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就活の説明会で50人以上いても「目に留まる」話の聞き方。

今日のnoteはちょっとゲスな戦略の話。
ただ、この作戦はわずかな時間で印象に残りつつ、アホや無能であることがバレてしまったら本末転倒な手段なので、念入りな準備が必要となります。相手のことをきちんと知った上で自分の言葉できちんと語れる人、自分に自信がある人の、「門前払いされない手段」として有効と心得て読んでください。

就活は「採用人事の記憶に残ること」でようやくスタート地点に立てる

地方大学の学生だったわたしは正直、就活においてはマイナスのスタートラインでした。様々な企業にアクセスしやすい大都市圏であれば、インターンから入り込むことができたり、生活の中でその会社の人や採用人事に出会うチャンスが多い。そんな彼らと比べると、就活時点で地元企業以外にノーアクセスだった私は圧倒的に機会不足。
もし応募者に似た経歴の人がいたとして、「会ったことがあって、いい印象のある人」と、「書類の短い文章の中でしか判断しようがない人」とを比べると、圧倒的な功績や勲章でもなければどうしても前者には勝てません。
大した特徴もない私は、書面では圧倒的に不利であることは自覚していたので、「採用に関連する人と会う機会」を得るところに立たなければ、始まらないと思っていました。

また、いちいち大阪や東京にいくにもお金がかかります。
頻度を増やせば機会が増えるかもしれませんが、たいしてお金を持っていなかったので、自分の首を絞めることも明白でした。

この場合に課題は「機会の不足・資金不足・人脈なし」
そして、解決する手段はいくつか考えられます。

①誰かに借金をするか、短期の高収入バイトで資金を増やして機会を増やす
②地方にいながら、効率よく人と会えるように画策する(今ならオンラインとか、来てもらう機会を作るとか)
③①・②は諦め、限られた機会で最大の成果を勝ち取る

その時のわたしは①も②も思いつかなくて、とにかく少ない機会の中から、成果が上がりそうな場を絞って足を運び、そこであることをしていました

説明会は採用担当者(それ相当の役割の人)と直接話せる機会がある場所へだけ行き、「顔と名前を覚えてもらう」ことを目的にした

エントリーシートから通過者を選ぶ時、なんらかの接点があって、「少しでも知った顔で、感じが良かった」という記憶があれば間違いなく選ばれる確率は上がります。(前の会社で少しだけ採用に噛んでいたことがあるので、自分の経験もちょっと加味しつつ。)

では、どうすればいいかというと、

①有象無象の1人にならない程度の規模の説明会や人事担当者に会える場所へ顔を出す(合説にはほとんど行かず、規模の小さい合説(参加企業が20社以下)か、その会社が主催している説明会を選びました。)
②説明を聞く間、目に留まる“ある行動”をすること
③説明会中か、終わった後に必ず質問をすること(的をえた質問ができそうになければしないこと)
④基本、相手やその会社に興味を持つこと。(これ一番大切)

本来であれば、これは自然にできればいいことなんですが、どうにも意識していないとできていない人が多いのも事実。
特に、話を聞く時って聞いている方は無防備になりがちな一方で、話し手は意外に見てるんですよ、ということでそれを逆手に取った作戦を以下に書いておきます。

複数の聞き手の中で話を聞いている時、みんな無防備だからこそ「ちゃんと聞いている人」は目立つ

わたしは学生時代に英語のスピーチ大会に出てたり、社会人になってからも勉強会や説明会で数十人いるような場所で話をする機会も多かったので、経験上わかったことなんですが、話している人は「自分の話、ちゃんと伝わってるかな……、面白いと思ってもらえているかな……」と気にしていたりするので、聞いている人がたとえ50人〜100人いても「どんな風に聞いているのか」がはっきりと見えています。(100人以上とかは経験ないのでわかりません。。。笑)

そして、興味持ってくれてるな、と思う人はすぐ目に留まります
つまりは「興味があるよ」を聞く姿勢で伝えれば、自己主張をしまくりの姿勢で直接話しかけに行くまでもなく、目に留まるものなんです。

じゃあ、興味を持ってくれているかどうかを何で気づくのか、というと以下のサインがとっても伝わりやすいです。

①話の重要なところで、頷きがあったり、納得した顔をしている
②笑ってくれる
③目が合う
④上記のどれかをした上でメモを取っている

また、登壇者がこれに気づきやすい席のポジションもあります(笑)

壇上から自然な目線が落ちやすい位置を狙うのがベストですが、わからなければ、前から5列目までに座ること。(一番前なら手元までよく見えるので、メモを取ってるアピールがしたければ、最前列に)

で、難しい話なんですが、わざとらしいのは下心が透けて見えてやっぱり良くないので、「純粋に興味を持って聞くこと」と、それに伴った体の反応があることが全てだと思っています。

話を聞いているだけなのに、きちんと聞いている人の存在は目立ちますし、「その人の人柄」は案外伝わりやすい。

大勢の聞き手がいたとしても、そういう人に気づくと話し手は「この人が満足してくれるように話したい」と無意識に感じていたりします。

存在に気づいてもらえたなら、ちゃんと名前を伝えて帰ること

また、聞き方が良かったとしても、その人が何者かは伝えておかなければ特定できないので、建前でもいいので「質問をする」ことを目的として接近し、自己紹介をして帰りましょう。

あんまりこういうこと書くと、私が腹黒なのがバレてしまって恥ずかしいですし、そもそも戦略的How toを書くのは好きじゃないんですが、毎日書いているとネタがなくてね。つい書いてしまいました。
お疲れ様です、いい成果が出せますように。

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