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カルティエの予約制イベント「クラッシュ ドゥ カルティエ」期間限定ポップアップに行ってきました

こんにちは、かなにこふ @kananicof です。メーカー勤務のそのへんの会社員ですが、趣味で製品プロモーションイベントによく行くので、自分用の記録もかねてレポートを書くことにしました。

※イベント代理店→メーカーマーケという経歴なので、主催者・運営者よりの目線になりがちです。

※おもいっきりイベントのネタバレをするので、何も知らずに行きたい!という方は見ないでください。

・・・

今回は、カルティエが発表した新しいジュエリーコレクション「クラッシュ ドゥ カルティエ」の期間限定ポップアップイベントに行ってきました。

▽イベント概要はこちらをどうぞ

5/26(日)までやっているので、レポートを見て面白そうだと思ったら、ぜひ行ってみてください。

一言でいうと、コミュニケーション大事!カルティエ欲しくなる!アートは難しい!そんなかんじのイベントでした。(一言じゃない)
最近ポップアップに行きまくりの私ですが、人のぬくもりを感じる素敵なイベントだったので行って良かったです。

以下、長くなっちゃいましたがレポートをどうぞ。

0- 事前予約

ポップアップイベントにしては珍しく事前予約制でした。まずCartierのLINE公式アカウントと友だちなり、トーク画面から予約フォームへ、という流れ。(ラグジュアリーブランドがよくやっているLINEのアカウント連携はなし)

予約制の良いところは、なんといっても並ぶ心配がない&会場内がぎゅうぎゅうにならない!

主催社的には予約時にリード(メアドやLINEなど)を獲得できる、事前に来場人数の目処が立つなどのメリットがありますよね。

まあ予約が埋まらなかったらお腹が痛くなるんですけど...。

ちなみに私が予約したときはかなり空きがあったし、当日会場前でも呼び込みをしていたので、予約なし入場もできそうな感じでした。(もしくはその場で予約する形かも)

1- 外観と受付

会場は、ルイ・ヴィトンが今年1月に期間限定ストアをオープンしたことで話題になった明治神宮前駅すぐのイベントスペースです。(もちろん私も行きました。各店舗から集められた店舗スタッフさんの接客がさすがでした...)

ヴィトンのときはカラフルなモノグラムの壁面が印象的でしたが、今回のカルティエはこんな感じ↓

中、全然見えへんタイプね。
新しいジュエリーコレクションのビジュアルを全面に出した外観でインパクトありますね。ちなみに手前に写っている赤いジャケットの男性はスタッフさんで、イベントの呼び込み要員。

関係ないけど、ラグジュアリーブランド主催イベントは100%スタッフが美男美女。今回も外注っぽいイベントスタッフはみんな美男美女でした。モデル事務所に発注してるんだと思うけど、単価が気になる・・・。

受付は会場前でスタッフさんに予約確認メールを見せる形。これまたここ1-2年よく見かける、画面にスタンプ押せるやつが導入されてました。これは完全に自分用のメモだけど、使ってたサービスはこれ(URLから特定)↓

最近だとほぼ日の生活のたのしみ展のスタンプラリーでも使われてましたね。(システムは一緒じゃないかも)

2- 二面性を空間で体験するコンテンツ

◯エントランスで内容説明
入場するとすぐエントランスカウンターでスタッフさんがお出迎え&イベントの概要説明をしてくれます。今回のイベントでは、新ジュエリーコレクションのテーマである「二面性」を体験できるそう。 

しょっぱなからラグジュアリー感のある空間で高まりますね。やっぱりリアルイベントは入り口大事だな...

↓キャプションによる説明はこんな感じ。自分で選んだ選択肢によって入れる部屋が変わるスタイルらしい。わくわく!

(MAZEが迷路って意味だって知らなくてググりました)

◯鏡に写った質問に答えて部屋を選択
会場を進むと鏡のようなタブレット端末が現れ、それを一人ずつ操作して質問に答えます。

その回答によって、対になっている部屋の片方に案内されます。年末年始にやってる芸能人格付けチェックと同じ手法ですね。浜ちゃんは入ってきません。

それぞれの部屋は著名人(夏木マリ、諏訪綾子、とんだ林蘭、Nulbarich)がキュレーションを手がけているそう。

◯諏訪綾子さんの部屋
まずは食のアーティスト、諏訪綾子さんのお部屋。「昼下がりか夜か?」という質問に対して、「昼下がり」を選択しました。

昼下がりの明るさが食べ物で表現された素敵な展示でした。展示物は食べられないけど、スタッフさんが飴をひとつぶくれます。
五感刺激してくるやん...

◯Nulbarichの部屋
Spotifyが激推ししてくるアーティスト、ナルバリッチのお部屋。「金曜の夜のすごし方、家?外?」「外」を選択。

電気ピカピカのおしゃれルームでした。金曜の夜の外出ということは、これが…華金というやつ...?

Nulbarichの曲?声?(多分)が響いてました。ファンだったらテンション上がりますね。

↓照明のタイミング次第で、猟奇殺人鬼みたいな写真が撮れます。

/次はお前だ...\

◯とんだ林蘭さんの部屋
質問は「真面目か型破りか」。私は「型破り」にしました。部屋に入る前に、スタッフさんに特殊なライトを渡されます。

暗い部屋に入って、このライトで壁を照らすと...

映像が浮かび上がる!これ楽しかったです。なんていう技術なんだろう...。動画だとこんな感じ↓

◯夏木マリさんの部屋
著名人最後は、女優の夏木マリさん。質問は「現実主義か夢見がちか」。たしか「夢見がち」にしました。真っ赤な部屋にマイクが3本。

前に立つと夏木マリさんの声がします。言われたフレーズに対して、反対の言葉をマイクに向かって言うと、格言を授けてくれる仕組みでした。

私がもらった格言は「人生崖から飛び降りなさい」。バンジージャンプいこうかね。

◯最後は"ROYAL"か"REBEL"か

2Fに上がって最後の部屋。ここはアーティストコラボではなかった?のかな?私はここが一番楽しめました。

質問は「"ROYAL(優美で気高い)"か"REBEL(強く野心的)"」

強く野心的」は鏡が乱立している部屋で、一つだけ鏡風の大きなモニターになっていました。モニターの前に立つと、鏡に写っているように自分の姿が映し出され、動くと自分の体だけがぐにゃぐにゃになる不思議なエフェクトを体験できました。近づくと鏡が割れるようにパリン!となります。楽しい。

ここでは選ばなかった方の部屋にも入れたので、「優美で気高い」も体験できました。「強く野心的」と同じく鏡とモニターの展示で、モニターで体験できるエフェクトだけ違いました。

合わせ鏡に時差が発生したみたいな感じ。これは動画撮りたくなりますね。(関係ないけど首の後ろの日焼けがすごすぎて精神的ダメージ。)

メインコンテンツの「二面性が体験できる迷路」はこれでおしまいです。

3- 動画がもらえるフォトブース

最近のポップアップイベントでは必ずと言っていいほど用意されている、フォトブースで撮影した写真や動画がデータでもらえるサービス。このイベントにもありました。

背景の動きと動画加工で、部屋が回転しているように見える動画。おもしろい!
撮影しているときスタッフさんが褒めてくれすぎて恥ずかしかったです。(ありがとうございます。)

ここでしか撮れない写真や動画はSNSにアップしたい欲を掻き立てられますね。

細かい話ですが、もらえるデータの画質がわりとよかったです。こういう系のコンテンツは画質がガッサガサなことが多い。

4- 70万のジュエリーを試着

迷路を体験して、写真ももらえて大満足〜!と思っていると、スタッフさんが「実際にジュエリーの試着ができますよ」とのこと。なんですって...!

このイベントでは、今回発表されたジュエリーコレクション「クラッシュ ドゥ カルティエ」を実際に試着できるそう!

↓こんな感じのラグジュアリーなカウンターに案内され、1組ごとにスタッフさんがついてくれます。

「よかったらつけてみてください〜」と持ってきてくれたブレスレットを試着。

お値段なんと、¥769,500...!
ファビュラスかよ〜!!

しかもドリンクまで出してもらえる。(これまた「二面性」がテーマで、クランベリージュースかスパークリングウォーターかを選択できました。)

至れり尽くせりや・・・

カルティエのアクセサリーなんて絶対買えないワーキングプアのOLにもまったく嫌な顔をせず、指輪やネックレスも試着させてくれました。スタッフさんすごく感じがよかった・・・。ちなみにこのイベントでジュエリーのご案内をしているのはみんな、本社勤務のスタッフさんたちだそう。店舗スタッフじゃなくても接客と商品説明ができるのって地味にすごい。

5- 全体の所感(よかったところ)

◯事前予約制
事前予約制のいいところは、
• 来場者を待たせなくて済む
• (インビテーションメールなどで)期待感を演出できる
• 会場内の混雑具合を調整できる
などがあるかなと思います。

特にカルティエのようなラグジュアリーブランドは、余裕のあるおもてなし感が重要かと思うので、予約制はぴったりですね。去年話題になった、エルメスのシアター型体験イベント「彼女と。」も予約制でした。

◯飴やドリンクなど、視覚以外の演出
食べ物やドリンクの提供は管理が大変だと思うし、それなりにリスクもありますが、参加者としては満足度がグッとあがりますね。ただのドリンクではなく、イベントのテーマに則したメニューになっているのも素敵でした。

◯著名人キュレーションの部屋
「あの人の部屋なんだ」と思いながら見ることができるので、ただの展示より面白みがありました。個人的にはとんだ林蘭さんの部屋と、最後の鏡の部屋のような、説明がなくても感覚で楽しめるコンテンツが好きでした。

◯試着体験&スタッフさんとのコミュニケーション
数十万するアクセサリーを身に着ける経験はなかなかできないので、とてもドキドキしました...。
わたしのような庶民はハイブランドのスタッフさんと話す機会も滅多にないので、カルティエのスタッフさんに接客してもらったこと、またそのスタッフさんの丁寧な接客ぶりを通してカルティエの印象がすごくよくなりました。

「カルティエって、なんか高級な時計とかのブランドだよね?」状態だった私ですが、スタッフさんからカルティエはシルバー製品を取り扱っていない(全てゴールドかプラチナ)、年に1回メンテナンスができる、などカルティエ知識をたくさん授けてもらえました。

製品は持っていないけど、実際に試着したり、スタッフさんと会話したりすることで、確実に私のなかの「カルティエへの思い入れ」が深まったなあと。

そして、普段ハードルが高いラグジュアリーブランドへの最初の接点として、こういったリアルイベントはとても良い手段だと実感しました。

6- 全体の所感(いまいちだったところ)

◯コンテンツに感性が追いつかない
お前のセンスの問題だろ...と言われそうですが...。コンテンツが割と唐突に始まるので、「楽しみ方はこれで合っているのか...?」と不安になることがしばしば。ただし、理解できない部分に高尚さを感じるのも確かなので、説明を足すべきかと言われると微妙。

◯事前情報のなさ
事前情報が本当に少なかったです。期間限定、著名人コラボ、迷路、くらいしか分からなかったのでは?所要時間も予約時には分からないので、何時に予約しようか迷いました。
予約すると1名まで同伴者を連れて行ける仕組みなのですが、それも予約完了しないと分からないため、私と友達は各自で予約しちゃいました。その分枠が埋まるのでもったいないですね。

◯二面性を体験、といいつつ一面しか見れない
書いて字のごとく...!芸能人格付けチェック式なので、選択した部屋しか見ることができず、二面性ならではの対比を楽しむことができませんでした。
参加者自ら進路を決められる方式は、没入感を演出する良い手法だと思うけど、反対の部屋もちらっと見られると嬉しいですね。

◯予約がLINEである意味が特にない
これは完全に同業目線ですが「LINEの友だち増やしたかったのね...」というKPIが透けてるかんじが気になりました。ヴィトンのイベントのときは、LINEビーコンを使って来場のお礼メッセージが来たので、それと比べちゃったのかも。予約窓口がLINEに統一されていたので、何らかの仕掛けを期待してしまいました。

◯立地が当日の集客に向かない
明治神宮前駅からすぐで、建物もインパクトがあるのでアクセスは良かったです。表参道の端っこ、代々木公園に続く道ぞいなので、ふらっとショッピングで通りかかる、という人は少なそうでした。今回は予約制のイベントなので基本は問題ないのですが、空き枠が出て当日集客する可能性があるのではあれば、リスキーな場所だなと感じました。(運営目線)

◯ガチのラグジュアリーブランドが期間限定イベントをやる難しさ
とっても素敵な空間作りでしたが、やっぱりレンタルスペースの元の建物感が見えてしまったり、壁面・造作などが一時的な利用を想定されているので、店舗と同一のラグジュアリー感とはいかないです。

今回は、店舗のような接客が受けられるなど、ラグジュアリーな演出が多かったので余計もったいなさを感じました。

イベントのテーマをチープなものにして、ラグジュアリー×チープの面白さを演出したり(去年カルティエがやったコンビニ風イベント「カルチエ」がまさに)、コレクションのテーマがストリートぽかったりするとハマる気がします。

もしくは、店舗がきっと素敵だと思うので、店舗に誘導する仕組みがあると良いかもですね。(LINEでこれから訴求していくのかもしれません)

まとめ

今回のイベントの感想は、

・人とのコミュニケーションがブランドへの思い入れになる!

・ゆったり自分のペースで見られることは価値!

・カルティエのアクセサリーほしい!!!

でした。友達と行って別々の部屋の感想を教えあって楽しんだり、彼氏や夫の前で試着をして「かわいい〜買って〜」「70万?安いじゃん、10個買えよ」みたいな茶番をやったりするのがおすすめです。

>>予約はこちらから。(週末まだ空いてます)

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たにかな

メーカーでマーケティングの仕事をしています。製品プロモーション系のイベントに行くのが趣味です。からだの半分が餃子でできています🥟

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