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総合政策研究科リサーチ・コンソーシアム連携公開ゼミナール終了

関西学院大学総合政策研究科リサーチ・コンソーシアム連携公開ゼミナール無事終了しました。元JNNパリ支局長であった大八木様、元外務省・元兵庫県会議員であった吉本様をお招きしたグローバルキャリアセミナー(オンライン)。学生・大学職員・社会人含め40名強の方にご参加頂きました。

パリを拠点に欧州・ロシアへの取材を行ってきた大八木様、中国やモンゴルでの駐在経験のある吉本様、短い時間ではありましたが中々の面白さでしたね。ともに事業や拠点立ち上げ経験があり、本社が放任の中、自身で全てのことを担当し、それはそれは苦労されたようです。現地人材の採用・登用という業務もあり、どのような人材を採用するか。結局、裏切らない・信頼できる人をどう採用するか(質問者からは信頼できる人をどう判断するのかという質問もあり)。その中で、面白さもあり、その魅力を学生に伝えて頂きました。当然ながら、日系企業とはいえ、海外では日本人は「マイノリティ」。茶化しも含め、その辺りの立ち位置を感じたことも少なくはないとおしゃっておりました。私の友人らも現地企業(イタリアやメキシコ)での採用面接や勤務の中で、日本人は「東洋人」という茶化される経験もあったようです。まだまだ日本市場が魅力的ではなかった時代、日本人が、あるイタリアのハイブランドのデザイナー職面接を受けても、「東洋人(オリエンタル)が、うちのデザイナー??経理だったらあるわよ(経理が悪い意味ではなく)」と一蹴されることも。海外で働くことにより、相対化する力。類推力が身についたというお話。海外というのは一つのきっかけで、日本の中でも多様な社会(業種や職種や地域)に触れることかと思います。仕事や人生への向き合い方としてのグローバルキャリア。これから就職活動、留学を控える学生にとっても、社会人にとっても刺激的なお話だったかと思います。古川先生、井上先生、事務室の宮崎様、集客サポートを頂いた共催者の方々、参加者の方々、今回はオンラインのみになりましたが、ありがとうございました。


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