかの間。

少し足を踏み入れると、私の心の少年(多分小4)が「すげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」と叫んでいたので、少年の気持ちの赴くままに会場を楽しんだ。


ナゴレプ、噂には聞いてたけどほんとにすごかった。

日本でも最大級の爬虫類展で、世界の爬虫類が集まっててそのボリュームが半端ない。

ふれあいができるコーナーとか、イベント的なコーナー、飼育道具や雑貨類の物販も色々あるけど、基本的には爬虫類の即売会だ。

トカゲやヘビを中心とした生物がそこら中で販売されてて、好きな人にはパラダイス、苦手な人には地獄という場所。


さらに爬虫類だけじゃなく、フクロウなどの猛禽類やハリネズミやモモンガなどのラット系、カメやタランチュラ、ヤスデなどなど・・・

さすが「エキゾチックアニマル大集合」というサブタイトルがついてるだけあって、幅広いラインナップで揃えられている。

大きなトカゲのすぐ横にペット用のハツカネズミを販売していたり(エサではない)、購入予定者がヘビをカゴから出してハンドリング(手乗り)していたりして、かなりカオス。


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(トカゲちゃんの写真ならいいですよね?)

(そもそも写真NGのショップも多く、私も興奮してあまり撮ることに集中できなかったため写真少なめ)


私は、ネコとトカゲを飼うのを密かに夢見ている人間である。

まずトカゲをじっくり観察する。


ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)、フトアゴヒゲトカゲ・・・

どれもいろんな色柄で見る者を飽きさせない。

大きさもいろいろ。

レオパが可愛い!と画像では思っていたけど、実際に見てみると尻尾の雰囲気がちょっとえぐいな・・・とか、フトアゴの方がかっこいいじゃないかとか、カメレオンは気持ちが通じなさそうだなとか、いややっぱり意外とシンプルなカナヘビが一番綺麗かも・・・とか・・・見比べるとどんどん精査されて好きなタイプが決まってくる。


そして衝撃だったのが、トカゲ目当てで行ったけれど、私は実際はヘビの方が好きかもしれない・・・と思ったことだ。

ヘビも元々興味はあって、初心者にオススメなヘビを調べたり、巨大なニシキヘビの動画を見たりして楽しんだりもしていたのだけど、実際の小さなヘビたちは思ってたのよりめっちゃめちゃ可愛い・・・・・!

そしてかっこいい・・・・!


色や柄が豊富で、どれもこれも芸術品みたいに美しいのだ。

つやつやとした鱗、幾何学的な模様やストライプやドットなど、モードな柄が多くて、インテリア的にもすごいオシャレなんでは・・・という発見があった。

そして目がまんまるで可愛い・・・・・


クールないでたち、なのに顔が可愛くて、思わずキュンとなってポケットに入れて連れて帰りたくなった。

ハンドリングしたくなる気持ちわかる。。。。


ヘビやトカゲは充分に堪能できて、猛禽類コーナーへ。

まあ、ハリネズミとかモモンガとかかわいい系アニマルも結構いるんだけどね、俄然猛禽類でしょう。


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え、掛川花鳥園の猛禽類コーナーよりたくさんいない??

(写真の3倍います)


さて、アフリカオオコノハズク・・・

つぶらな瞳がかわいいな・・・


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ベルちゃん!?!?


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いやいや、ベルちゃんじゃない、これはミミズク。

そして次はわしミミズク・・・・


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やっぱベルちゃん!!!

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かわいいものが全部うちのネコに見える現象に陥ってしまったので、そろそろ帰らないとやばいな?とさすがに気づいた私。猛禽類は時間泥棒。

(実際ミミズクは方向性がネコに似てると思う)

でも気になって、猛禽類とネコは一緒に暮らせるのかスタッフさんに聞いてみたところ、「絶対に別の部屋に入れて、永遠に会うことがないようにしろ」と言われてしまった。

そりゃそうだ。

(小さい頃から慣れ親しんでおけば良いパターンもなきにしもあらず)



そんなこんなで、爬虫類から猛禽類、珍しい生き物が楽しめる貴重な体験ができた。

ただ、当たり前だけど「展示即売会」だから小さなヘビやトカゲはケージとか飼育ケースじゃなく、そのまま持ち帰れる普通のプラカップに入れられているし、それをコンビニで買い物したみたいなノリでビニール袋に入れてみんな連れて帰っているのが衝撃的だった。

小さいながらも生き物をパックに入れて持ち歩く・・・そんな光景を初めてみたので、ちょっとショック。

でも別に普通なんだろうな。

(楽しい、面白い、良い体験と思うと同時に、生き物たちがなんかかわいそう、切ない・・・と思ってしまう気持ちもあり複雑)


そして、生物たちは数万円するものが多いけど、千円くらいで買えるカメやカエルもたくさんいる。

こんな気軽に買えちゃうと気に入らなくなって野に放ったりしてしまう人がいるのもわからんでもないな・・・と思ったりもした。

実際に購入の際は説明とかきちんとあるんだろうか。

そこまでは現場ではわからなかったけど、大きなスクリーンで延々とヒョウモントカゲモドキの脱皮シーンを丁寧に写していたので、なんとなく良心的な業者さんたちであれ・・・と、願ったりなど。

(興奮したり、真面目に考えたり、忙しい小4男子)


特に何も買うものはなく、見るだけで充分すぎるほど楽しめた初めてのナゴレプ。

最後に道の駅の乾物コーナーの雰囲気でみんなが群がってる食品コーナーみたいな場所があり、何かお土産でも買うか・・・?と思って近づいたら・・・爬虫類の生き餌、コオロギとワームだった。(人気ブース)

一瞬、これ、人の食用でもいけるやつかな?と考えてしまった私は、なんていうか、いろんな沼に片足突っ込みかけてるな・・・と冷静になったのであった。


(このエントリー、また不人気な予感しかない)



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