関西学院大学後援会主催の留学生サポート企画。今年度より全３回にバージョンアップし強力に開催しました。第１回目は大隅による就職活動全般的なお話。毎年刻々と変化する外国人留学生就職事情の現状理解とともに、手垢にまみれた言葉ではありますが、日本で就業する上で求められる要件をお伝えしました。第２回目は神戸に本社を置くフェリシモさん担当者を招き、日本企業の採用や登用に現状をお話頂きました。学生時代から取り組むべきこととして、友人や同級生など近い関係だけではなく、少し世代や文化が異なる方々とローコンテクスト的なコミュニケーション機会を作ろうというメッセージを頂きました。第３回目は関西学院大学卒業生であるアイラさんと申くんによる社会人・就職活動・学生時代の取り組みをお話頂きました。アイラさんは日系企業・外資系企業の違いなど、申くんは日系企業で日本および海外（東南アジア・欧州）の違いなど学びあるお話を頂きました。また両者とも日系・外資系企業とわず、日本語や日本文化理解の大切さを説いて頂きました。参加した外国人留学生からは直近に迫っている就職活動の中で、「外国人らしさ」と「自分らしさ」の訴求方法（その加減の難しさ）、外国人から日本企業への歩み寄り（文化理解等）がある一方、日本企業側の制度等の歩み寄りの有無（公平性の担保）等、ツボをついた質問も相次ぎ、非常に有意義な時間になったと思います。全体コーディネーターとして関学卒業生だけを集め開催することは困難を極めるのですが、参加した外国人留学生には、関西学院大学での「つながり」を大切にし、スクールモットーである「マスタリー・フォア・サービス」を心に刻み、これからの学生生活や社会人生活を送ってほしいと思っております。