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Airbnbの部屋が集まった廃墟風ビルにある無人のホテル|May. ① #何処泊

今年は瀬戸内国際芸術祭が開催されている瀬戸内海エリア。

米国ニューヨークタイムズで「2019年に行くべき52カ所」で7位を獲得したエリアとして話題になったのは記憶に新しく、今、国内外共に人気の観光先として多くの人が訪れている場所です。

瀬戸内の海の穏やかな景色は本当に素晴らしい。あの景色を眺めるためだけに瀬戸内へ泊まりに行ってもらいたいほど、独特な静けさときらきら輝く水面が本当に本当に素晴らしく、わたしの中でも是非とも1度は訪れてもらいたいエリア。

そんな瀬戸内海の某港から数分にあるとあるビルにホステルが。
室内の内装の雰囲気をみているとちょっと無骨さがかっこいい雰囲気で、ずっと泊まってみたいな〜と思っていました。

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Airbnbの部屋が集まった廃墟風ビルにある無人のホテル

この宿の目の前は海。瀬戸内の島を渡るフェリーが数十分に一回は入港してくる様子ものんびりと眺められるロケーション。
(この写真でどこの港かわかる人は地元の人か上級者……笑)

最寄りの駅からは10分強、瀬戸内の島へ渡る港からは徒歩5分ほどの場所に4階建のレトロなビルがありました。

どこにホテルがあるんだ・・・って感じなんですが、エントランスは2階。

何を隠そう、この宿・・・・「無人の宿」なんです・・・。
※無人だけれど理にかなったチェックイン方法は有料部分にご紹介。


刺激的で面白い街と無人だけれど快適な宿

無人・・・と知った時は正直衝撃的でした。
どうやってチェックインするんだ・・・、サービス的に大丈夫なのかな・・・?

不安もそこそこだったんですが、到着してチェックインをしてみて、その工夫された仕組みの面白さに逆に興奮・・・笑
※無人チェックイン方法は最後に紹介。

予約はAirbnbからのみなので、まあ、Airbnbの貸し部屋が集まったビルというのが正しいのかも?とも思える仕組みです(笑)


ここ、ブルックリンかな・・・?

建物やそこからの風景はコンクリートや配管むき出しのちょっとファクトリー感あるブルックリンスタイルとか、そんな雰囲気。

ビルは4階建て、エレベータはありません。

2階には古いバーカウンターと簡単なキッチン。ガスコンロ、水道、電子レンジ、ティファールがあり、フライパンや食器類は勝手に使わせてもらえる仕組み。

薄暗くて廃墟感があり、誰もいないと少し怖い感じもしなくもないですが、窓が大きく、目の前の海をぼんやり眺められるロケーション。
一階のコーヒーショップでコーヒーを買って来てのんびりするのもまた一興。

この席の裏側はこんな感じ。

夕方のピンク色に染まった空をここから眺めるのが最高でした・・・


3階はアクティビティスペース、という名の卓球ルーム(笑)

謎のオブジェ(?)もあるし・・・汗

牛乳瓶のケースで作られたスツールが謎の雰囲気を醸しててなんかオシャレにすら思えました・・・

さらに、4階にはなぜかジュエリーショップが。

壁のタイルがオシャレすぎ。

そして屋上。広い〜〜〜〜!
海目の前で気持ちいい〜〜〜〜〜!

港を眺めながらタバコが吸えます(笑)
コンビニで缶チュウハイ買って来ても◎


質素だけど使い勝手のいい広めのお部屋

肝心の宿泊エリアはこんな感じ。

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