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輸入商品の値付け。

私の会社では日本の商品をグループ会社から輸入しています。ここ数ヶ月で円高が進む時期が多くなりました(今は一時落ち着いてます)日本の良い商品を輸入しているけれど円高が進むと輸入するときの値段が大きく変わるので正直つらいという状態になります。

ところで円高円安ってなんなの?恥ずかしながら私も最近までちゃんと理解できずにいて知り合いに教えてもらいながらゆっくり勉強しました。シンガポールから見た場合を簡単に説明します。

シンガポール側からみて円高は日本円がどんどん安くなっていくのでシンガポールドルを日本円に替えたときシンガポールドルの価値が下がります。逆に円安は日本円がどんどん高くなっていくのでシンガポールドルを日本円に替えたときのシンガポールドルの価値が上がります。

そうやって輸入のときに円とドルの価値の変化で商品の価格がかわります。私の会社では円安になったほうが利益が多いので円高が続くととうとう商品の値上げを考えようか。。。となります。

円安円高の動きは国・政治の動きや大手企業などの動きによって大きく変化します。なので経済ニュースなどを最近はなるべくみるように心がけるようになりました。

実際に店舗商品の値上げを考えるといろんなメリット・デメリットが想定されるので円高円安だけに左右されることはありませんがきっかけの一つでもあります。

じゃあ値上げってどうやってするのかな…リテイラー初心者の私がいろいろと聞いたり見たりして行き着いたのは、最低でも過去数年のシンガポール人の平均年収状況、市場の値上げ状況‥色んな面から調査をするということ。店舗スタッフや上司への説得材料を集めようというわけです。

調査の一つ、シンガポール人の平均年収なんてどんなところで調べるのか?シンガポール経済開発庁が公開しているSTATISTICS SINGAPOREというサイトを参考にしたりして調査します。値上げのための調査については私も模索中で資料作成も途中で未完成なのですが、備忘録のためまた次回の記事に続けようと思います。

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