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わたしの好きな空間のはなし

わたしはホテルや宿を巡るのが大好きで、なんで好きなんだろうか?と考えていたところ、理由が見つかったので書き残します。

わたしがホテル・宿に泊まることが好きな理由

その答えは、非日常な環境で、毎日行われる「当たり前の行為」をいかに快適にするかを考え抜いた解が提示されている場所だから、だと思っています。

つまり、宿とは、寝る/食う という、人間が日常的に行う行為に対して場所を提供する、当たり前なことをする場所。
けれども、宿泊者にとっては宿そのものが非日常で、毎日過ごしている慣れ親しんだ家ではないので必ずしも快適とは言いがたく、ただ、その快適ではないものをいかに快適にするかに趣向を凝らしているはず。

その工夫に興味があるし、はたまた、毎日の日常以上の快適さを提供し得るか、の挑戦への結果に興味があるんです。

家ではおざなりになりがちな寝る/食べるの空間も、ホテルや宿は、対価を支払う価値を見出してもらうために、「こうだだったら素敵」「これなら快適」という解をプレゼンしてくれる場所なのではないでしょうか。

好きな空間の条件

いくつか巡っているうちに、自分が選びがち、好きだなと思いがちな空間に共通点があることに気づきました。

・暖かい色の照明
・光と陰のバランスが絵画的か?
・窓が大きいこと
・天井が高いこと
・椅子の確かさ(安物にされがちな椅子にこだわりが見られること)
・周辺または室内に緑が多いこと
・空間に空気の流れが感じられること(ひらけていて、湿度が高すぎない場所)
・トイレがやっつけな作りでないこと

それに加え、飲食面でチェックしがちなことは

・水の味
・おしぼりの香り(匂い?)
・店の雰囲気と合った音(または音楽)が流れているか
(ギャップがあるのであれば、それはいいギャップなのか?)
・食器に重さがあること
・提供される食べ物の味(当たり前ですが、家庭料理とのクオリティの比較になります)
・サービス/スタッフが空間に違和感ないキャラや服装か?

また、ホテルの個室の場合

・部屋の床の質感
・電源コンセントの位置
・埃っぽさ、湿度
(ファブリック類がほこりっぽかったり湿っていないか)

などなど。
(多分まだまだあるんでしょうけど、いつも気になるのはこの辺り)

まるで小姑のようにチェックしています、すみません笑

そんな目で見て、いいなと感じる場所はおそらく多くの人にも快適に感じられる場所に違いないので、わたしは自信を持って「いいよ」とお伝えしています。

(そして、そのわたしの宿キュレーションには友人の間で定評があります)

いつも用事のついでに慌ただしく宿泊してしまうので、本当は2泊して、中1日をしっかり過ごし、宿の見学と周辺地域の探索に出られるといいなぁと思いつつ、あまり資金力もないので、今わたしが巡って「いいですよ」と言える宿はコスパがいいと言えるかなと思います。(高価な宿には泊まっていないので)

もちろん、ホステルとか、ビジネスホテルも泊まりまくったからの比べられるものがあっての評価基準。

わたしが自信を持って「いいですよ」と言える分野はおそらく宿なのかな、と思いました。

わたしが泊まって良かった宿の記事はこちら

他にもありますが、ブログにしていないことに気づいたので、また書きます。

\ありがとうございます!/ いただいたご厚意は、新しいチャレンジに役立てます!